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  • 〝天壌の劫火〟

〝天壌の劫火〟

最終更新:2023年05月19日 22:31

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だれでも歓迎! 編集

〝天壌の劫火〟 ◆LXe12sNRSs



 ◇ ◇ ◇


 藤乃静留とヴァッシュ・ザ・スタンピードの対立から、遡ること半刻。
 螺旋王による四回目の放送が終了したその頃、少女は一人、空中で悶え苦しんでいた。

「ぐっ……うう……づぅぅぅ……」

 頭と胸を押さえながら、嗚咽を漏らす。
 手首と足首に装着された輪――エレメントから湧き上がる炎は、今にも消えそうなほどに儚い。
 炎は少女が飛行するための動力源のようなものであり、少女を守る盾であり、少女に与えられた使命を果たすための火器だ。

「『エリア中心部付近に陣取り、目に止まる全てを燃やす』……く、っ」

 痛みで忘れぬようにと、無意識に命令の内容を口にする。
 燃やす――肝心なのはそこだ。炎のエレメントを有する彼女だからこそ与えられた、崇高なる使命。
 それがなにを齎すのか、そもそもなんの意味があるのか、少女自身は知らないが別に問題でない。

「ラッドルッソ、ラッドルッソ、ラッドルッソ……」

 命令とは別に、少女の中で蹲って退こうとしない男の名が、口に出る。
 殺人狂。大切なものを奪う側の住人。忌むべき敵――少女は、ラッド・ルッソという男を憎んでいた。
 憎しみという名の想いがエレメントの火力を強め、しかしその火勢は一向に安定しない。

「あた、あたし、は……ぐぅぅぅ!?」

 ふらふらと宙を漂っていた少女は、激痛に襲われるがまま、地上へと落下した。
 長く墜落気味であったため、既にかなり高度が落ちていたのが幸いとなる。
 少女は滑るように地に落ち、すぐに起き上がることはできず、その場に倒れ伏した。

「ラッドルッソ……死……あが……燃やす……全て……ぐッ……燃やすぅ……がぁ……ら、だ……D、ボゥイ……!」

 消え入りそうな声で呟くのは、少女の脳内に羅列された様々な記号。
 忌むべき敵、ラッド・ルッソ。
 果たすべき命令、絶対遵守。
 従うべき意志、ラダム。
 帰りたい場所。
 全てが等しく同価値であり、均衡していた。
 だがその均衡が今、先ほどの放送によって崩れようとしている。

「ぐっ……が、ハァ……はぁ、はぁ……ふ、ふ、ふぅ……」

 呼吸を強引に整え、言葉を発そうと痰を飲み込む。
 彼女に異変を与えた衝撃を、否定するような大声で。

「っ……ラッド……ラッド・ルッソが、死んだ!?」

 第四回放送で少女が耳に留めたのは、ラッド・ルッソ死亡の通告だけだった。

「なんで……どうして……違う、いい気味、いい気味……けど、じゃああたしは……あたしは、どうなるの?」

 肩が異様に重い。手先と足先が震えて、力が上手く入らない。
 立ち上がることができないので、少女は道路の上を這う。
 ざらついたアスファルトの感触が、少女の皮膚を擦り、傷をつけた。

「ラッド・ルッソ……ラッドルッソぉぉ……」

 心霊現象に遭遇したときのような、弱々しい叫び。
 エリア中心部へ向かおうとする前向きな体とは逆に、脳は後ろ向きな憎悪に支配されていた。

 ラッド・ルッソ。
 少女が行動を共にしていた男――Dボゥイの弟を殺し、さらにはDボゥイ自身も殺そうとした、殺人狂。
 初めて相対したのは、ソルテッカマンという強大な力を手にしたとき。
 あのときのラッドの殺害対象は、他でもない自分であるはずだった――それが過去形だということに、少女は気づく。
 事態は、彼女を置いてどんどん先に進んでしまう。

「憎い、憎い……憎まなくちゃ、憎まなくちゃいけないのにぃ……」

 少女の大切なものを奪おうとした、ラッド・ルッソ。
 彼の存在は、少女が少女でいるための支え、ラダムに抗うための杭の役目を担っていた。
 人間としての憎しみで、少女はラダムの支配から逃れようとしていたのだ。
 懸命に、それがとても破滅的な方法であるということにも気づかずに。

