ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3768 暗殺鬼威惨
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ankoss
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『暗殺鬼威惨』 13KB
愛で 制裁 パロディ 駆除 群れ 飼いゆ ドスまりさ 現代 四作目。ちょっとパロディです。
愛で 制裁 パロディ 駆除 群れ 飼いゆ ドスまりさ 現代 四作目。ちょっとパロディです。
チートなゆっくりがあります。一部俺設定。嫌いな方は退避を。
分かる人には分かるキャラを使わせていただいてます。これまた嫌いな方は退避を。
分かる人には分かるキャラを使わせていただいてます。これまた嫌いな方は退避を。
暗殺鬼威惨
ある春の日の虹浦町、特に変哲のない家の中で、一匹の胴なしれてぃが跳ねていた。
「くろまく~、お腹空いた~」
「くろまく~、お腹空いた~」
『れてぃの部屋』と書かれた部屋から出て、ダイニングにある透明な箱の下へと向かう。
「おはよ~」「ゆひっ……」「んほ! はやくこのかべさんをとってぇええええええ!」
「おはよ~」「ゆひっ……」「んほ! はやくこのかべさんをとってぇええええええ!」
箱の中には成体まりさとレイパーありすの2匹が仕切りで仕切られて入っていた。
「朝ご飯~♪」「ゆひいいいい! かべさんとらないでなのぜええええええ!」「んっほおおおおおぉおおおおおおお!」
舌を伸ばして仕切りを取ると、ありすが一気にまりさに襲いかかった。
ぐっちょぐっちょと嫌な音を立ててレイパーが心ゆくまですっきりを行い、まりさの額から数十本茎が生えて赤ゆっくりが実る。
普通ならこの時点で即死だが、2匹に点滴している特濃オレンジジュースのおかげで死ぬことはない。
さらに成長促進剤も入れてあるため、赤ゆっくりは既に子ゆっくりとの中間の大きさにまで成長していた。
「ゆげえええええぇえ……おもいいぃいい……」「すぐ楽になるわよ」
普通ならこの時点で即死だが、2匹に点滴している特濃オレンジジュースのおかげで死ぬことはない。
さらに成長促進剤も入れてあるため、赤ゆっくりは既に子ゆっくりとの中間の大きさにまで成長していた。
「ゆげえええええぇえ……おもいいぃいい……」「すぐ楽になるわよ」
べろんっ! とれてぃの舌が茎を全て絡めて抜き取った。
実ゆっくりが落ちる前に口の中に入れ、むーしゃむーしゃと咀嚼を始める。
「……おいしい……しあわせー……」
実ゆっくりが落ちる前に口の中に入れ、むーしゃむーしゃと咀嚼を始める。
「……おいしい……しあわせー……」
れてぃが人間から見ても幸せそうな表情で言った。
仕切りを再び入れて2匹を再び隔て、れてぃは今度は二階に跳ねていった。
仕切りを再び入れて2匹を再び隔て、れてぃは今度は二階に跳ねていった。
髪を一部だけ白く染めたヘアスタイルの男がベッドで眠っていた。
「……Zzz」
「……Zzz」
「く~ろ~ま~く~! 鬼威惨、もう七時よ~」
すると2メートルほどの胴なしれてぃがドアから入ってきて、長い舌で段ボールを取り上げた。
すると2メートルほどの胴なしれてぃがドアから入ってきて、長い舌で段ボールを取り上げた。
「ふがっ!? ……ああ、もう朝か。れてぃ、飯は食ったか?」「うん、食べたわ~」
体育座りのような格好で眠り込んでいた男が目を覚まし、一度伸びをしてからベッドから降りた。
トーストとコーヒーで朝食を済ませ、軽くストレッチ。
昼はれてぃと町を散歩、公園でのんびりと過ごす。
夕方になると帰宅し、夕食を食べてから入浴。
夜は温かいミルクを一杯飲み、朝と同じように軽いストレッチをして朝まで熟睡。
夕方になると帰宅し、夕食を食べてから入浴。
夜は温かいミルクを一杯飲み、朝と同じように軽いストレッチをして朝まで熟睡。
これがこの男の日常である。
