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  • ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
  • anko2370 虐待の無い世界の鬼意山

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko2370 虐待の無い世界の鬼意山

最終更新:2010年12月17日 10:33

ankoss

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管理者のみ編集可
『虐待の無い世界の鬼意山』 28KB
愛で いじめ ギャグ 小ネタ 虐待人間 小ネタを纏めた日常風景の羅列



・どこに投下するべきか迷って、一応虐待描写があるのでこちらにしたという程度の作品
・愛で成分多め
・完全にギャグです、そのつもりです。
・ある種の人間虐待?
・『原初』『始祖』のゆっくり出ます
・ゆっくりの知能指数は覚えている漢字や言葉遣いで解るようにしている無意味な仕様。
・かなりカオス、登場人物饅頭はチート。
・大事な事なのでもう一度……愛でギャグカオス物ですよ
・おまけにちょっとHENTAI成分あり。
・蛇足冗長多め。


    それでもOKという方、お楽しみいただけたら幸いです。


「ゆんやああああああああああ!!!!!」
「あんござんでないでええええええ!!!」
「おべべざんがえじでええええ!!!!!」

 それらの悲鳴に対して、俺は何の感慨も無く、手に持った鉄製の棒を振り下ろす。
相手の皮を破り中身を噴き出させ、ついでに目玉を抉り、それを踏み潰す。

「恨むのなら、俺達人間のテリトリーに侵入したテメエらの餡子脳を恨むんだな! 糞饅頭ども!」
「お前達の敗北は天の理、地の自明なり」
「もっど……ゆっぐ……がっ……だ…………」
「ふん」
「心地よし」

 最後のれいむを潰して、俺は棒を持ち上げる。
 そして、棒に付いた餡子を手で拭って、それを地面に叩き付けた。
 さも汚らしいもののように。
 あたりには、小麦粉の皮と餡子やチョコレート、生クリームにカスタード、白黒抹茶上がりコーヒー柚子桜と、数多の餡が山となって
散らばっている。蓬と胡麻は見当たらなかったので悔しいから言っておく。

「……ふん、そこまでして怠惰を貪りた――」
「ゆっくりできた?」

 今潰したばかりのれいむが一瞬で復元される。
 すると、辺り一面のゆっくりの残骸たちが、みょんやぱちゅりー、果てはりりーまで、元の形に戻る。

「「「ゆっくりできた?」」」
「……だぁかぁらぁ~~……ここで元に戻ったら、一気に興が殺がれるだろうがぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 その場に居た50匹近い饅頭を掴んで、我が家から見える裏山――こいつらの住居――へと投げ返してやる。

「「「お空をフライングしているみたい」」」

「下らぬ! 弱し! 弱くて下らぬ!」
「おい……帰るぞ、ジュビロ信者」
「お兄さん! らんはらんだよ! ゆっくりしていってね!」

 時は“あの青い狸”は未だ現れぬ時代である。
 ちょいと昔、俺が尊敬するゲーム製作者の同人ゲームのキャラクターをモデルにして、あいつらは誕生した。
 元はストーリーのないAAだかイラストだったらしいが、何時の間にやらネットの海で奴らは三次創作として増殖し始め、可愛いと思
う者、憎たらしいと思う者、どちらともつかないが気になっていた者……そんな人間たちによって奴らはネット上で別の道を歩んだ。
 即ち『虐待対象』と『親愛生物』である。
 様々な設定が生まれ、種類も増殖の一途を辿り、原作のゲームが発表されれば、新たな仲間を獲得していった。
 しかし、それは仮想空間での話――の筈だった。
 そう“筈だった”である。
 やつらは偉大なる青狸や菓子パンヒーローより先に、現実世界に進出してきたのだ。
 当時、ネット上で虐待鬼意山を気取っていた俺は、このニュースに歓喜した。
 それは、毛嫌いしていたれみりゃだんすを一晩続けて、腰をやっちまった程だ。
 いつでも、おうち宣言に対処できるようにした。
 いつでも、あまあま要求に応えられる準備もした。
 いつでも、ドスを返り討ちに出来る準備もした。
 透明な箱、アルコールランプ、ミキサー、濃いソラ、ケミカルX、もけ……草なども用意した。

