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  • アニメキャラ・バトルロワイアル 2nd @ wiki
  • 読書の時間

読書の時間

最終更新:2022年09月05日 21:44

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読書の時間 ◆Wf0eUCE.vg




太陽は高く、時刻はじき正午。
ここは端っこジーワン駅。
人気はなく喧騒もなし。
ただページを捲る音だけが響いていた。
本当にここが戦場なのかと疑いたくなるほどに静かな世界。

駅のベンチに座りあたしは本を読んでいた。
そのすぐ隣で、同じく金ピカに輝く男が本を読み漁っている。

あたし達はモノレールを待っていた。
駅に到着したのは10時になろうかという時刻だった。
時刻表によれば次の到着は正午。
待ち時間は長く、歩いたほうが早いんじゃないかと言うあたしの意見は、モノレールに乗りたいという意見(わがまま)に却下され。
こうして、待ち時間を潰すため、何故か大量にある本を読み漁っているのだった。

あたしが今読んでいるのは金ピカがすぐさまほっぽらかした『BATTLE ROYALE』という本。
持ち辛いったらない位の分厚さに、重々しいまでの黒の外装。
黒の外装に似つかわしく、その内容は――――殺し合い。
とある国の中学校から選ばれた一クラスの生徒達が、隔離された小島に集められ、最後の一人になるまで殺し合いを強要される。
殺戮。虐殺。疑心暗鬼。
あらゆる最悪が詰め込まれたバトルロワイアルから果たして主人公は生き残れるのか?
まあ、だいたいストーリーはそんな感じだ。
それを読み耽りながら、あたしの頭に思い浮かぶ感想は、主人公の性格が気に食わねぇなぁ、とか、面白いとか面白くないとかいうモノではない。
なんと言うか、それ以前にこれは…………

「ねぇ金ピカ……」
「なんだ、蜘蛛女。その本の感想でも述べたいのか?
 語りたいのであれば勝手に語れ。面白ければ耳を傾けてやらん事も無いぞ」
本を読む手を止めるでもなく、興味なさげに相槌を返す金ピカ。

「そうじゃなくて。いや、全然違うってわけでもないけど。
 この話って、さあ………なんか今の状況と似てない?」
あたしの言葉に耳を傾ける気になったのか、金ピカは本を読む手を止めて目を細める。

「ほう……どこが似ているというのだ?」
「どこって、まんま殺し合いって状況に、この首輪でしょ?
 あと禁止エリアとかルールは大体一緒じゃない。
 だから――――」
「――――だから、この物語がこの遊戯のモデルなんじゃないか?
 そう言いたいのであろう?」
「あ、うん。その通りだけど」
金ピカは少しだけ愉快そうな顔をしながら、こちらの意図など見透かしたような言葉を放つ。
そういえば、こいつは先にこの本を読んでいるのだから、同じ考えに至ってもおかしくはないわけか。


「そうだな、これを見たなら大半のモノがそう思う。
 そして、こう擦り込まれるワケだ。
 ”殺し合いの話をモデルにしているのだから、この状況も殺し合いに違いない”と。
 それだけの話だ。その小道具がここに存在することに、それ以上の意図は無い。
 意図が読み取れたのならば、それ以上読んでも無駄というものであろう?」
「いや、擦りこまれるもなにも、実際殺し合いじゃないの、これ?」
金ピカの口ぶりだと、まるでこの状況が殺し合いじゃないと言っているように聞こえる。
今のところ金ピカという安全圏にいるあたしは呑気なものだが、実際すでに死者も出てるれっきとした殺し合いだ。

「ああ、そうだな。本質がどうあれ、殺し合いに違いはあるまいよ。
 そしてこの話を参考にしているのも確かだろう。だが本質は別にある。
 聖杯戦争と同じだ。殺し合いなど本質を隠すための隠れ蓑に過ぎん。
 よいか? この場合、考えるべきは共通点ではなく相違点だ」
「相違点……?
 この本の話と今の状況と違う点ってこと?」
「そうだ。例えば相違点の一つに能力制限があるか。
 この一点だけを取っても、この実験の本質がある程度は見えてくる。
 この実験は一見すれば壺毒に近い。だが、その実まるで違う。
 壺毒は死にこそ意味がある。能力制限などは死を遠ざける足かせにしかならん」
「まあ……たしかに。てか逆効果じゃん」
こっちからしても無駄に動き辛いし、あのオッサン、何でこんな制限つけてんだ?