今日も昨日までと変わらない一日が始まる……と思ったのだが。
今日も昨日までと変わらない一日が始まる……と思ったのだが。
「鬼威惨、今日はお仕事に行く日よね?」「ああ、ドスが居るそうだ」
今日は彼の一週間ぶりの仕事、ゆっくりの駆除である。
いつも着ている特注の迷彩服を着て、愛用のクロスボウを二つ荷物に入れる。
その後色々と道具を入れ、準備完了である。
その後色々と道具を入れ、準備完了である。
「行くぞ、れてぃ」「はいは~い」
ドアに鍵をかけて車の後部ドアを開けて座席を全て倒し、れてぃが乗ったら運転席に乗り込み出発する。
ドアに鍵をかけて車の後部ドアを開けて座席を全て倒し、れてぃが乗ったら運転席に乗り込み出発する。
「今回もお前は雑魚の掃除を頼む。ドスは任せろ」「くろまく。了解」
短く伝え、鬼威惨はれてぃとお揃いのヘッドホン型の無線機を装着した。
短く伝え、鬼威惨はれてぃとお揃いのヘッドホン型の無線機を装着した。
目的地に到着し、鬼威惨とれてぃが車から降りる。
「ゆっくり駆除に来た。村長に会わせて欲しい」
到着した村の村長の家に案内されると、家の中から五〇ほどの男性が出てきた。
到着した村の村長の家に案内されると、家の中から五〇ほどの男性が出てきた。
「ああ、あのときはありがとうございました。ドス共がまた出てきてから畑が荒らされて荒らされて……」
鬼威惨は前にもこの村の近くで畑を荒らしていたドゲスの群れを排除したことがある。
それでこの村の村長は何かあったら鬼威惨に頼むようにしているのだ。
鬼威惨は前にもこの村の近くで畑を荒らしていたドゲスの群れを排除したことがある。
それでこの村の村長は何かあったら鬼威惨に頼むようにしているのだ。
「分かった。任せてくれ。……れてぃ、何かあったら連絡してくれ」「わかってるわ~」
鬼威惨は山の上を目指し、れてぃはその後ろをゆっくりついていって討ち漏らしを食べる。
これがこの二人のやり方である。
これがこの二人のやり方である。
「……ゆ? いまだれかいなかった?」「きのせいなのぜ。だれもいないのぜ?」
山の中を2匹のゆっくりが跳ねていた。れいむとまりさで、いずれもきょろきょろと周りを見渡している。
(……危なかった)
2匹の側の木の上で、鬼威惨が息をついていた。
ここで見つかると、群れに警戒される恐れがある。
単独でドスを狩る場合、目撃者はいないが良いのだ。
単独でドスを狩る場合、目撃者はいないが良いのだ。
クロスボウを構えて二発発射、中枢餡を貫通して物言わぬ饅頭となった2匹の側に鬼威惨が降り立ち饅頭に刺さった矢を抜いた。
極力足音を立てず茂みの中を鬼威惨は進んでいく。
極力足音を立てず茂みの中を鬼威惨は進んでいく。
「かわいいちぇんねええええええぇええ! とかいはなありすとすっきりしましょおおおぉおおおお!」
「むっほおおおおぉおおおおおおお! ちぇんのまむまむ、とってもとかいはねえええぇえええええ! しまるわああああぁああ!」
「やべでよおぉおおおおお! わがらないよおおおぉおおおおおおお!」
「むっほおおおおぉおおおおおおお! ちぇんのまむまむ、とってもとかいはねえええぇえええええ! しまるわああああぁああ!」
「やべでよおぉおおおおお! わがらないよおおおぉおおおおおおお!」
更に進むと、数匹のレイパーがちぇんをりんっかんしていた。
最初は抵抗していたちぇんだったが、額から十本近く茎を生やしてみるみる黒ずんでいく。
「とってもとかいはなすっきりだったわ! ……むほっ! みんな、こんどはあのまりさにとかいはなあいをあたえましょう!」
「ゆ~ゆ~ゆ~♪……ゆ!? れ、れいぱーだあああああぁあああああ!」
「とってもとかいはなすっきりだったわ! ……むほっ! みんな、こんどはあのまりさにとかいはなあいをあたえましょう!」
「ゆ~ゆ~ゆ~♪……ゆ!? れ、れいぱーだあああああぁあああああ!」
偶然近くを通りかかったまりさにレイパー達が突撃する。だが、
しゅとんっ! しゅとんっ! しゅとんっ! しゅとんっ! しゅとんっ!