 ……そして、いつでもゆうかりんが花畑を作れるように準備した。

 だが、現実世界に現れた奴らは……。

『ゆっくりしていってね!』

「おにいさん、れいむのうたでゆっくりしてね」
 美声とは言えないが可愛らしい歌声。

「むきゅ! お兄さん、勉強をがんばるのはたいせつな事だけれど身体を壊しては元も子もないわ、十時から四時間程はせめて寝なさい」
 賢かった。

「人間さんのおちびちゃんたち、どすの上は楽しい? よかった~」
 多少お間抜けでも友好的だった。

 そう、人間その他を“ゆっくり”させる事を使命にした、『愛で』側のゆっくりだったのだ。
 その上――

「ゆぅ! 車に轢かれたよ!」
 ペシャンコになったまりさ。
「ゆっくり戻るよ」

「ゆぅ! ボールさんがとんできたよ! アストロン!」
 硬質化するれいむ。
「いたくないよ!」

 そう、俺が求めていたSF(少しばかり不思議&不愉快)饅頭ではなくSF(すげえ不可思議&フレンドリー)な友好的饅頭だった。

 あれらが現れて暫らくすると、犯罪歴を自供し自首する者が増え、犯罪率はほぼゼロに近付いた。
 戦争紛争が地球規模で無くなり、国境の意味は都道府県と同じ意味合いになった。
 人間の向上心は大半が前向きになり、環境破壊を止めるプロジェクトは世界規模ですすみ、飢餓は無くなり、人類は宇宙へと進出した。
 人間はほぼストレスと無縁の存在となったのだ。
 それはゆっくりが人類にもたらした「ゆっくりできる」という癒しが、全ての切っ掛けとなったのだ。
 その内、ゆっくり虐待スレは余り意味を成さなくなった。
 勿論、ゆっくりが有名な存在となり、虐待スレが叩かれたのもあったが、揉め事を起こそうという人間は減って居た為それは大きな
問題ではない。
 ゆっくりが現実の物となったため、ゆっくりに向ける情熱が、空想から現実に向いたのだ。
 そこは、ただの創作活動の場であり。ちょっとした、エログロナンセンスを求める程度の場になってしまった。
 そして、現実のゆっくりは、とてもゆっくりさせてくれる存在だった。
 食事は殆ど食べず、寿命以外ではなかなか死なないが、害虫や雑草は生態系を壊さない程度に食べて処理してくれる。
 人間を愛してくれる存在であり、人間の手伝いを喜んでしてくれた。
 そもそも、現実に現れた時点で生物として扱われ、鳥獣保護法も適用される。
 なにより、現実に生きて動いているものを虐待しようものならドン引きである。
 
 俺もそうだ。
 
 れいむが「ゆっくりしていってね」と言ったとき、手にした金属の棒を振り下ろせなかった。
 それは可哀想な事であり、良識のある者のすることでは無く、なにより人間自身がゆっくり出来ない事だった。
 もしかしたら俺たちは洗脳されたのかもしれない。今、奴らにゲスが現れたら人間社会はひとたまりも無い。すぐにゆっくりに支配さ
れるだろう。だが、そんな事は起きないまま時間は流れ。
 原作のゲームに新キャラが参入する度、新たなゆっくりが生まれ、かの製作者様は巨万の富を得た。
 それでも意味も無いのに虐待しようとする輩――DQNな馬鹿共もいたが、それらはある人間たちにゆっくりできなくされた。
 それはいつか現実にまっちょりーやドスが現れた時の為にと、厨ニ病丸出しで筋力を鍛えた鬼意山であり、ゆっくりをこよなく愛する
財力を持った存在であり、ちょっと病的な外見の痛いオタクだったり、世紀末なモヒカンだったりであり、集団で

「「「「ヒャッハー!!」」」」

 と、奇声を上げながら、馬鹿な不良もどき達を更生させていった。
 それだけに留まらず、今まさに人を殺そうとしていた者、性犯罪に走ろうとした者の前に現れ、犯罪者予備軍は突然現れたそのゆっく
り達を攻撃した。その都度、元鬼意山(空想上では)やゆっくりスレの住人が組織した『夢想防衛加工所』に取り締まられた。
 ゆっくりは、人間のろくでもない者を浮き彫りにし、こんな所でも役に立っていた。
 しかし、そこまでは行かないものの、ゆっくり出来ない存在があった。

 俺である。

 一度火の付いた暗くどす黒い欲望――略して黒い棒――更に略して“だんこん”「呼んだみょん?」呼んでない――は、なかなか消え
てくれなかった。
 俺もゆっくりを守っているし、ゆっくりにゆっくりさせて貰っている。
 それが証拠に、家には胴付きゆうかにゃんとちょっと色素の薄い胴無しらんが居る。
 ちょっとふたば寄りな感じだが、HENTAI行為はしていない――筈だ。
 なんにせよ、ゆっくりに対して俺のマグナムは「また呼んだみょん?」呼んでない――まあそれは良い。
 普通に、人間と多種族の友好的な関係を築いている――と思う。
 だが、ゆっくりを虐められないフラストレーションは、かなり辛い。
 そのせいで俺自身は全くゆっくり出来ていない……それはもうメッキリ。ゆっくりだけn――

