ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3244 公園のまりちゃ
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『公園のまりちゃ』 12KB
いじめ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです
いじめ 野良ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです
「ゆびぇぇぇぇぇん!おちょーしゃぁぁぁん!こわいのじぇぇぇぇぇ!」
「ゆっがぁぁぁぁ!なにしてるんだぜぇぇぇ!おちびをはなすんだぜぇぇぇ!!」
公園で野良ゆっくりの親子が騒いでいる。
一人の男が子まりさを捕まえて、デコピンしたり、皮を抓ったりして、反応を楽しんでいる。
足元にはその親のまりさが、必死に叫び声を上げて男の足に体当たりをしている。
一人の男が子まりさを捕まえて、デコピンしたり、皮を抓ったりして、反応を楽しんでいる。
足元にはその親のまりさが、必死に叫び声を上げて男の足に体当たりをしている。
「ゆびゃい!いちゃい!おちょーしゃぁぁぁん!はやくたすけちぇよぉぉぉぉ!!まりちゃ、いちゃいのいやなのじぇぇぇぇ!!」
子まりさの体はあちこち赤く腫れ上がり、顔は涙でくしゃくしゃになっている。
デコピンされる度にしーしーを漏らし、つねられる度に逃げようと必死に尻をぶりぶりと振る。
男はそんな子まりさを、楽しそうに見ていた。
デコピンされる度にしーしーを漏らし、つねられる度に逃げようと必死に尻をぶりぶりと振る。
男はそんな子まりさを、楽しそうに見ていた。
「はなせ!はなせ!はなせぇぇぇぇ!おちびをいじめるなぁぁぁぁ!!やべるんだぜぇぇぇぇ!!」
泣き叫ぶ我が子を助けようと、鬼のような形相で必死に体当たりを繰り返す親まりさ。
足にぶつかる度に跳ね返され、地面に転がる。
痛む体をすぐに起こし、ぶつかる度に速度をあげて挑むが、男が子まりさを手放す様子はない。
それどころか、傷つくのは親まりさの体ばかり。
それでも何時かは倒せると信じて、親まりさは体当たりを続ける。
足にぶつかる度に跳ね返され、地面に転がる。
痛む体をすぐに起こし、ぶつかる度に速度をあげて挑むが、男が子まりさを手放す様子はない。
それどころか、傷つくのは親まりさの体ばかり。
それでも何時かは倒せると信じて、親まりさは体当たりを続ける。
「ゆびゅ?!ゆぴゃぁぁい!いっちゃいのじぇぇぇぇぇ!」
子まりさの背中を、何度目か解らない痛みが襲う。
刺すようなその痛みに、思わず叫び声を上げてうんうんを漏らす子まりさ。
刺すようなその痛みに、思わず叫び声を上げてうんうんを漏らす子まりさ。
「ゆっがぁぁぁぁ!やべろぉぉぉぉぉぉぉ!」
その声を聞いた親まりさは、より一層力を込めて男の足にぶつかって行く。
しかし所詮はゆっくりの攻撃。
どんなに力んでも、届く事の無い虚しい低抗。
しかし所詮はゆっくりの攻撃。
どんなに力んでも、届く事の無い虚しい低抗。
だが何が味方したのか、男が親まりさの一撃を喰らった途端に、子まりさを手放した。
落下した子まりさは、運良く親まりさの帽子の上に落ちる。
落下した子まりさは、運良く親まりさの帽子の上に落ちる。
「ゆおぉぉぉぉ!やったんだぜぇぇぇ!おちびをとりかえしたんだぜぇぇぇ!にんげんにかったんだぜぇぇぇ!」
「ゆびゃぁぁぁ…?ゆえぇぇぇん!おちょーしゃぁぁん!こわかったのじぇぇぇぇ!!」
勝利の雄たけびを上げる親まりさと、救出された事に安堵の表情を浮かべて泣く子まりさ。
親まりさはこの期を逃さんと、子まりさを帽子に乗せたまま、男に背を向けて跳ね出した。
親まりさはこの期を逃さんと、子まりさを帽子に乗せたまま、男に背を向けて跳ね出した。
「おちびちゃん、しっかりつかまっているんだぜ!おとーさんといっしょに、にげ…ゆ?」
だが1mも飛び跳ねない内に、頭を何かで押さえつけられ、跳ねられなくなった。