「すっきりしまむぼっ!?」
「いっしょにすっきむぼぁ!?」
「くしっざしにむべ!?」
「まりさのとかいばっ!?」
「まりさ、ありすとゆべっ!?」
「いっしょにすっきむぼぁ!?」
「くしっざしにむべ!?」
「まりさのとかいばっ!?」
「まりさ、ありすとゆべっ!?」
突如飛来した五本の矢に串刺しにされ、レイパー達はあっさり絶命した。
「ゆ! れいぱーがみんなしんだのぜ! きっとまりささまのきはくにたえられなかったんだぜ! ……ゆ?」
まりさが最後に見た物は、茂みの向こうから自分に飛んでくる矢の姿だった。
あっという間に6匹殲滅した鬼威惨は、そのままドスの群れを探して歩みを再開した。
「……みんな! くそにんげんからおやさいをとりもどすのぜ! そしてくそにんげんどもをせいっさいするのぜぇ!
もうまりさたちはくそにんげんのしうちにはたえられないのぜ! あいつらのものはみんなまりさたちのものなのぜえ!」
もうまりさたちはくそにんげんのしうちにはたえられないのぜ! あいつらのものはみんなまりさたちのものなのぜえ!」
木に囲まれた群れの広場で、ドスまりさ……いや、ドゲスまりさの一際大きな声があがる。
「むっきゃっきゃっきゃ! ぱちゅのずのうとどすのちからがそろえばにんげんなんかいちころよ! そうでしょみんな!」
「そのとおりなのぜ! ひとにらみでいのししさんさえにげていくまりささまたちはえらいのぜ!」
「そうだよ! れいむもこんなしうちはもうたくさんだよ! にんげんさんたちにどっちがうえかおしえてあげないとね!」
『えいえいゆー!』
「むっきゃっきゃっきゃ! ぱちゅのずのうとどすのちからがそろえばにんげんなんかいちころよ! そうでしょみんな!」
「そのとおりなのぜ! ひとにらみでいのししさんさえにげていくまりささまたちはえらいのぜ!」
「そうだよ! れいむもこんなしうちはもうたくさんだよ! にんげんさんたちにどっちがうえかおしえてあげないとね!」
『えいえいゆー!』
「……なるほど、駆除しろと言われる訳だ」
賢いドスはそもそも人間と積極的に関わろうともしないし、人間となるべく良好な関係を築こうとする。
広場のそばの茂みの中にいた鬼威惨が腰のケースから唐辛子矢を取り出し、クロスボウに番えて木に登る。
「……フィア―ッ! キェエエエエエエエエエッ!」
『ゆっ!?』
奇声を上げ、鬼威惨がドゲスまりさの側に生えた木に向かって飛び移った。
『ゆっ!?』
奇声を上げ、鬼威惨がドゲスまりさの側に生えた木に向かって飛び移った。
しゅとんっ!
「ゆぎゃあああああ!? がらいだいぃいいいいい!?」
「ゆぎゃあああああ!? がらいだいぃいいいいい!?」
すれ違い様に唐辛子矢を発射し、ドゲスの後頭部に見事に命中させる。
――さあ、恐怖だ! 恐怖を感じろっ!
木の上からの声に最初に気付いたのはぱちゅりーだった。
木の上からの声に最初に気付いたのはぱちゅりーだった。
「むきゅ!? く、くそにんげんのこえよおおぉおおおおお! みんなにげむぎゅっ!」
ぱちゅりーが群れに避難を促すが、最後まで言う前に矢に貫かれる。
ぱちゅりーが群れに避難を促すが、最後まで言う前に矢に貫かれる。
――死ぬ気で避けろよ! 避けられるものならな! キエエエエエエエェェェェェ――ッ!