「その通りだ。端からつまらん制限などつけずにおけば、半刻と待たずこんな遊戯は終わっている。
 そうなっては困るのだろう。
 つまり、この実験の”死”に意味はない。
 意味があるのはその過程なのだろう」
「過程って……」
呟いてみて、すぐさま思い至る。
死の過程、そこにあるもの。
なんてことはない、それはあたし達には慣れ親しんだものに過ぎない。

「……そっか、戦いか」
こんな場所で病死や老衰もあるまいし、死ぬとしたら戦って死ぬ以外にはありえない。
あたしの答えを聞いたギルガメッシュは満足げに口の端を吊り上げる。

「そうだ、我とお前が最初に出会ったときを思いだせ。
 本来戦いにすらなりはしないこの我と貴様ですら”戦い”になったであろう?
 能力制限はそのためのモノだ」
力の差がありすぎれば、それは戦いではなくただの虐殺にしか為り得ない。
確かに、力の差が縮まれば戦いは生まれるだろう。

「さて、時に蜘蛛女。貴様の能力制限はどうなっている?」
「どうって、エレメントは少し強度が落ちてる感じがするけど……
 そう言や、チャイルドに至っては完全に出せないわね」
よくよく考えれば、エレメントは出せるのにチャイルドだけ出せないのもおかしな話だ。
本来セットのはずのモノが片方だけ出せなくなるとはどういうことだ?

「その”チャイルド”とはどういったものだ?」
「どうって聞かれても、あたしも詳しくは知らないわよ。
 エレメントと同じでHiMEの能力と言うか……なんと言うか……」
チャイルドがなんなのかと聞かれても答えられるはずも無い。
そこらへんの詳しい事情は凪かチビッ子学園長辺りに聞いてほしい。

「当ててやろうか? チャイルドとは大方、召喚獣のようなものであろう?」
「あ。そうそう、そんな感じ。
 って、何でわかったの?」
「簡単な話だ。能力制限が”戦い”を生み出すためのモノとして。
 なぜこれに限って”制限”ではなく完全に”禁止”されているのか。
 その理由を考えてみろ。
 そうすれば自ずと推察できる話だ」

「えーっと……強すぎて戦いにならない、とか?」
ジュリアや玖我の犬コロはともかくとして、藤乃や鴇羽のチャイルドは桁が違う。
あれに暴れられては会場は一瞬で火の海、瓦礫の山だ。

「ほう。大きく出たな蜘蛛女。
 それはこの我を相手取っても同じ事が言えるのか?」
「…………あ」
そうだ、ここにはチャイルド並の、それ以上の化け物がゴロゴロいるワケだ。
強さという点なら、チャイルドだけ封印される謂れはない。
むしろ化け物相手ならチャイルドが在ったほうが、まだ戦いになるだろう。

「では何故それに限っては弱体化ではなく封印なのか?
 他の能力とそれの違いは何か?
 答えは簡単だ。
 それが本人とは別の意志を持つモノを生み出す能力だからだ。
 つまり、それに戦わせては意味がない。
 きっと”本人”が”戦う”ことに意味があるのだ」