「あたしは、なにを憎めば……」

 ラッド・ルッソが死んでしまったら、憎むべき対象を失ってしまったら、どうすればいいのだろうか。
 あるいは、どうしようもないのか。この身を、体内のラダム虫に差し出すしかないのだろうか。
 嫌だ。それだけは嫌だ。自分が自分でなくなる、大切なものを失う、Dボゥイへの想いを失うことが――怖い。

「やだぁ……やだよ……助けて……誰か、助けてぇ……」

 少女――鴇羽舞衣は望む。
 大切なものを奪われないという保障、絶対的な安心感が得られる救い、自分が自分でいられる術を。

 地べたを這って、虚空に懇願する。
 体内の寄生虫から逃れようと、身が捩れる。
 苦しさと妬ましさと憎らしさが、鴇羽舞衣の存在を焼く。
 手を伸ばした。誰もいない路上で、空手が虚しさを掴む。

(誰か……誰でもいい! この手を、この手をギュッと握り締めて……!!)

 鴇羽舞衣の少女の部分が、弱音を吐く。
 等身大の乙女心は、この苦難に堪えられなかった。

「助け、て…………」

 か細い慟哭。
 その悲しみは、決して報われることなく。
 鴇羽舞衣の差し伸べた手は、パタリ、と折れた。

「――救いが必要かね?」

 鴇羽舞衣の手を掴む者は現れなかった。しかし、

「よかろう。ならば少女よ、私が君を救済しよう」

 救世主は現れた。
 彼の肩書きが自称か、それとも本物かは――鴇羽舞衣にはわからない。


 ◇ ◇ ◇


 破壊による粉塵がヒドラを包む様は、まるで霧けぶる泰山のようであった。
 あの場で巻き起こっているのが争乱であることは、想像に難くない。

 その争乱の場に集うのは、いかなる役者たちか。
 神父、言峰綺礼にとって重要なのはそこだ。

 ギルガメッシュ、ドモン・カッシュ、シータ、衝撃のアルベルト、不死身の柊かがみ、傷の男、牧師の男……生き残っている顔見知りの数は、もう多くない。
 衛宮士郎が殉じ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンが潰え、聖杯戦争の名残も薄れてきた現況。
 管理者ではなく、参加者として舞台に立つ言峰は、なにを目指すのか。

 指針はいらない。彼は気の赴くまま、愉悦の探求に没頭するだけだ。
 牧師とヒドラを歩行の目印とし、しかしその道中に興味をそそるものが落ちていれば、このように足を止める。
 もちろん、声をかけることも忘れない。

「――救いが必要かね?」

 言峰が見つけたのは、深夜の冷たいアスファルトを這う少女だった。
 彼女は悲しみに悶えながら、震える手を虚空に投げ出している。
 温もりを欲しているのだろうが、言峰は手を差し伸べない。

「よかろう。ならば少女よ、私が君を救済しよう」

 与えるのは言霊だけ。その言に込められているのは慈しみか、哀れみか、もしくは呪いか。
 少女は理解などできない。物事を考えるよりも、苦痛を堪えるほうが先決のようだ。

「う……あ……?」
「……とりあえず、名を聞かせてほしいのだが」

 体面を気にする余裕もなく、少女は嗚咽に近い声で鴇羽舞衣と名乗った。
 正確に自己を紹介することはできるようだ。だが、舞衣はいつまで待っても起き上がろうとしない。
 観察を続けるが、別段脚部を負傷しているというわけでもなく、苦しみの原因は外面にはなさそうだった。
 おそらくは内面。彼女の精神に巣食うなにかが、鴇羽舞衣の存在に苦痛を与えている。
 それがなんなのかは……考えるだけでも愉しく、実に興味深い。

「鴇羽舞衣に問おう。君のその苦しみの理由はなんだね?」
「あた、し……の、なかに……ラダムが……」
「苦しみの渦中に身を置きながら、体を這い進めどこに向かおうとしているのか?」
「ラッド……ラッド・ルッソをころす……違う……エリア、中心部、へ……」