頭上からの声に気付きゆっくり達がつい空を見上げる。
その頭上を鬼威惨が飛び回りつつ、唐辛子粉をばらまき、驚異的なスピードで矢を撃ちまくる。
その頭上を鬼威惨が飛び回りつつ、唐辛子粉をばらまき、驚異的なスピードで矢を撃ちまくる。
「ゆっぎゃああああああ!」「がらいいいいいいいい!」「あづいいいいいいいいいいっ! じぬうううううう!」
唐辛子粉が目に入ったゆっくりが動きを止め、続いて飛んできた矢に撃ち抜かれる。
五分ほどその地獄絵図は続き、やがて広場にあるのは死骸と未だにのたうち回っているドゲスまりさだけだった。
五分ほどその地獄絵図は続き、やがて広場にあるのは死骸と未だにのたうち回っているドゲスまりさだけだった。
「ゆっぐ…………ど、どごだあああぁああああっ! ぐぞにんげんはどずずばーぐでぜいっざいじでやるううぅうううう!」
ようやく痛みから復帰したドゲスが叫び、後頭部のドスキノコをお下げで取って咀嚼し始める。
ようやく痛みから復帰したドゲスが叫び、後頭部のドスキノコをお下げで取って咀嚼し始める。
「……どずずばーぐ!」
ドゲスまりさの口から太い光の束が発射され、そこら中の木を薙ぎ倒していく。
「どごだあああぁあああぐぞにんげぇえぇぇん! でてこいぃいいい!」
「出てきたぞ?」
「どごだあああぁあああぐぞにんげぇえぇぇん! でてこいぃいいい!」
「出てきたぞ?」
鬼威惨がドスの後ろに降り立ち、後頭部に刺さっていた矢をぐりぐりと抉る。
「ゆっぎゃああああああああああああぁああ!! いだいいいぃいい! だれがいだいなばでぃざざまをだずげろおおおぉおおお!」
「……何が偉大なまりさ様だ、くだらない。……おいドゲス、姿が見えない敵に襲われる恐怖はどうだ?」
「ゆっぎゃああああああああああああぁああ!! いだいいいぃいい! だれがいだいなばでぃざざまをだずげろおおおぉおおお!」
「……何が偉大なまりさ様だ、くだらない。……おいドゲス、姿が見えない敵に襲われる恐怖はどうだ?」
「うるざいいいいぃいいいいい! ゆっぐりじないでざっざどじねええぇえええええ!」
「……うるさいのはお前だろう。……もういい。お前はどこから来た? 答えろ」
鬼威惨がもっともな突っ込みを返す。
「……うるさいのはお前だろう。……もういい。お前はどこから来た? 答えろ」
鬼威惨がもっともな突っ込みを返す。
「うるざい! うるざいぃ! ごごばばでぃざのぐにだ! ぐぞにんげんふぜいがでがいぐちきいて」
ぐさり。
唐辛子矢、もう一本追加。
唐辛子矢、もう一本追加。
「……俺は、どこから、なぜ来たのか訊いているんだ。早く答えろ」
「ゆぎいいぃいいいいいいい……ば、ばでぃざはあっぢのやまがらぎだんだぜ……だべものがずぐなぐなっだがら……」
「ゆぎいいぃいいいいいいい……ば、ばでぃざはあっぢのやまがらぎだんだぜ……だべものがずぐなぐなっだがら……」
鬼威惨がはあ、と溜息をついた。今年は異常気象もなかったし、大方無計画に繁殖して山の資源を食い荒らしたのだろう。
「もういい……ついて来い。それとも加工所に行くか?」「ゆっ!? が、がごうじょはいやああああああ! づいでいぐんだぜぇえ!」
ドゲスがわさわさと身体を揺らす。キモい。
時たまドゲスが歩みを止める度に矢で後頭部を抉りつつ、やっとの事で鬼威惨は村民がトラックを停めている場所に到着した。
「……あー、こちらスカウト。ドゲスを確保。ザコが何匹か逃げ出したと思うが、見なかったか?」
『いたわ~。おいしかったわよ~』「……そうか。お前も早く戻ってこい」
『いたわ~。おいしかったわよ~』「……そうか。お前も早く戻ってこい」
通信を切り、鬼威惨はドゲスのドスキノコを千切り取ってからトラックに乗せ、ラムネで眠らせた後紐で固定してれてぃを待った。
一方その頃、れてぃはと言うと。
「ゆ! ゆっくりしないでかえろ~っと」