「ゆっへっへ! ここをまりさ様のゆっくりプレイスにするよ! ……するのぜ!」

 うむ。また来た。

 俺はテーブルからキャンディーを数個取って、立ち上がる。
 いつもは縁側の窓から出るが、今日はアルバムやアルバムに挟んでいた絵を陰干ししているので、のんびり玄関から遠回りする。
 俺が庭に出ると、俺が出てくるのを待っていたのであろうゆっくりまりさが、慌ててゆうかにゃんと作った家庭菜園に向き直る。

「このお兄さんのおやさいをむーしゃむーしゃするのぜ! お兄さんとゆうかにゃんがいっしょーけんめー育てたおやさいさんは勝手に
はえてくるのぜ! それをお兄さんががんばって独り占めしてるのぜ! だからまりさ様がゆっくり食べ……むーしゃむーしゃしてあげ
るよ……なのぜ!」

 野菜がどうして育つのか理解しているなら、尚の事ゲスな台詞に聞こえなくもないが、ものすごい棒読みである。
 そんな大根役者のまりさの口に飴玉を放り込む。

「ゆゆ! にんげんさん、まりさまだにんげんさんをゆっくりさせてな――」
「そーゆー事言ったら意味無いだろぉぉぉがああああ!!」

 フリースローの姿勢で、まりさを裏山に投げ返す。

「おスカイをとんでるみたーい」

 ぱん!

 途中で空中分解していたが、あいつは一昨日もそうでったので、問題ないだろう。

「あら、雌雄さん、またですか?」
「え……ええ」
「ゆっくりちゃんたちも不思議な遊びをするんですねー」

 お隣のお姉さんに声を掛けられ、そう答える。
 言えない! 俺のゆ虐趣味に、ゆっくりが進んで協力しようとしてくれているなんて!

 そう、ゆっくりできていない俺を見かねたゆっくりたちが、自ら進んでゲスゆのフリをしてくれているのだ。
 しかし、そこは賢くとも人間より少々足りないゆっくり達。バレバレなのである。
 さっきのまりさがその典型。その前の50匹は上手く行っていたが、最後の最後であのざまだ。
 演技と判っていても、俺の為に身体を張るゆっくり達。無碍に出来ずに対応してたら、虐待鬼意山だのゲスゆっくりだの周りから聞こ
えてきたので、慌ててお互いのフォローをし合い、『ゲスと鬼意山ごっこ』という遊びとして、世間には通している。
 毎日いつでも裏山から来るゆっくり達。
 こちらはフリーライターと在宅のSOHOの仕事をしているので、いつでも対応が出来る。遊びに来るゆっくり、さきほどのようなゲ
スのふりゆっくり双方とも……SOHOだけn――

「わかれよー」

 ふむ、今日は多いな。
 らんの方を見るが、このらんはちぇんに対してボス姿勢を取るタイプなので、余りちぇんに執着がない。
 今もお気に入りの漫画に想いをはせているようだが、うちでは漫画タイムは勉強の後と決めている。
 ゆうかにゃんは陰干ししていたアルバムや絵を移動させている、写真や絵に直射日光はまずいから。

「ちょっと! あなたも手伝いなさいよ!」
「我が名を呼んでくれ――断末魔の悲鳴でも、哀愁の慟哭の中からでもなく」
「「らん」」
「我が名は稲荷寿司にあらじ」
「でしょうね」
「だろうよ」

 らんを適当にあしらってから庭に出ると、いつも遊びに来る双子のちぇんの片割れが居た。

「わかれよー」
「妹どうした?」
「わかれよー」

 そう言いながら、家庭菜園の方を見るちぇん。
 それにあわせて俺もそちらを見ると、キウイフルーツの木の下で、猫と一緒に酩酊している妹ちぇんがいた。
 キウイはマタタビの仲間らしいので、実がなるとこんな光景がよく見られる。

「わかれよー」

 気を取り直して姉ちぇんを見る。

「わかれよー」
「何を?」
「わからっ……わかれよー」
「……」
「わかれよー」
「……」
「わかれよー」
「うん」
「……わかれよー」

 うん、確かに判った。ちぇんが何をしたいのか。
 “わかれよー”はちぇん種のビキィとくるランクの上位にあった言葉だ。
 それをどこかで聞いて、試しにきたのだろう。

「わかれよー」
「ちぇん伏せ」
「わかったよー」
「ちぇんカーリング」
「わかるよー」

 これはちぇん姉妹に俺が教えた芸だ。
 姉ちぇんの帽子の中に飴を入れ、そのままカーリングのように滑らせると、勢い良く裏山へつづく藪の中へと滑っていった。

「こーとくてんなんだねー! わかるよー」

 妹ちぇんも持ち上げる。

「ちぇん、まん丸」
「わかぁるよ~う」

 酔っ払ったまま、ちぇんはほぼ球体の形になる。

「せんボーリング」
「ちひろじゃないよ~う」

 そのまま投げられて、地面を真っ直ぐ裏山へと転がって行った。
 二匹とも地面を転がったので、皮が破れて、地面にチョコレートの跡を残しているが、いつもの事なので気にしない。
 今頃、木にぶつかって破裂した後、再生しているのだろう。