 たどたどしく解答を述べていく舞衣に、言峰はふむ、と声を漏らした。

「燃やす……エリア中心部に、陣取って……全部、燃やすぅぅぅ……」

 察するに、鴇羽舞衣の脳内では複数の意志が錯綜している。
 ラッド・ルッソを殺す、エリア中心部に陣取る、燃やす。
 否定形の言が混じることから推察しても、物事の優先順位をつけられていないのが現状か。
 そしてこの悶えよう。目的を果たそうという複数の意志が、彼女の中で鬩ぎ合っているようにも思える。

(何者かに強烈な暗示をかけられたか……もしくは、体内になにかしらの仕掛けを施されたか?
 魔術ではないにしても、この地には数多くの異能者が存在しているようだが……)

 彼女に苦しみを植えつけたその方法、興味深い。
 催眠術の類か、未知の道具を使った洗脳か、何者かの特殊能力か。答えは無数に考えられる。
 少なくとも、鴇羽舞衣という存在が自然にこうなってしまったとは考えにくい。
 誰かしら、彼女がこういう風になるよう仕向けた人物がいるはずだ。

(候補として挙がるのは、彼女が口にしていたラッド・ルッソ……先の放送で呼ばれた名か。
 あるいは、ラッド・ルッソの死が彼女の苦しみを増長させたか?
 彼女の殺すという言……殺意の根源となる感情は、ラッド・ルッソへの憎悪か)

 鴇羽舞衣はラッド・ルッソという男に深い憎しみを抱いている。
 それは殺意に至るほど濃厚で、だからこそその憎しみの捌け口がなくなったとき、精神は磨耗する。
 恨みの対象をなくした彼女が崩壊に至る姿は……想像するまでもなく、今目の前で転がっているのが、そうなのだろう。

(だが、気になるのは『エリア中心部に陣取り全部燃やす』という言だ。
 彼女の抱える苦しみは、見たところ心の葛藤に近い。
 ラッド・ルッソを殺すという意志とは、反対に位置する行動なのか。
 他者が操作したとするならば……この、やけに具体的な行動内容のほうと見て取るか?
 となると憎しみは、彼女自身が抱える闇か)

 言峰は鴇羽舞衣という存在に対し、仮説を立てる。
 彼女を埋め尽くす感情は、憎しみ――ラッド・ルッソを殺したい、という願い――それが不可能になった現実。
 彼女の精神を擦り削るのは、命令――エリア中心部に陣取り全部燃やす――誰かがそう命じたのか。
 双方が凌ぎを削りあっているからこそ、舞衣は苦しみを覚えているのだ。

(人質を取られている……いや、違うな。その程度の条件づけでは、この苦痛には至らない。
 逆らってはいけないなにか。それが彼女の感情に対し、抑止力として働いている。
 ――ますますもって、興味深い。彼女に暗示をかけた人物はいったいどのような術者か)

 壊れた人形には興味がない。だが壊れかけの人形はある意味、言峰にとって最上の状態だ。
 このように、辛うじて自我を保てている少女など……見つめるだけで心が躍る。
 神父の言葉を聞き入れて、少女がどのような顛末を辿るか……想像するだけで、背筋に快感が走る。

「再度問おう」

 這い進む舞衣の進路を遮るように、言峰が立つ。

「鴇羽舞衣、君がいま最も成し遂げたいことはなんだね?」

 舞衣も前進をやめ、言峰の言葉に耳を貸した。

「あた、しの……成し遂げたい、こと……」

 蹂躙されかけた精神で、己の望む結果を考え出す。
 それが言葉という形で発散できるのならば、人間としてはまだ正常だ。
 たとえるなら、罅割れたガラス。槌の一振りで砕け散る、脆弱な人間観は――はたして。

「そうだ、あたしは……!」

 舞衣の身が、ゆっくりと持ち上がる。
 両の手足に装着された輪が、炎を纏って舞衣の全身を浮遊させる。
 糸で繰られたマリオネットのように、気だるい全姿を言峰の眼前に晒した。