そう言ってれてぃが後ろを向いた瞬間だった。
そう言ってれてぃが後ろを向いた瞬間だった。
「はるですよー!」「くろまく~?」
れてぃの眼前に飛んできたのは、春の代名詞ゆっくりりりー。
「いまははるですよー! れてぃはさっさとねむってくださいよー!」「嫌よ~。私鬼威惨の所に帰らないと~」
とりあえずそう返すと、なぜかりりーはぷんすかと怒り始めた。
とりあえずそう返すと、なぜかりりーはぷんすかと怒り始めた。
「だめですよー! いまははるなんですかられてぃはねむってないとだめなんですよー! さあねむってくださいよさあ!」
あんまりなセリフだが、別にりりーに悪気がある訳ではない。
りりーは春をあちらこちらに伝える不思議な習性を持つ。そのためある意味冬の象徴であるれてぃが起きていてはゆっくりできないのだ。
「はーやーくーねーむーっーてー! いーまーはー! はーるーなーんーでーすーよー!」
りりーがれてぃの耳元で大音量で叫ぶ
「はーやーくーねーむーっーてー! いーまーはー! はーるーなーんーでーすーよー!」
りりーがれてぃの耳元で大音量で叫ぶ
「……もう、うるさーい!」
れてぃが舌を伸ばし、鞭のようにりりーを打ち据えた。勿論殺すほど強くはやらない。
「ゆべっ!……びぇえええええん! はるなのに―!」
れてぃが舌を伸ばし、鞭のようにりりーを打ち据えた。勿論殺すほど強くはやらない。
「ゆべっ!……びぇえええええん! はるなのに―!」
泣きながら飛び去っていくりりーを、れてぃは頭に?マークを浮かべて見ていた。
「……ゆ?」
どくん、と自分の中身が脈動するような感覚がれてぃを襲う。
「く、く、くろまく~!?」
底部がみるみる盛り上がり、人間そっくりの胴体を形作り始める。
「く、く、くろまく~!?」
底部がみるみる盛り上がり、人間そっくりの胴体を形作り始める。
そして数分後、れてぃは胴付きゆっくりになっていた。
「……れ、れてぃに胴が生えた?」
「……れ、れてぃに胴が生えた?」
さっきまでゆっくりらしい下ぶくれだった顔は整い、人間の目から見ても美人になっている。
身体のサイズも人間と同じくらいになっており、また下手な女性よりスタイルが良かった。
「……と、とりあえず、鬼威惨の所に戻らないと……」
身体のサイズも人間と同じくらいになっており、また下手な女性よりスタイルが良かった。
「……と、とりあえず、鬼威惨の所に戻らないと……」
通信しても信じて貰えないだろうと思ったれてぃは、白いマントのような飾りをなびかせて慣れない足取りで駆けていった。
「……れてぃが、胴付きになってるだと……」「りりーを追い払ったらこうなったのよ。鬼威惨、どういう事か知ってる?」
トラックの前、興奮しているれてぃの前で、鬼威惨は考え込んでいた。
「分からん。……これは推測だが、お前が胴付き化するためにはりりーに勝つ必要があるんじゃないか?」
もし本当なら、これは大発見である。ゆうかやれみりゃ等、数種類のゆっくりは既に胴付き化の方法が分かっている。
が、れてぃは個体数が少なめなのも相まって未だに見つかっていないのだ。
もし本当なら、これは大発見である。ゆうかやれみりゃ等、数種類のゆっくりは既に胴付き化の方法が分かっている。
が、れてぃは個体数が少なめなのも相まって未だに見つかっていないのだ。
「とりあえず、村に戻ろう。こいつを見ててくれ」
「分かったわ」
「分かったわ」
助手席にれてぃが乗り込み、トラックが発進した。
「終わったぞ」「ありがとうございます! ……そっちの方は誰ですか?」
「れてぃだ。信じられんと思うが胴付きになった」
「れてぃだ。信じられんと思うが胴付きになった」
そう言うと村長は驚愕したが、ドゲスの処理のことを伝えると急に真面目な顔に戻った。
「ああ、それでしたらそこのボロ小屋を使ってください」
「ああ、それでしたらそこのボロ小屋を使ってください」