「なにそれ、結局のところ戦ってなんの意味があるの?
 っていうか、そんな理由でHiMEだけ能力封印だとか、なんか不公平じゃない?」
「たわけ、そのようなこと我が知るか。
 だが、なにか目的のために封印されているのなら。存外、目的が達成されれば封印は解かれるかもしれんぞ?
 まぁ、どうでもいい話だが」
ふん、と興味なさげにギルガメッシュは吐き捨てる。
いやいや、こちらにすれば死活問題なんですが。

「さて、他の相違点と言えば、禁止エリアがあるか」
HiMEの死活問題には本当に興味がないらしく、早くも次の話題に移る金ピカさん。
……まあ、いいけど。チャイルドよりもこいつに戦ってもらったほうがとりあえずは安全だし。

「って、ちょっと待って。禁止エリアはあるじゃない、この本のルールにも」
「名目と効果は同一だろう。だが宛がわれる意図と役割が違えば別物だ。
 そもそも、この禁止エリアとはいったい何のために存在するのだ?」
「なんでってそりゃ、動ける場所を限定して遭遇率を上げたり、隠れてるやつ等をあぶりだすため、とかそんなんじゃないの?」
まあ、この本の受け売りだけど、そんな感じで間違いはないだろう。

「ああそうだ。我も初めはそう思っていた。
 だが、蓋を開けてみればどうだ?
 まるで無意味な場所ばかりを指定し、人が集まるような拠点は放置だ。
 適当に決めているワケでもあるまいし、これでは炙り出しも何も無いだろう」
あまり気に止めてはいなかったけど、確かに、言われてみればそうだ。
まだ禁止エリアは三箇所、偶然で片付けられる範疇とは言え、一つも施設は封鎖されていない。
それどころか施設を避けているようにも思える。

「これは見方によっては、参加者を誘導しているようにも見える。
 さて、奴は参加者をどこに誘導し何をさせたいのか。
 はたまた、何を見つけさせたいのか。
 まあこれに関しては次の放送を聞けばよりハッキリとすることか」
金ピカは誰に話しかけるでもなく一人、自らの言葉に頷く。
自己中ここに極まれりといったところか。

「ああ、放送と言えば、奴はこんな事を言っていたな。
 ”一人、螺旋の力に目覚めた”と。
 何故わざわざご親切にもこんなことを明かす必要がある?
 嬉しさのあまり口を滑らせたか?
 それこそまさかだ。これ程の事を行う輩がそんな迂闊な阿呆でもあるまい」
何が楽しいのか。
語りながら、ギルガメッシュは口元に笑みを張り付かせている。


「大体これほど書物が支給されている時点でおかしな話だ。
 これを凶器にする訳でもあるまいし
 大体本当に殺し合いをさせたいのなら本など支給する必要はあるまい。
 では本とは何だ?」
「いや、なにって本は本でしょ?」
「たわけ。本とは情報だ。
 この舞台。施設といい、図書といい。奴の発言といい。
 あからさまなまでに参加者を釣る情報という餌がばら撒かれいる。
 まるで何かに気付いて下さいと言わんばかりにだ。
 は。これでは釣堀か何かのようではないか。
 ここまで露骨過ぎては釣られてやる気にもならん。
 もっとも、釣り餌に喰らいついた者(さかな)の末路など語るまでもないだろうが」
嘲笑うかのような冷笑。
それはきっと、ギルガメシュの言うところの釣られた魚に向けられたモノだろう。
あのオッサンがキャッチ&リリースするようなエコロジストでもない限り、釣られた魚はまな板の上ということか。

「結局のところ奴は情報を明かしてなにがしたいのか?
 何故明かす? 何故見せる?
 何を明かす? 何を見せる?
 その意図は? その意味は?
 いったい奴は、何を期待している?」
矢継ぎ早にギルガメッシュは問いを投げる。
その問いかけは誰へ向けたモノか。
あたしに対してか、己に対してか。
それとも、ここいない誰かへか。
少なくとも答えを知らないあたしは押し黙るしかない。