「あたしは、あたしのしたいことは……ッ!」

 鴇羽舞衣という存在の覚醒。
 彼女のHiMEとしての象徴たる力――『炎』が、轟々と燃え盛る。


 ◇ ◇ ◇


 Dボゥイへの想い。
 ラッドへの憎しみ。
 ラダム虫による侵食。
 ギアスによる偽りの意志。

 どれもが等しく、舞衣の身を焼いていた。
 優先順位をつけることすら叶わず、だからこそ混沌とし、舞衣の行動に悪影響が及んだ。

「あたしは――」

 神父が問う。
 舞衣の中で燻る複数の想い。
 その、『最も』はなんなのか。

「あたしは、Dボゥイのことが――」

 言峰の詰問が、舞衣の本能に揺さぶりを与える。
 彼女の本質である『愛』が、その『最も』を導き出す。
 身中に蔓延ろうとするラダムを抑えつけ、鴇羽舞衣としての感情を表に出そうとする。
 ただ、このときばかりは。

「――――エリア中心部に陣取って、全部、燃やす」

 舞衣の双眸が、紅く滲む。
 涙を枯らし、虚ろに歪んだ残光。
 抗えはしない、絶対遵守の意志が出張る。

「燃やし尽くす……! なにも、かもぉぉぉぉぉ!!」

 ラダムを看破し、ラッドへの憎悪すらも蹴っ飛ばし、鴇羽舞衣としての感情を表に出した。
 この、鴇羽舞衣の本質を取り戻した一瞬――そこに、ギアスの力は食い込んできた。
 脳細胞に訴えかけ、与えられた命令を遵守するだけの機械へと変質させる力――ギアス。
 ラダムの侵食を抑えつけた今だからこそ、ギアスの力は歯止めなく発動する。

「ふむ。これは予想以上に……」

 割合で表すなら、ギアスが九、ラダムが一、Dボゥイへの想いとラッドへの憎しみが零となる。
 鴇羽舞衣という存在は与えられた命令を行動の基盤とし、肉体活動によって反芻する。
 ここで先行したのは、エリア中心部に陣取るという前段階ではなく、目に留まる全てを燃やすという部分。
 そして今、舞衣の眼前には言峰綺礼の姿がある。

「うあああああああああ!!」

 両の手の平から、炎の弾丸を灯す。
 ルルーシュ・ランペルージが火炎放射器と称したそれは、舞衣のHiMEとしての力の行使だ。

 言峰は振りかかる炎を片腕で払い、踏み込む。
 浮遊する舞衣の体目掛け、槍の如き長腕を突き刺す。
 捉えたは首根っこ。蛙の悲鳴が一声、舞衣の身は言峰の腕力によって支配された。

「静まりたまえ。君の言動は支離滅裂だ。燃やすことが本質だとしても、Dボゥイという名はなにを意味するのか?」
「う……あ……」

 喉を掌握され、舞衣は吼えることも叶わなくなる。
 圧迫による痛みが両腕をだらんと垂れさせ、エレメントの炎も火勢を弱めていった。
 このまま絞め殺せもする状態で、言峰は鴇羽舞衣の切開を進める。

「三度問おう。君の願いはなにか――?」

 ――Dボゥイを……

「四度問おう。願いを果たすための力を、君は所持しているか――?」

 ――持ってる。けど……

「五度問おう。願いを妨げる存在に対し、君はどう力を行使する――?」

 ――燃やす。あたしには、それしかできないから……

「六度問おう。君は、君の願いを果たすことを良しとするか――?」

 ――それは……

 三度の問いに、舞衣がこくんと頷く。言峰が手の力を緩める。
 四度の問いに、舞衣がこくんと頷く。言峰が手の力を緩める。
 五度の問いに、舞衣が力強く頷く。言峰が手の力を緩める。
 六度の問いに、舞衣の口が堅く閉ざされる。言峰が口元を緩める。

「委ねたまえ――その意志は、鴇羽舞衣個人のものだ。
 何者にも侵されず、何者にも挫くことはできない、確固たる意志だ。
 君が鴇羽舞衣でありたいと願うならば……」

 言峰の表情が愉悦に染まり、舞衣の表情が一層辛辣なものに変わっていく。
 怒り、憎しみ、恨み、妬み、苦しみ――あらゆる負の感情を、顔に表していく。
 悩むことはない。彼女の意志は今、言峰綺礼の言によって許された。