 家に入ると時間は朝食の時間だった。
 ゆうかにゃんがいるからフードは勝手に出せる筈だが。

「朝飯食べてるかー?」
「もう食べたわお兄さん」
「もう食ったさぁ……腹ぁいっぱいだぁ」
 
 らんのキャラクターが面の白い方じゃなくなっていた。
 それはしょうがやるポジションな気はするが。


 さて、俺はシリアルで朝食を済ませて、ノートパソコンの前に座る。
 作業をしながらコーヒーを飲みつつ、頭の体操一人じゃんけんをしたりもする。
 今日中にラジオドラマのシナリオをいったん完成させ、明日以降に推敲し、来週までに局にもって行く予定だ。
 人付き合いが苦手な俺が在宅で仕事をする為に、複式簿記やらシスアドやらと資格まで取ってSOHO、ライターなんて職になってま
で引きこもっても、所詮は俺も人間であるから多少は他人と向き合わなきゃならない場面もある。
 そういったストレスも、俺の欲望に関わっているのだろうか?
 今すぐにでも、泣き叫ぶ赤ゆの足を焼いて「ゆんやあああああ!!」とか言わせたい。ライターだけn――

「んほおおおおおお!!」

 うむ。今日は皆頑張ってくれているのだなあ。
 そのまま家の門に向かう。

「んほぉ! ここにとかいはなゆうかにゃんがいるときいてきたわああああ!! どれい! はやくつれてきなさい!」
「なんだと!」
「んほおおお! そのゆうかにゃんとすっきりするわあああ!」
「そんな事させるか!」
「んほ! とんだいなかものね! ありすのぺにぺにをゆうかのまむまむに……ゆぅ……んほおおお!」
「……」

 ありすが一瞬疲れきった青い顔をしていた。

「んほおおお!」
「……そ……そんな事……!」
「……んほおおおおお! ……はぁ……ちょっとごめんなさい」
「いや、なんかその……無理させたみたいで」
「……」

 肺一杯に吸い込む気まずい空気は美味しいなー。ちくしょうめ!

「なんか……ごめん」
「いえ……」

 ちょっと待ってて貰って、他のゆっくりとは違い、ゆうかにゃんたちのおやつ用に作ったクッキーを持たせた。
 あんな居た堪れない空気を作らせてしまって、ありすには大変申し訳ないことをしてしまった。


クッキーの在庫が切れたので、暇な時間に作り始める。
 市松クッキーと渦巻きクッキーなら、意外と簡単な作り方がある。それは、ホットケーキミックスを使う事だ。
 素人では小麦粉、薄力粉の分量の違いが判りにくいため、二つの生地を使うこのクッキーは失敗しやすいが、混ぜるだけのホットケー
キミックスなら、それなりの味でも成功確率は上がるし作りやすい。ホッと安心できる味だ。ホットケーキミックスだけn――

「むきゅきゅ! ここはぱちぇ達のおうちにするわ!」

 ふむ、また誰か来たようだ。

「わたしがみすちーだったら、血涙を流して再現できるのに」
「らんの中身は酢飯だし、鳥の羽根もないからねー……ラズベリーソースのミスチーなら再現度は高かったでしょうに」

 らんは月輪に舞う気のようだが、気にせず外に出る。
 そこにはれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇんの六匹がいた。

「むきゅきゅ! 人間さん! ここはぱちぇ達のゆっくりプレイスよ! ゆっくりしないで出て行ってね!」

 どうやらテンプレを覚えてきたらしい、ちょっとうれしい。

「れいむはダーリンもげんきだよ! かわいそうなことはないけどあまあまちょうだいね!」
「まりさはむれで15ばんめにかりがうまいんだよ! にんげんさんにあったらひとたまりもないよ!」
「とかいはとはいいきれないありすが、このプレイスをこーでぃねいとしてあげるわ、ぼっかてきよ!」
「むきゅ! ぱちぇはほかのみんなより、やや頭がいいのよ! そんけいしても構わないわ!」
「みょん! このはくろーけんにきれるものなどほとんどない! にんげんさんはちくちくかゆくされたくなかったらでていくみょん!」
「わかるよー、ちぇんのしゅんそくさんでもにんげんさんにはまけるんだよー! わかったらおいかけてみるといいよー!」