男が足で親まりさの頭を、踏み抜かない程度の力加減出で押さえたのだ。
男が足で親まりさの頭を、踏み抜かない程度の力加減出で押さえたのだ。
「ゆっぐ!くぞぉぉぉぉ!どぼじで…しんだんじゃ…こうなったら、おちびちゃんだけでも、はやくにげるんだぜぇぇぇ!」
そう叫んだ親まりさは、帽子の上に乗っていた子まりさを振り落とした。
「ゆっぴゃい!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇん!」
「おちびちゃん、ないてるばあいじゃないんだぜ!はやくにげるんだぜ!ここは、おとーさんがくいとめるんだぜ!さあ、はやくおうちにかえるんだぜ!」
「ゆわぁぁぁん!しょんなこと、できにゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁ!おしょーしゃんも、いっしょににげるのじぇぇぇ!」
何やら、臭い芝居を始める親子ゆっくり。
踏まれている親まりさに、一緒に逃げようと無茶な事を言う子まりさ。
親まりさはそんな子まりさを、軽く突き飛ばす。
踏まれている親まりさに、一緒に逃げようと無茶な事を言う子まりさ。
親まりさはそんな子まりさを、軽く突き飛ばす。
「さあ、いくんだぜ!おちびちゃんは、もうりっぱなゆっくりなんだぜ!おとーさんなら、だいじょうぶだぜ!またあえるんだぜ!」
「ゆびぇぇぇぇん!おちょーしゃぁぁぁん!………わかったのじぇ!まりちゃ、いくのじぇ!おちょーしゃん、またあおうのじぇ!」
泣くのを止めて、涙目でキリッと格好つける子まりさ。
親まりさはそれを優しい目で見守る。
男が、何故それに突っ込みを入れないかは分らないが、安っぽい芝居を黙って見ている。
やがて、子まりさが跳ねだした。
親まりさは、それを寂しそうな顔で見守る。
親まりさはそれを優しい目で見守る。
男が、何故それに突っ込みを入れないかは分らないが、安っぽい芝居を黙って見ている。
やがて、子まりさが跳ねだした。
親まりさは、それを寂しそうな顔で見守る。
「おちびちゃん、げんきでだゆげぇぇ?!ゆびゃん!いだいぃぃぃぃ!やべでぇぇぇぇ!ゆぎぃ!ゆっごおぉ?!………」
親まりさの悲鳴、うめき声を後ろに聞きながら、それでも振り返る事無く子まりさは跳ねていった。
「どーしてなのじぇ?!ここはまりちゃと、おとーしゃんのおうちなのじぇぇぇぇ!」
「ゆゆ?なにいってるの?ここは、れいむがみつけた、れいむのための、おうちだよ!へんなこという、まりさは、さっさときえてね!」
泣きながら、家に帰ってきた子まりさ。
だがすでに別の野良ゆっくりが、家として使っていたダンボールの中で鎮座していた。
だがすでに別の野良ゆっくりが、家として使っていたダンボールの中で鎮座していた。
「どーしちぇなのじぇぇぇ!ゆえぇぇぇん!まりちゃのおうちぃぃぃ!」
「ゆゆ?こまったこだね…ゆ!そうか、おちびちゃんは、みなしごさんだね!ゆっくりのるーるを、おそわってないんだね!れいむがゆっくり、おしえてあげるよ!」
それからしばらくの間、親切な野良れいむが、泣き続ける子まりさをなだめる様に、ゆっくりのルールと言う物を教えていた。
だがれいむが語る話は、既に子まりさが知ってるものばかり。
だがれいむが語る話は、既に子まりさが知ってるものばかり。
「そーいうわけだよ!わかった?おちびちゃん。ゆっくりのるーるーをやぶるのは、ゆっくりできないんだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「ゆびぇぇぇん!でも、ここはまりちゃたちが、すんでいたのじぇぇぇ…おうちを、かえしちぇよぉぉぉ!」
「なにいってるの?ここはれいむが、みつけたんだよ!ゆっくりできないおちびちゃんだね!えいむがおこるまえに、どこかにいってね!」
子まりさは、れいむに揉み上げで叩かれ、コロコロと転がった。
「ゆわぁぁぁぁん!どぼしちぇなのじぇぇぇぇぇ!ひどいのじぇぇぇぇ!ひどいのじぇぇぇぇ!」
叩かれた痛みなのか、お家を盗られて悔しいのかは解らないが、子まりさは大声で泣いた。