 神父の呪言が、ラダムを、ギアスすらも凌駕し、鴇羽舞衣に自覚を与える。

「求め、貫けばいい。君は、君だ」

 鴇羽舞衣は、鴇羽舞衣であると――――


 ◇ ◇ ◇


「あ……う、あ……ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 ――開錠が進捗する。

 鴇羽舞衣に打ちつけられた複数の楔を取り払い、彼女の本質を暴き出そうとする。
 彼女を歪めた複数の意志、その出所は知らない。もしかしたら、触れてはならぬ禁忌という可能性も捨てきれない。
 だが、言峰綺礼は彼女を見過ごさなかった。見過ごすには、あまりにも惜しい素材だったからだ。

 他者の精神を弄ぶのは、言峰にとっての愉悦であり、専売特許だ。
 既に何者かに歪められた少女、それを改めてこの手で壊すというのも、愉しい。
 言峰は舞衣の首を握る手を強め、彼女の本能の発揮を誘発する。

 言峰の手中で、獣のように猛り狂う舞衣。
 だが、その咆哮はやがて。

(……む?)

 なんの前触れもなく、ピタリとやんだ。
 怪訝に思う言峰だったが、変化はすぐに訪れる。

(――――!)

 瞬間だった。
 言峰の全姿が、竦み上がるような熱気を訴える。
 その最もたる部位が、舞衣の首を掴む手。
 指先から、掌から、悲鳴が木霊する。

(これは…………!)

 言峰が手を離そうとして――遅かった。
 舞衣の首を通して伝わる、異様なほどの熱意。
 肌を焼き、空気を焼き、その場を焼き包むほどの炎熱。
 傍目から見た変化はなく、しかし押し寄せる灼熱。

 言峰自身、なにが起こったか理解できない。
 だが、言峰綺礼の本能が告げる。
 熱い――と。

「――――――――――――――――――――――――――――――――」

 舞衣が静かに口を開き、言葉はなかった。
 上下する口はなにかを喋っていたようにも見えたが、言峰の耳では聞き取れない。

 そして、その瞬間が訪れる。

 鴇羽舞衣の本能の発現――彼女の本質である『愛』を象った力。
 たおやかで、母性に満ちていて、そして情熱的な――アツクタギル『炎』。

 鴇羽舞衣を中心として、紅蓮の火柱が上がる。

「な……に――――?」

 静寂を突き破る炎が天高く昇っていき、そこでようやく、言峰は気づいた。
 舞衣の首を掴んでいた右腕が、ごっそりと消失している。
 時間の経った蝋燭のように歪む先端を見て、状況を理解した。

(私の腕が……溶かされた、だと?)

 半ば液状にもなっている右手の跡を見て、言峰は動揺に襲われた。
 舞衣の全身から迸った炎――いや、熱気が。言峰の腕を焼いた――いや、溶解した。

(馬鹿な……これは炎などという生温い力ではない。たとえるならマグマ……それほどの、熱が)

 腕があまりの高熱に溶け出すという、体感したのことのない痛み。
 言峰は顔を苦痛に染めはするものの、精神だけは整然と自己を保つ。

 現在最も必要な事項――鴇羽舞衣の観察に身を投じる。
 鴇羽舞衣は浮いていた。なにも言わず、手足のリングから発せられる炎に身を委ね、浮遊を続けている。
 彼女の身を包むのは、透き通るほどに鮮やかな赤――紅の色。
 中華料理に用いる炎とは質が違う、ただ高温なだけではない神秘的な光が、舞衣を庇護するように渦を巻いている。

(渦巻き……螺旋、だと? よもやこれも……一つの形、だというのか!?)

 此度の実験の趣旨……王が口々に唱えていた、螺旋の力。
 舞衣の姿はその発動ではないか、と言峰は考え至る。が、すぐに打ち消す。

 螺旋力の発動ではない。
 答えはもっと単純に。
 鴇羽舞衣の存在が――


 ◇ ◇ ◇


(体が、煮え滾って、る……蒸発、しそう)

 心に宿っていたのは、いくつもの大切なもの。

(酸素……足り、ない、苦しい)

 移り変わる愛しい人。愛を据える彼女の中心が。

(目も、耳も、聞こえ……ない)

 愛の結晶が、彼女の苦しみを全て焼き払おうと精を出す。

(駄目だ、焼ける、熱い、熱い、熱い)

 喪失は恐れではない。奪われることだけが、心を重く潰した。

(くっ、う――――うああああ!)