 俺はピースサインを出した後、連続で六匹の白玉の眼を抜いて、六匹をがっしり掴む。

「お前ら微妙に、正直&謙虚すぎるわあああああ!!」

 六匹を空中をUFOがディーンドライブ航行で滑るような動きの投げ方で、裏山へと帰してやる。

「「「「「「まるでスカイをウォーカーしてるみたい」」」」」」

 ちなみにあの投げ方だと、空中で静止して、100m下の地面に叩きつけられるが問題はないだろう。
 全員の額や眼にポッキーを差しておいたし。
 あれでもあの六匹はかなり演技が上達した。彼女らの目玉は放置され、いつも蟻の餌になっているが、次の日には元通りなので心配
ない。


 再びクッキー作りに精を出す。
 最近はお菓子作りも楽しくなってきた。
 昨日は慣れないプレッツェルを作って失敗したが……。流石は某大国の大統領を暗殺に使用され、窒息まではやってのけたおやつであ
る。一朝一夕には上手く行かない。
 ここのゆっくり達は、別に甘いもので舌が馬鹿になることは無いので出来るだけ甘く、しかし、病気になるゆっくりは存在するのでカ
ロリーは控えめにしておく。
 これが俺のお菓子への想いだ。『甘さ控えめ』などと銘打つ菓子もあるが、あれは褒め言葉ではない。
 たしかに控えめな甘さが美味しい物もあるが、あれは『落ち着いた甘さ』や『品のある甘さ』であって、決して甘味が薄い訳では無い。
 甘さを抑えてカロリーが高かったら元も子もないのである。
 そもそも、日本人の舌は欧米人ほど甘みに強くはない。それで、甘い菓子を食おうとして甘くない物を選ぶなど愚の骨頂である。
 ……突然だが、私はライターだが英語に弱い。時に間違った英文を話す。
 話を戻すが、私は甘味に五月蝿い。
 甘味の事なら私に出来ない事は無い! つまり、Can m――

「ここをれいむたちのおうちにするよ!」
「きゃわいくてごみぇんにぇ~」

 今日は来客が多いので、ゆっくり用の扉を開けておいたら、さっそく来たようだ。
 らん達の方を見る。

「おれにゃあ居るんだぜ……お兄さんがよ……だから俺の勝ちさ」
「ゆうかにもいるわよ」

 放っておこう。

「やあ、れいむにれいむ」
 
 そこにはれいむの親子が居た。
 あとその後ろになんか凄い形相の腹話術人形が居た。

「ゆ! ここはれいむたちのおうちだよ! あとからきたにんげんさんはでてってね!」
「しょ~だしょ~だ!」
「ここはお兄さんの家だよ」
「はぁ~!? あとからきてなにいってるの? もうここはれいむがすっきりーせんげんしたんだよ! ばかなの? しぬの?」
「ばきゃなの? しにゅ……おい、れいむ、てめ、今何て言った?」
「へ……な……なあに? おちびちゃ……ちびれいむ先輩?」
「てめ、今すっきり宣言っつたろ? あ? お・う・ち・せんっげんだろおおおおがぁぁぁ?」
「ゆ!」
「てめ、何回リハーサルしたんだよ!」
「ゆう! ちびれいむ先輩、許して!」
「兄さん……すいやせんが」

 子れいむ――いや、ガラの悪いちびれいむが、俺に向かって頭を下げるような姿勢を取る。
 ついでに人形も土下座している。
 俺は大れいむに向かって手を翳すと、掌から光弾を繰り出した。

「ピチューン」

 そう言うと、大れいむは餡子ではなく『P』と書かれた赤いものを撒き散らして消えた。
 それを見て、葉巻を取り出し、人形に火を点けさせ、ふかしだすちびれいむ。

「すいやせんね兄さん、俺と違って良いゆっくりなんですが、いかんせん馬鹿でね」
「いや構わないよ、この飴、あの子にも持っていってあげて」
「いやはや、恩にきりやす。すいやせんが、俺の脚じゃ群に着くのに三日掛かっちまうんで、ピチュッてもらって構いやせんか?」
「あ、うん」

 再び弾幕とは呼べない、光弾一つでPを残して消えたれいむ。
 その場には大量のPと、表情が柔和になった人形。
 しかたがないので、そのPを片付けていると、大き目のUSBメモリみたいなPが落ちていた。
 ボタンが付いていたので押す。