そんな子まりさを見ていたれいむが、ダンボールハウスの奥にしまってあった木の枝を取り出すと、子まりさに近づいていった。
そんな子まりさを見ていたれいむが、ダンボールハウスの奥にしまってあった木の枝を取り出すと、子まりさに近づいていった。
「うるさいよ!これじゃまるで、れいむが、わるいことしてるみたいでしょぉぉぉ?!さっさとどこかにいかないと、こいつでちくちく、ぷすぷすするよ!」
れいむはそう言うと、枝で軽く子まりさを突付いた。
子まりさは、必死に跳ねて何処かへ逃げていった。
子まりさは、必死に跳ねて何処かへ逃げていった。
「ゆぅ…しゃむいのじぇ…くやちいのじぇ…かなちいのじぇ…おなかすいちゃのじぇ…むーしゃ、むーしゃしちゃいよ…おちょーしゃ…ん」
何処で拾ったのか、新聞紙に包まって震えている子まりさ。
公園の公衆便所の裏で、ガタガタと振るえながら夜を過ごす。
何時もなら、古びた雑巾に包まって寝る事が出来た。
何時もなら、そばに父のぬくもりを感じでいる事が出来た。
何時もなら、僅かではあったが、ご飯を食べる事が出来た。
そう考えると、悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。
公園の公衆便所の裏で、ガタガタと振るえながら夜を過ごす。
何時もなら、古びた雑巾に包まって寝る事が出来た。
何時もなら、そばに父のぬくもりを感じでいる事が出来た。
何時もなら、僅かではあったが、ご飯を食べる事が出来た。
そう考えると、悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。
翌朝、空腹で目を覚ました子まりさ。
あたりを見渡し植え込みの中に、申し訳なさそうに生えている雑草を見つけて、朝食にしていた。
あたりを見渡し植え込みの中に、申し訳なさそうに生えている雑草を見つけて、朝食にしていた。
「ゆぅ…にーが、にーが、ふしあわしぇぇぇぇ…ゆえぇ…」
普段良く口にする、苦い雑草の味。
何時もは父と一緒にそれを食べていたから、多少気が紛れていたのだが、今日は一人ぼっち。
そのせいか、苦味も普段より濃く感じていた。
何時もは父と一緒にそれを食べていたから、多少気が紛れていたのだが、今日は一人ぼっち。
そのせいか、苦味も普段より濃く感じていた。
「しゃむいのじぇ…やっぱり、あたらしい、おうちをみつけなくちゃ、だめなのじぇ…」
何とか空腹を満たした子まりさは、新しいお家を探す事にした。
だが、ゆっくりが住める場所など、簡単に見つかるわけもない。
だが、ゆっくりが住める場所など、簡単に見つかるわけもない。
「なにしてるの?!ここは、ありすのおうちよ!きたないまりさは、でていってね!まったく、とかいはじゃないわ!」
「ゆえぇぇん!どーしちぇぇぇぇ!まりちゃが、さいしょにみつけたのじぇぇぇぇ!おうちしぇんげんも、したのじぇぇぇ!ゆっくちのるーるじゃないのじぇ~?!」
頑丈な木箱を見つけた、子まりさ。
だがすでに、ありすが家として使っており、帰って来たありすに追い払われる。
確かに子まりさが、「最初」に見つけたし、「お家宣言」もした。
ゆっくりのルールとしては、間違っていないだろう。
だが子まりさには、まだ知らないルールがあった。
だがすでに、ありすが家として使っており、帰って来たありすに追い払われる。
確かに子まりさが、「最初」に見つけたし、「お家宣言」もした。
ゆっくりのルールとしては、間違っていないだろう。
だが子まりさには、まだ知らないルールがあった。
「だまりなさい、いなかものまりさ!ここはありすのおうちよ!いたいおもいをしたくなかったら、さっさとどこかにいってしまいなさい!」
「ゆびぇぇぇぇん!いじわるなのじぇぇぇぇ!まりちゃ、どーしちゃらいいのじぇぇぇぇぇ?!」
「弱肉強食」、それはゆっくりにも適応されるルールなのである。
どんなにゆっくりのルールを厳守しても、弱ければ意味がないのだ。
子まりさは、泣く泣く何処かに跳ねていった。
どんなにゆっくりのルールを厳守しても、弱ければ意味がないのだ。