 その重圧を払い除ける力がある。それを示さんと絶叫を放つ。

(嫌だ! あたしはもう……間違えない!!)

 音吐朗々と唱えるは、愛情の祝詞。

(あたしは、あたしを示したい……!!)

 鴇羽舞衣が背負ってきた、ありとあらゆる想い――その顕現。

(だから……お願い、あたしを助けて――――!)


「カグツチィィィィッ!!」


 ◇ ◇ ◇


 ――我が子の愛が、全てを焼く。

 ――母を束縛する戒めを、母の身に巣食う害虫を、母の悲しみすらも。


 ◇ ◇ ◇


 天壌に現れた、巨大な炎の柱。
 日常にある炎とはかけ離れた紅の輝きが、藤乃静留と清姫の目を奪う。

 それは炎ではなく、言うなれば紅蓮の膨張。
 凄絶な光景が、静留の全身に衝撃を与え、激震を齎す。

「あれは……」

 呟けたのは、まだ随分と距離が開いていたからだろうか。
 もう少し近ければ、竦み上がっていたか、もしくは呑まれたか。
 清姫という強大な力を抱えながらも、静留は息を飲む。

 しばらくして、紅蓮が晴れる。
 そこには、ある女性の想いが顕現した姿があった。

「…………まさか」

 同じHiMEだからこそ、わかる。
 アレがなんなのか、恐怖という形で理解できる。
 忌避しがたい現実を、苦笑が込み上げるほどに、痛感してしまう。

「ははっ……」

 その全形は、巨大な竜のようであった。
 轟々と渦巻き荒れる紅蓮の中、漆黒の闇に溶け込むような大きな翼を纏い、夜風を裂く力強い爪を生やして、
 見るものを圧する鎧にも似た胴体の上には、獰猛な牙が見え隠れする顎と、それを塞ぐように突き刺さった剣の存在がある。
 全天に掲げ撒き散らすのは、大粒すぎる火の粉。
 紅い。
 纏う印象、放つ威圧感、単純な姿形に至るまで、全てが紅く染まっていた。

「そうやなぁ……生き残っとるHiMEは、うちや結城はんだけやない。失念してたわ」

 苦笑を力で抑え込み、静留は遠方の竜をキッと睨み据える。
 その竜――記紀神話における火の神の名を冠さす〝カグツチ〟は、静留と同じHiMEの一人、鴇羽舞衣が使役するチャイルドだ。
 本人すら制御できぬその強大な力は、全チャイルドの中でも圧倒的。
 出てくれば間違いなく殺し合いは破綻する、それほどの力を秘めし巨獣なのである。

 ただ、些細な疑問が一点。
 静留が『蝕の祭』で見たカグツチは、纏う炎こそ紅蓮ではあったものの、全姿を覆う色は白であったはずだ。
 しかしこのカグツチは、炎も含め、全てが紅く染まっている。
 まるで自身も炎を象った魔神であるかの如く、視覚による印象からして熱気が迸っていた。

『――GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!』
「!?」

 カグツチの咆哮。その轟きにより、都市という名の山並みが鈍く震える。
 距離が離れているとはいえ、その雄叫びは耳を劈くほどの音量だった。
 静留は反射的に耳を塞ぎ、清姫も巨体を震わせる。
 そのときだった。
 顔らしい顔を持たぬカグツチの頭部が、静留と清姫の姿を捉え、向き直ったのは。

「なっ……」

 声に出す間も惜しく、静留は飛翔した。
 可能な限り高く、可能な限り遠く、それでいて状況が判別でき、的確な対応ができる位置へ。
 取り残された地上の清姫は、震えを強引に抑え込み、どっしりと構える。