『パペティアー』

 二度と使用できないように握りつぶして破壊した。


 こんどはすかさずチャイムが鳴った。
 玄関を開けると、まっちょりーが立っていた。

「どうも、盛りのついた拳闘士略してもりけん(笑)のぱちゅりーよ」
「……」
「やらないか?」
「オコトワリシマス」

 ドアが閉まりきる直前に腕を滑り込ませ、ドアが壊れんばかりの勢いで開け放ち、有無を言わさずに飛び掛ってくるまっちょりー。
 俺は咄嗟に飛び退き、間合いを取る。
 しかし、相手はドスを持ち上げられるほどの豪腕と俊敏さを誇るまっちょりー。いつの間にか互いに相手の手を握りつぶさんばかりに
掴み、相手を押し戻(押し倒)そうと、組み合っている。

「武求~……ぱちぇの何が気に入らないのかしら?」
「主に顔以外がキモイからでずぅぅぅ!!」

 組み伏せられそうになったところで、反撃に出る。

「阿修羅無限大(∞)稲綱落しいいいいいい!!」
「武求うううううううう!?」

 まっちょりーが地面に叩きつけられ、クリームを吐く。

「まだまだぁ! 阿修羅バスター!」
「霧級うううううううう!!」

 大ダメージを受けて、フラフラになるまっちょりー。

「とどめだ! ハリケーン・ミキサアアアアアアアア!!」

 まっちょりーをタックルで吹き飛ばした。
 地面に白い花火が咲いた。

「無究ううううう~……それが親友に対する態度なの~?」
「普通に対応して欲しければ普通に尋ねて来い! いつもいつも人の貞操を狙いやがって!」

 あんなマッチョは俺の守備範囲ではない。あんなものに俺のボッキーは「呼んだみょん?」呼んでない――エドリアンしない。
 無二の親友まっちょりーに借りていた同人誌を(ケツの割れ目に)返却した後、彼女も裏山へと投げ捨てる。
 すると、どしんどしんと地鳴りがする。
 裏山からドスが来たのだ。

「ここだね! みんなをゆっくりさせない人間さんがいるのは!」

 口でそう言いながら、ウィンクしてみせるドス。
 やれやれ、今日はここで打ち止めらしい。
 しかし、身長5m級のドス、その懐の深さも含めて実にビッグ「まらぺーn」呼んでない――だ。

「ドススパークをゆっくりくらってね!」

 ドスがキノコを咀嚼し始めると同時に、俺の足元の地面が氷に覆われていく。

「どすぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
「第四……」
「すぱあああああああく!!」
「波動!」

 ドスの光線と、俺の熱線が互いにぶつかりあう。
 互いに火花は散らしているが、完全に俺が優勢である。
 遂にドスに波動が届く。

「そんなあああああ!! ばかなあああああ!! このドスがああああああ!!」

 いつもの台詞と同時にドスが空へと浮き上がる。

「うわぁい、ドスもお空を飛んでるよ!」
「ドスー明日クッキー取りに来いよー」
「ゆうぅん! また修行してくるよー! またねーお兄さん」

 どしーん。ばしゃーん。ゆんやー。

 裏山の山頂付近で音がしたのを確認してから家に入る。
 良く考えれば俺は何て幸せ者だろう、ドス始め、裏山の群のゆっくり達は、わざわざ痛い思いをしてまで、俺をゆっくりさせてくれよ
うとする。ゆ虐だ愛でだなんて時代はもう終わったのだ。それこそ百年は前に終わっているんじゃないか?
 そんな事を考えながら部屋に戻ると、大きな鉢を被ったらんがふらふらしていた。視界が悪いらしい。



「どうしたのお兄さん、うれしそうね?」
「ああ、俺は最高に幸せな人間だなーと思って」

 お兄さんの爽やかな笑顔に、ゆうかにゃんも微笑む。その言葉を聞いて、ゆうかにゃんはやっとお兄さんが完全にゆっくりしたのが判
った。
 しかし。ゆうかにゃんは次の言葉に眉を顰める。

「もう、ゆ虐ができないからゆっくりできないとか言ってないで、らんの時の様に、ゆっくりに親身になったて良いさ!」

 ゆうかにゃんはそれはやめてほしいと思った。
 爽やかな笑顔でサムズアップするお兄さん。
 ゆっくりが現実に現れてから、虐待に成功した事が無いと思っているお兄さん。
 元通りになるなら、ゆっくりに暴力を振るう事は問題ないと思っている節があるお兄さん。
 だが、相手が満足しているなら、確かにそれは当人達にとって虐待とはいえないかもしれない。何せゆっくりも覚悟の上だし、詭弁と
言われても、頑張ってくれているゆっくりの為の対応なのだ――お兄さんなりの。

 しかし、ゆうかにゃんはらんを見る。
 利発で、ちぇんの群のボスを務め、金髪と健康的な肌が魅力だったらん。
 テレビが好きで、人間の家にお邪魔してはワイドショーを見ていたらん。
 お兄さんにテレビを見せてほしいと頼みに来たことがあった。お兄さんは『愛で』の心で対応した。
 あの嵐を呼んでしまう五歳児のアニメの第一話から、映画などを除いた通常回フルマラソンを見せ続けた。
 青狸なら、通常回でも戦闘シーンチックな救いがあったかもしれない。
 魚介類家族だったら、らんは完全に壊れていただろう。
 プラチナバッチも夢じゃなかった知能には、それは拷問でしかなかった。
 髪の白く成りだしたらんは、お兄さんの100%善意で施されたタイマー式拘束から解き放たれると、すぐに本棚に噛り付き、ショッ
クで色素の抜けた身体を振るいながら、人形とサーカスの漫画を狂ったように読み漁り、今のゆん格が形成されてしまった。
 お兄さんの元からの飼ゆだったら、こんな事にはならなかったのだろう。
 お兄さんは野良や野生を愛でるとき、明後日の方向に全力を尽くすのだ。
 それが、野良ゆに対する手酷いツッコミに現れている。

 さらに次の言葉でゆうかにゃんは首を傾げる。

「ゆっくりに勇気を貰ったよ! もうちょい仕事や人間関係にも力を入れていこうかなーなんて思ってさ! 人間後ろ向きはダメだ!
 ゆ虐なんて、数年前までの古い考えだ、新しい時代に、古き良き考えと新しい考え、両方を持って進んでいかなきゃあ、人間に生まれ
た意味が無いからな!」


 それはゆうかにゃんにもお兄さんにも幸せな事だったのだが、それでも発言の内容が気になるゆうかにゃん。

 普通の人間はゆっくりを見ただけでリラックスでき、虐めようなどとは思わない。それがこの世界のルール。
 だからと言ってお兄さんが先述の犯罪者予備軍や不良というわけでもない。
加減を知らないのだ。本気だったらもっと危険な事をやってのけるだろう。
 お兄さんの友人たちも、お兄さんの加減の無さに逃げて行ったのだ。

 『人間』『人間』と連呼する、大好きなお兄さんを見る。
 女性と見紛うばかりの端正な顔立ち。そこだけ抜き取れば、お兄さんの発言に疑問など無かった。
 お兄さんは六本の腕をう~んと伸ばして伸びをしつつ、四つの瞳でパソコンを見ながら、自慢の二本の角を軽く撫でた。
 人間型の妖怪は人間だと思っているゆっくりでも、お兄さんが人間でない事くらいはわかる。
 仮に奇形児だったとしても、ゆっくりが現実世界にあらわれてもうすぐ百年近い時間が流れる。
 お兄さんはその前から生きているし、アルバムと称する物には年代物の白黒写真や肖像画、果ては絵巻物まである。
 なにより、人間は弾幕を張ったりする者はほとんど居ない。
 一キロ離れた裏山までゆっくりを投げ返す事ができる人間もいない。
 それでも、お兄さんも周りの人間さんたちもお兄さんを人間だと言うし、さとりが心を覗いても、本心から皆そう思っていた。
 
 お兄さんが何者であろうが大切な事には変わりないのだから問題ないのだが。
 
 「どうした? ゆうかにゃん」

 お兄さんの四つの目がこちらを見ながら、鉄の棒こと月牙の矛で肩を叩いている、腕が六本もあればそりゃあ肩凝りもひどいだろう。

 「わからないわー」



* DX怪人ファイルNo.1 *
妖怪お兄さん
  本名:雌雄 決(しゆう きめる)
 あだ名:おしりー
  身長:2mジャスト
  体重:500kg
  性別:無し
  種族:妖怪
  得物:方天画戟
  能力:『自分と他人に自身を人間だと思い込ませる程度の能力』
パートナーゆっくり:『胴付きゆうかにゃん』
 プラチナバッチ、語尾は普通、ゆうか度83%、ちぇん度5%、あとはなにかが11%、猫度1%、ネコ耳のゆうか、わからないわー、
 かしこさ=トラス構造とラーメン構造の違いが詳しく説明できる知能。現役工科大学生。

          『色素異常のらん』
 銀バッチ、妄想癖あり、厨ニ病、富士鷹信者、台詞は全部うろ覚えで間違いが多い、お兄さんとは読む物に違いがありサンデー派
 かしこさ=りんご12個分位の知能。かつては最終定理が解けた。