「まあよい、残りは宿題だ。己で考えておけ」

元から答えなど期待していなかったのか、それとも、既に答えを得ているのか。
金ピカはあっさりと問答に見切りをつけ読書を再開する。
先ほどの話で色々気になるところはあったのだが、こうなってはもう駄目だろう。
こいつに一度失った興味を取り戻させるなど、この殺し合いを生き残ることより困難だ。

金ピカが先ほどから熱心に読み耽るのはやたらと分厚い一冊の本。
ティム・マルコー著『今日の献立一〇〇〇種』。
本を読み進めながら、ギルガメッシュは満足げな笑みを浮べている。
献立見ながら笑う様はなんかアレだ。

「……ねぇ。面白い、それ?」
「悪くはない。
 生きた人間を材料に錬金術を用いた”賢者の石”とやらの創り方が書かれているが。
 この錬金術も、我の知る――穴倉の輩が使う――錬金術とも形態が異なるようだ」
…………スゲエ献立だな、ティム・マルコー。

「足りぬものを一から創るのではなく、既にある余所から持ってくるのは効率的だ。
 増えすぎた余分なものから使える部分を抽出して、道具を生み出すこのやり方は理想的とも言えるであろうよ」
本当に感心したような声でそう呟くギルガメッシュ。
だが、さっきこいつは、その材料が、なんであると言ったか?

「余分なモノって……人間がってこと?」
「そうだ。今の世は余計なモノで溢れている。
 我の時代の話なのだがな。
 十人の奴隷を選び、その中で“いなくともよい”モノを殺そうとした事がある。
 どうなったと思う?」
我の時代、という謎発言はスルーして。
無視する訳にもいかないので、一先ず考えてみる。

「そうね……全員殺した、とか?」
奴隷なぞ皆殺しだぁ、とか言って。
こいつの性格ならやりかねない。
だが、ギルガメッシュはあたしの言葉に頭を振る。

「いやいや。それがな、一人も殺せなかった。
 いかな人足とは言え無駄なモノなどいなかったのだ、かつての世界には。
 だが、現界してみればどうだ?
 今の世ならば十人どころか何千という人間を選んだところで、殺せない人間など出てこまいよ。
 なんとも人間に優しい世界になったものだ」
そう言ってギルガメッシュは皮肉げに肩をすくめる。
その様は酷く残念がっているようにも見えるし、酷く楽しんでいるようにも見える。

「ただ無価値なものが数ばかりが溢れている世界なぞ、見ているだけで気色が悪い。
 わかるか? 多いという事は、ただそれだけで怖ましい。
 怖ましきは一掃するが正義というものだろう?
 我は豪勢な物を許す。装飾華美など最も愛でるべきものだ。だが余分なモノに与える意義などない。
 そんな無意味で無価値な余分なモノなぞ、生きる権利をすら勿体ない。
 せめて穢れた生の苦より救うために死を遣わせるのが、情けと言うものであろう?」

驚くほど冷たい赤い瞳。
こいつは本気で多いというだけで人を無価値と断じている。
そしてこいつは、本気でそんな理由だけで人が殺せるのだろう。

「まあ、この場所に集められたものはある程度の人選はされているようだ。
 多少の小石はあれど、無価値なものは少なかろう。その点はよい。
 だが、選定はあくまで我が行う。奴の定めた人選なぞ、畜生にも喰わせてしまえ。
 弱者はいらん、我が統べるに値するはあくまで強者のみだ。
 この程度の事態で脱落するような輩は我が統べるに値しない。
 蜘蛛女。我の従者となれたこと、もっと喜んで良いのだぞ」

あーそーっすか。光栄すぎて涙がでそうだ。
モノレール早く来ねーかな。

「まあ、このままこの実験とやらが進めば、必然的に我が統べるに値する強者が生き残るだろうが。
 こんな遊戯は早めに潰すに限る。これ以上おめおめと人間が殺し合うのを放置しておくのも性にあわぬからな」