言われたとおり村長の家の小屋に行き、そこにドゲスを引っ張ってきた。
れてぃも胴無しだった頃のパワーは健在、と言うかむしろ上がっており、鬼威惨よりもパワフルに動いてくれた。
横倒しにしたドスのあんよを農業用バーナーで満遍なく焼き、髪の毛を全て抜き取って小屋の中に収容する。
と、足を焼いている最中でドスが起きて叫び声を上げだした。
「いだいいいいぃいいい! あづいいぃいいいいいいい! やべろおおぉおおおおお!」
「……しまった。先に口を縫い付けておいた方が良かったか」
鬼威惨が顔をしかめる。
「……鬼威惨、れてぃに任せて。えい」
れてぃが無理矢理口を閉じさせる。
「いだいいいいぃいいい! あづいいぃいいいいいいい! やべろおおぉおおおおお!」
「……しまった。先に口を縫い付けておいた方が良かったか」
鬼威惨が顔をしかめる。
「……鬼威惨、れてぃに任せて。えい」
れてぃが無理矢理口を閉じさせる。
「こーるどすなっぷ!」
れてぃが叫ぶと、ドスの口が端からピキピキと凍結し始めた。
「なっ……!? 冷気だと!?」
鬼威惨が目を剥く。
「れてぃ種は胴付きになると冷気を放つのか……あのパワーといい恐ろしいな」
とりあえず凍り付いた口を糸で縫い閉じて水溶き小麦粉で塞ぐ。
れてぃが叫ぶと、ドスの口が端からピキピキと凍結し始めた。
「なっ……!? 冷気だと!?」
鬼威惨が目を剥く。
「れてぃ種は胴付きになると冷気を放つのか……あのパワーといい恐ろしいな」
とりあえず凍り付いた口を糸で縫い閉じて水溶き小麦粉で塞ぐ。
トドメに頬を貫いて餌の生ごみを入れるためのパイプを通してセッティングは完了。
後は中枢餡が熟成するまでこの状態をキープし、時々生えるドスキノコを収穫して売る。ドゲス狩りの後よく行われる手法である。
善良なドスは生きたまま丸ごと売った方が金持ち相手に高く売れるのだ。
後は中枢餡が熟成するまでこの状態をキープし、時々生えるドスキノコを収穫して売る。ドゲス狩りの後よく行われる手法である。
善良なドスは生きたまま丸ごと売った方が金持ち相手に高く売れるのだ。
「じゃ、俺はこれで帰るとする。帽子はもらっていくぞ」「はい、ありがとうございます! また何かあったらよろしくお願いします!」
村長の見送りを受け、ドゲスの黒い帽子を持った鬼威惨とれてぃは車を出した。
「なかなか上質な帽子だ。大きさも申し分ない。うまくいけば50万くらいで売れるか?」「そうね~。」
ドスは結構希少なため、そのお飾り、それも傷の少ない上質なものはそのくらいの値がついても全くおかしくない。
一般的なサイズのドスでも善良な個体を生け捕りにすれば百万クラスである。
昔7メートルサイズのドスを生け捕りにして五千万円も手に入れた者も居るそうだ。
「俺たちもいつか超巨大ドスを捕獲したいもんだな、れてぃよ」「そしたらもっと広い家に住めるわね~。ゆふふ」
一般的なサイズのドスでも善良な個体を生け捕りにすれば百万クラスである。
昔7メートルサイズのドスを生け捕りにして五千万円も手に入れた者も居るそうだ。
「俺たちもいつか超巨大ドスを捕獲したいもんだな、れてぃよ」「そしたらもっと広い家に住めるわね~。ゆふふ」
数千万を手に入れた時のことを考えてニヤニヤ笑いながら二人が言葉を交わす。
その奇怪な動きでゲスゆっくりに至純の恐怖を与える彼は、ゆ虐界ではこう呼ばれている。
『蜘蛛鬼威惨』または『暗殺鬼威惨』と。
○
何となくクロスボウを使わせてみたくなったので書いてみました。
その内他の作品にも登場させたいな、鬼威惨とれてぃ。
ちょっと少ないかな……主に虐待描写が。
何となくクロスボウを使わせてみたくなったので書いてみました。
その内他の作品にも登場させたいな、鬼威惨とれてぃ。
ちょっと少ないかな……主に虐待描写が。
今まで書いたもの
- レイピアお姉さんと愉快な仲間達1
- レイピアお姉さんと愉快な仲間達2
- ゆリーダー日記