          『?』
 銅バッチ及び特別保護バッチ(白金相当)、超集束スパーク『ぜねばす』発射可能、すごく大きい、体当たりでブロック塀を破壊可能。
 かしこさ=三歩下がって左側を歩きつつ、お兄さんの影を踏まないように行動する位の知能
       
  備考:
 自分を虐待鬼意山だと思い込んでいる愛でお兄さんであり、野良や野生ゆを愛でるつもりで残虐行為を行う因果な虐待鬼意山でもある。
 大陸で蚩尤(しゆう)と呼ばれる神であり妖怪だったものの兄弟。
 自身の能力で、自分と人間には人間だと思われている。
 趣味はお菓子作りと写真散策。顔に見える建物を探してカメラ片手に街を散策して、小学校の前で職質された経験アリ。
 本来闘争的な性格で、ゆっくりできていない本当の理由は、妖怪としての闘争心が抑えられないから。ゆっくりは関係ない。
 本人は気付いていないが人間に対しては毒舌で、会う人間全てにトラウマとなる言葉を吐くため友達が居らず、その孤独から人付き合
いが苦手。
 ゆっくりが死なないと判ると眼を抉るなど、倫理観は破綻気味。
 同時に六体のゆっくりを掴む事が出来る才能に自惚れ、自身の槍は天を裂くと一昨日までは信じていた。
 漫画の技をパクる癖がある。
 下ネタやダジャレが好きだが、一度も最後までちゃんと言えたためしがない
 特技は一人じゃんけんをしながらパソコンを打ち、コーヒーを飲みつつ頬杖を付く事で、お兄さんのまわりでこれが出来るのはお兄さん
だけ! すごい!
 このDX怪人ファイルは多分No.1だけじゃないかな? すごい!


おまけ
 翌日、玄関のチャイムが鳴る。
 まっちょりーの事もあり、ビクビクしながら扉を開くと(居留守を使うとドアを破られる)、そこには金髪の女性が立っていた。
 エレガントな女性だ。
 背の高いお兄さんと目線がさして変らない長身に、細身、中世ヨーロッパの御嬢様を思わせるような白黒基調の服装にヘッドドレス。
 また、身長に見合わぬ小顔で、八頭身はある。エレガントな女性だ。
 前髪がくるんとカールしていて一部お下げになったボリューミーな金髪、やたら目立つ巨乳。エレガントな女性だ。
 貧乳派のお兄さんも一回ちんポジ「呼んだみょん?」呼んでない――を整えなおす程の一品を首から下に装備している。
 エレガントなjy

「どちら様でしょう?」
「お兄さ~ん! ドス、群にいられなくなっちゃった~!」

 突然しゃくり上げだす女性は、なんと昨日もやってきた裏山のドスだという。
 昨日の夜中にお兄さんをゆっくりさせようと超集束ドススパーク『ぜねばす』を編み出した途端、身体が生えて、全体が縮んで引き
締まり、こんな胴付きになっていたそうな。
 すると、夜中だというのにドスを飼いたいという紳士淑女(主に紳士)が大挙して現れ、群に迷惑を掛けれないので、見事な蹴り技で
紳士達を蹴散らし、木々を体当たりでなぎ倒しながら逃げてきたのだという。
 ゆうかにゃんとらんがこちらに懇願するような目で見る。
 
「ドス……お前、うちの子になるか?」
「いいの!?」
「ドスならゆうかも歓迎よ」
「餡子仕掛けの神もいるらしい」
「うれしいよぉぉ~……」

 迫り来る紳士達を鉄の棒で払いのけながら、ドスを役所(ペットショップは買い取らせてくれと五月蝿かったので)で飼い登録を済ま
せ、優しさ7:下心3、血まみれで役所受付の女性を気絶させながらで、胴付きドスを家族に迎えた。
 感謝をボディーランゲージであらわすドスに抱きつかれ、ドス級ロケットおっぱいに顔を埋めた時、お兄さんはゆっくりを更に愛そう
と誓いながら、ドスのパワーでピチュってしまった。
 ドスは抱きついていたので装備品扱いで同時に家のベッドに入り込みましたよ? 何か? 部屋から出たの? 二時間後だけど?
 やわかった~。


  多分続かない。


アトガキ
 
 「思いついたままプロットも無い状態で、二時間目安に書くと、カオスになるよ」との友人の言葉を受けて、ゆっくりを使って三時間
で書いたら、カオスというか、冗長というか、文章の羅列というか……一応出来たから投下したいと考えて、実際ゆっくり好きで、愛で
も虐めも覗いていたのですが、内容からこちらにしました。本人は愛で寄り。
 初投稿なので、ルールも殆どわからぬ無作法者の作品、指摘する点、感想などありましたら幸いです。
「anko2370 虐待の無い世界の鬼意山」をウィキ内検索
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