正直、驚きだ。いや、マジで。
この自分のこと以外考えていない、散々人を無価値と断じてきた男から、まさか、他の参加者を心配をするような発言が飛び出すとは。

「……どういう風の吹き回しよ。アンタがそんなこと言うなんて?」
「驚くことはあるまい。我は、我以外の者が人を殺める事を善しとせん。
 人が人を降せばつまらぬ罪罰で迷おう。その手の苦しみは楽しくもないからな」
本に目を落としたままギルガメッシュはそう言った。
むちゃくちゃな奴だけど、こいつにはこいつなりの正義心があるのかもしれない。
まあ、その正義心もむちゃくちゃなのが問題なんだけど。

「さて、モノレールも見えてきたか、直に放送だ。準備しておけよ蜘蛛女。
 定時内容の他に、きっと奴がつまらんことを抜かすぞ」
くっ、と喉を鳴らしながら、ギルガメッシュは本を(あたしの)デイバックに仕舞い込む。
「つまらんことって、何よ?」
「さてな。聞けばわかることだ。
 精々聞き漏らさぬようにすることだ」
そう言ってギルガメッシュはベンチから立ち上がった。
あたしも同じく席を立つ。

太陽は高く、時刻はじき正午。
ここは端っこジーワン駅。
人気はなく喧騒もなし。

モノレールが駅に到着する。
静寂に鳴り響くブレーキ音。
それを掻き消す様に天上から声が響いた。




【G-1 道路/一日目 昼】

【結城奈緒@舞-HiME】
[状態]:健康、眼帯を外したい
[装備]:衝撃のアルベルトのアイパッチ@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-
[道具]:支給品一式、パニッシャー@トライガン、全てを見通す眼の書@R.O.D(シリーズ) 、奈緒が適当に集めてきた本数冊 、『原作版・バトルロワイアル』 、『今日の献立一〇〇〇種』
[思考]
基本思考:面倒なのであまり戦いたくない。ヤバくなったら真面目にやる。
1:とりあえず金ぴかと一緒に行動する
2:攻撃してくる人間を殺すのに躊躇いは無い
3:藤乃にはあまり会いたくない

※本の中の「金色の王様」=ギルガメッシュだとまだ気付いていません。
※ドモンの発した"ガンダム"という単語と本で読んだガンダムの関連が頭の中で引っ掛かっています。

【ギルガメッシュ@Fate/stay night】
[状態]:健康
[装備]:巳六@舞-HiME、黄金の鎧@Fate/stay night
[道具]:支給品一式、シェスカの全蔵書(1/2)@鋼の錬金術師
[思考]
基本思考:打倒、螺旋王ロージェノム。【乖離剣エア】【天の鎖】【王の財宝】の入手。
1:モノレールを用い、北上する。出会えば衛宮士郎を殺す。具体的な目的地のキーワードは【高速道路】【河川】
2:異世界の情報を集めておく。
3:宝具、それに順ずる道具を集める
4:目障りな雑種は叩き切る
5:ドモンに不快感
6:エレメントに興味

※学校の図書館には様々な異世界の歴史を記した本があります。
(ただしどれだけ関係ない話があるか、どこまで詳細かは不明。
 少なくとも参加者の名前や能力については述べられていない。
 また1stガンダム~ガンダム00まで全黒歴史を紹介するなど、関係ない情報も相当数紛れている)
※主催者による監視を警戒しています
※今日の献立一〇〇〇種はシェスカの全蔵書から出てきた物です。
※参戦時期は原作死亡時。


時系列順で読む

Back:鉄の、無敵の、 Next:読子達がみてる

投下順で読む

Back:鉄の、無敵の、 Next:読子達がみてる

141:金ぴかと本と熱血格闘家とあたし 結城奈緒 181:ギルガメッシュ先生の黄金授業
141:金ぴかと本と熱血格闘家とあたし ギルガメッシュ 181:ギルガメッシュ先生の黄金授業

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