子まりさは、泣く泣く何処かに跳ねていった。
人間にとっては、それほど広くないこの公園。
しかも人通りも滅多になく、野良ゆっくりにとっては住みやすい場所だ。
それでも、ゆっくりにはかなり広い。
子まりさにとっては途方もない広さなのだが、それでも野良ゆっくりが住めるような場所は限られている。
だがそんな場所にはもうすでに、他の野良ゆっくりが居を構えていた。
それを力で覆せる事が出来ない子まりさにとって、この公園で暮らす事は困難を極めた。
しかも人通りも滅多になく、野良ゆっくりにとっては住みやすい場所だ。
それでも、ゆっくりにはかなり広い。
子まりさにとっては途方もない広さなのだが、それでも野良ゆっくりが住めるような場所は限られている。
だがそんな場所にはもうすでに、他の野良ゆっくりが居を構えていた。
それを力で覆せる事が出来ない子まりさにとって、この公園で暮らす事は困難を極めた。
「ゆえぇぇぇん!こーえんしゃん、いじわりゅしないでよぉぉぉ!!まりちゃを、ゆっくちさせちぇよぉぉぉぉ!!」
耐え切れなくなった子まりさは、大きな声で泣き叫ぶ。
まるで駄々をこねる子供のように、地面をコロコロと転がりおさげをぶんぶん振り回す。
まるで駄々をこねる子供のように、地面をコロコロと転がりおさげをぶんぶん振り回す。
「やだやだやだぁぁぁ!いやなのじぇぇぇぇぇ!!ゆっくちしちゃい!ゆっくちしちゃい!ゆっくちさせちぇよぉぉぉぉぉ!!」
しーしーを漏らしながら、まるで水揚げされた魚のように飛び跳ねる子まりさ。
誰もそんな子まりさを、助けようというものはいないし、声をかけるものもいない。
誰もそんな子まりさを、助けようというものはいないし、声をかけるものもいない。
「ゆ…おちびちゃ…ん…まりさの、おちびちゃんなんだぜ?…良かった、無事だったんだぜ?」
ところが、そんな子まりさに声をかけるゆっくりが現れた。
「ゆびぇぇぇ…ゆぅ?だーりぇ?………ゆ…?!………ゆゆ?………おちょーしゃ?…」
両目を真っ赤に腫らした子まりさが見たものは、何とあの時別れた親まりさだった。
帽子が多少ボロボロになっている気もするが、確かに親まりさだと確信する子まりさ。
子まりさは、元気良く親まりさの元に跳ねていった。
帽子が多少ボロボロになっている気もするが、確かに親まりさだと確信する子まりさ。
子まりさは、元気良く親まりさの元に跳ねていった。
「おちょーしゃぁぁぁん!あいちゃかったのじぇぇぇぇぇ!さみしかたのじぇぇぇぇぇ!!」
「大丈夫だよおちびちゃん、もう心配しなくていいよ!悪い人間はどこかに行ったよ!」
子まりさは、親まりさに寄り添ってゆんゆんと泣いた。
「なんつって…ね」
急に親まりさの帽子が、ハラリと地面に落ちた。
泣いていた子まりさも、それに気がつき帽子を見る。
泣いていた子まりさも、それに気がつき帽子を見る。
「おちょーしゃ、ぼーしがおちたの………じぇ?………」
そう言って、親まりさの顔を見た子まりさは固まった。
優しく微笑んでいたはずの、親まりさの顔は真っ白に変っていたのだ。
優しく微笑んでいたはずの、親まりさの顔は真っ白に変っていたのだ。
「ははっ!こんなので騙されるんだ。ゆっくりってやっぱりアホだな」
子まりさが声が聞こえる方を見ると、そこには一人の人間が立ってた。
「よう!元気だったか?やっぱり、子ゆっくりの行動範囲は狭いな。これなら発信機をつける必要はなかったな」
男はそう言うと、子まりさを持ち上げ背中をつねった。
「ゆっぴゃ!いちゃい!なにするのじぇ!おちょーしゃん、こいつやっつけちぇよぉぉぉぉぉ!」
子まりさは体をブリブリと振りながら、親まりさに助けを求める。
子まりさにつけた発信機を回収した男は、そんな子まりさを面白そうに眺めた。
子まりさにつけた発信機を回収した男は、そんな子まりさを面白そうに眺めた。
「ははは!お前、まだそんな事言うのか?あれは、お前の親じゃないぞ?バレーボールだぞ?まあ、言っても分からないか」
男はそう言うと、子まりさを地面に置いた。