 直後、カグツチが紅蓮を纏いながら、清姫に向かった突進してきた。
 この世界における螺旋の制約付けか、清姫とカグツチのサイズはほぼ同等。
 しかし空から押し寄せてくる重圧に対し、清姫は凌ぎきることができず。
 衝突の轟音が鳴るとともに、蛇の巨体は竜の怪力に押しやられる。

「清姫……ッ!」

 清姫を押し進めながら、市街地を飲み込んでいくカグツチ。
 二頭が過ぎ去った跡には、削り取られたような窪みしか残らない。
 誰かが人知れず巻き込まれたとしてもおかしくないほどの驀進に、静留は我が子を思いながら追跡する。

(そんな――清姫が負ける? うちのなつきに対する想いが、うちの愛が、負けるやなんて……っ)

 考えたくもない。が、心に押し寄せてくる不安の波は、静留の呼気を容赦なく荒げた。
 カグツチの力は『蝕の祭』で嫌というほど見せつけられている。
 しかしこの場において言えば、なつきへの愛情を経て覚醒させた清姫こそが、頂点に君臨する力であるべきだ。
 静留のなつきに対する想いは、どんな執念よりも上であると、固く信じてやまない。

「ないわぁ……」

 阿修羅の形相で、静留はきつく唇を噛み締める。
 なつきへの想いは絶対だ。その上をいく想いなど、ありはしない。
 HiMEの力は想いの力。カグツチの母である鴇羽舞衣がこの地でどんな想いを馳せたかは知らないが――

「あっ……!?」

 苦々しく空を飛ぶ最中、静留は目にした。
 清姫を押すカグツチの頭部、紅蓮の上に屹立するその姿を。

「鴇羽、はん……? いったい、なにが」

 なぜ――という疑問を抱きながら、さらなる接近を試みた、次の瞬間。

『ビィ――――――――――――――――――――』
「ッ!?」

 静留の首に嵌められた戒めの輪から、大音量のブザーが鳴り響いた。

『この界隈は現在、侵入禁止エリアと定められている。速やかに移動を開始し、当該エリア外へと退避せよ』

 次いで響いてきたのは、遠雷のような低い声。
 それが禁止エリアに侵入した際に発せられる警告なのだと知り、静留は舌打ちの後、進行ルートを変える。

 ほどなくして、首輪のブザーは鳴り止んだ。
 清姫でウルフウッドらを追い回し、カグツチとの衝突で今もなお移動中の身。
 だからこそ気づけなかったが、どうやら現地点はD-5の禁止エリア付近であるようだ。

「これは、困りおしたなぁ……」

 冷や汗を流しながら、静留は中空に停止。遠方の清姫とカグツチの状況を見やる。
 カグツチによる驀進は止まり、その巨躯は再度空へ飛翔。
 ぐったりしてはいるものの、清姫はまだまだ戦闘続行可能。

「蛙を睨んでた蛇が、一転して蛇に睨まれた蛙やなんて……笑い話にもなりまへんなぁ」

 チャイルドがチャイルドを襲う……まるで『蝕の祭』の再来にも思える。
 十二人のHiMEたちによる愚かしい戦いは、「堪忍なぁ」の一言で清算したはずだった。
 それがまた、チャイルド同士で、HiME同士で、互いの大切なものを守り合い、奪い合うことになるとは。

「皮肉な運命どすなぁ……せやけど、今回は謝る気はありまへん。もちろん、退く気も」

 禁止エリアという、静留本人は介入できない領域の中に、言葉を投げかける。
 宿命の敵に向けての、宣戦布告。挑戦状を受け取っての、己の意志主張を放つ。

「討たせてもらいますえ――カグツチッ!」

 戦姫の怒り狂った形相は、カグツチの頭部に立つ一人のHiMEに。
 認知などしていないであろうその身で、HiMEは舞踏に興じる。
 我が子とともに。この想いとともに。ただ、己の存在を保つために。

「――――――――――――――――――――――――――――――――」

 鴇羽舞衣に、言葉はなかった。


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246:ヴァッシュ・ザ・スタンピードの愛と平和 藤乃静留 246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった
234:ファイアスターター 鴇羽舞衣 246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった
234:ファイアスターター ラダム 246:戦争が終わり、世界の終わりが始まった

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