子まりさが改めてバレーボールを見ている間に、男は持っていた袋から何かを取り出した。
子まりさが改めてバレーボールを見ている間に、男は持っていた袋から何かを取り出した。
「こんなになってるんだが、解るかな?ほら、これ何だと思う?」
「ゆ?なんなの…じぇ…こりぇ?」
子まりさの目の前に置かれたのは、ビンの中に液体と共に浮かんでいる2つの丸い物体。
他にも、瓶詰めになっている物が並べられていた。
複数の白い塊、赤い分厚い物、肌色の皮、黒い物、黒い丸い塊、金色の髪、金髪のお下げ。
他にも、瓶詰めになっている物が並べられていた。
複数の白い塊、赤い分厚い物、肌色の皮、黒い物、黒い丸い塊、金色の髪、金髪のお下げ。
「やっぱりこれがないと駄目か?ほら…」
男は大小さまざまな大きさのビンの前に、親まりさの帽子を置いた。
「ゆ?…これ…ましゃか………そんなこちょ………うしょ……!」
「おぉ!流石に解ったか?そうです!あなたの親です!おちょーしゃんですよ!!」
子まりさは、引きつった顔でガタガタと震えだす。
「なんで?どーなっちぇるの…」
「あぁ、親切に説明してやるとだな。あの後お前の親を持って帰った俺はな、お前の親を生きたまま解体したんだよ。どうだ?綺麗に分けてあるだろ?」
それを聞いた子まりさの頬を、涙が伝う。
男はなおも続けた。
男はなおも続けた。
「いやー、最近ゆ虐もマンネリ気味だったんでね。ちょっと手を掛けてみたんだよ。子ゆっくりを、絶望のどん底に突き落としてみたくなってね。
だから、お前を逃がしたのもワザと。ゆっくりごときが、人間から逃げられる訳がないだろ?」
だから、お前を逃がしたのもワザと。ゆっくりごときが、人間から逃げられる訳がないだろ?」
「…しょ………うしょ………うしょなの………うしょなのぉぉぉぉ!おとーしゃん、へんじをしちぇよぉぉぉ!にんげんしゃんを、やっつけたんでしょぉぉぉ!!」
「はははっ!いい顔になったな。よしお前、俺の飼いゆっくりにしてやるよ!安心しな、殺しはしないさ!」
男は、何時までも泣き続ける子まりさを持って帰った。
「へー、これがその子まりさか。本当にいい表情をしてるな。絶望の中の希望を潰す、か。いい出来だな」
「だろ?傑作だろ?この『おうち』の出来もいいだろう?」
男は得意そうに、友人に子まりさを見せる。
子まりさは、透明な箱を改装した「おうち」の中を、力なく這っている。
その表情はとても暗いのだが、口だけはだらしなく開いて何故か笑っている。
背中には、男特製のオレンジジュースのボンベを背負っており、それが点滴の様に絶えず子まりさに栄養を補給していた。
子まりさは、透明な箱を改装した「おうち」の中を、力なく這っている。
その表情はとても暗いのだが、口だけはだらしなく開いて何故か笑っている。
背中には、男特製のオレンジジュースのボンベを背負っており、それが点滴の様に絶えず子まりさに栄養を補給していた。
「おうち」の床には、金色のフサフサした絨毯。
壁は3面肌色の壁紙で飾られており、赤くて分厚い物が壁に掛けられている。
白い塊で作られたベットには、これまた金色の毛で編んだ布団が置いてある。
インテリアには、ビンの中に浮かぶ2つの丸い塊と、四角い透明な小箱に入ったゴルフボールくらいの黒い塊。
天井には、黒と白の布のカーテン。
壁は3面肌色の壁紙で飾られており、赤くて分厚い物が壁に掛けられている。
白い塊で作られたベットには、これまた金色の毛で編んだ布団が置いてある。
インテリアには、ビンの中に浮かぶ2つの丸い塊と、四角い透明な小箱に入ったゴルフボールくらいの黒い塊。
天井には、黒と白の布のカーテン。
「これ、良いな!ステキなゆっくり再利用だな。俺もやってみよう!」
男の友人は、子供のように目を輝かせて見入っている。
男も、その様子に満足そうに笑う。
男も、その様子に満足そうに笑う。
「ゆびゃ…びゃ…おちょーしゃ…いつも…いっしょ…ゆけけ…ゆびぃ…ゆえぇ…」
子まりさは、そんな男たちに気がつかないのか、見えていないのか、ただ、虚ろな顔で「おうち」の中をウロウロと徘徊していた。
完

挿絵: