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  • anko4067 自由万歳

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko4067 自由万歳

最終更新:2012年02月26日 16:17

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『自由万歳』 13KB
いじめ 飼いゆ 野良ゆ 現代 自由は尊い

 とある公園。
 そこは、休日の昼間ともなると、飼いゆっくりを連れた人々で賑わう。
 この公園で出会い友達になったゆっくりたちが遊んだり、飼い主たちが情報交換をした
りと、近辺ではその手の社交場として知られていた。
 野良ゆっくりは、隅っこにいることを黙認されていた。
 一応は、ゆっくりを飼っている人間たちなので、自分の飼いゆっくりが野良と接触する
ことを嫌う者はいても、野良だからといきなり殺したりする者はいない。
 初期には、餌をせびる野良ゆっくりに応じたり、飼いゆっくりが野良と友達になること
を容認する飼い主もいたのだが、トラブルの数々が起きて、今の状態に落ち着いた。
 お決まりすぎてトラブルの内容はいちいち詳説するまでもあるまい。
 餌をくれるのを勘違いして奴隷呼ばわりから始まって、飼いゆを口説き落として子作り
をしてそれをネタに自分も飼われようとする、或いはもっとひどいのになると無理矢理れ
いぽぅして飼ってねゆっくりさせてね、とほざく。
 それでも、初期も初期の最初期には飼いゆを口説いて拾われていったものもいたのであ
る。
 しかし、それは多くは失敗した。
 結局、野良ゆっくりとして生きてきた元野良たちは飼いゆっくりとして適応できないの
だ。
 このように祝日に公園に飼いゆっくりを連れてくるような飼い主は、いわば躾などはき
ちんとしているタイプだ。庭にほとんど放し飼いにしているような放任タイプはわざわざ
こんな所へ来ない。
 トイレの場所も覚えない、十分な量のごはんを食べても限界まで食べようとおかわりを
要求し断れば大声でなじる。
 月に一度、週に一度と与えるケーキなどの極上の甘味を食えばもうそれ以下の甘さのも
のでは満足せずにあのあまあまをよこせと喚く。
 子供への躾を「おちびちゃんをいじめるな」と邪魔する。
 何匹までと定めた上限を超えて子作りをしようとする。理由はもちろん「おちびちゃん
はゆっくりできるから」だ。
 そして、幾度とない飼い主との衝突の果てに、
「どれいのくせに!」
 と、飼い主のことを内心どう思っているかを暴露すれば、そこで夢の飼いゆっくり生活
は終焉を迎える。
 そこで元から飼っていたゆっくりが飼い主側につけばまだよいが、番の方へ味方するも
のもいて、その時の飼い主の絶望は二倍どころではない。
 ああ、失敗だった! まったく野良ゆっくりなんかを拾ったのが間違いだった!
 そう心の底から思った飼い主は、公園で他の飼い主に失敗談を話す。みんなは自分みた
いな失敗をするな、と。
 そして、結局は飼いゆっくりたちが遊んでいる時間帯は、野良ゆっくりは隅っこでおと
なしくしているという現在の状態になったのである。

 その男は、別段ゆっくりが好きでも嫌いでもなかった。
 嫌っていないからこそ、ゆっくりだらけのこの公園のベンチでぼさーっとしていること
ができる。 
 好きでもない、と言っても、無邪気に遊んでいる飼いゆっくりたちを見れば時々かわい
いなあ、とか思ったりしないこともないのでそんなに居心地は悪くなかった。
「ん?」
 ゆーゆーゆー、と歌声が聞こえる。まあ、とても上手いとは言えないが、聞くに堪えな
いほどではない。
 見れば、銀バッチをつけたれいむ種が、一匹で体をゆらゆらと揺らしてリズムをとりな
がら歌っていた。
 見るからにおっとりゆっくりとした様子は、脱力してベンチに座っている男にとっては
悪いものではなかった。
「あ……」
 しかし、その男の表情が少し動いた。
「ゆっ、ゆっ、ゆっ!」
 一匹のゆっくりまりさと、一匹の子まりさがそのれいむに近づいていくのに気付いたの
だ。
 薄汚れ具合とバッチがどこにもついていないことから野良ゆっくりであろう。
 男は訝しげに、それを見ていた。
 ちょいちょいここに来ている男は、ゆっくりの飼い主と少し話したこともあり、この公
園での野良ゆっくりの立場は承知している。
 一見、あのれいむは一匹だけのようだが、おそらく飼い主は少し離れたところで見守っ
ているか、他の飼い主仲間と話しているだけであろう。
 何か変なことをしてれいむが騒げばすぐさま駆けつけてきて、そこは殺さないとは言っ
ても場合によっては蹴りの一発も入れてやるだろう。
 子供の方はともかく、大人のまりさがそれをわきまえていないとも思えないのだが。
 男は、なんとなく成り行きを見守ることにした。
「ゆっ、れいむ!」
「ゆゆ?」
 まりさがれいむに声をかけた。とりあえずいきなり襲い掛かるようなことはしないよう
だ。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくちちていっちぇね!」
「ゆ! ゆっくりしていってね!」
 おそらく親子であろうまりさたちに、れいむは挨拶を返す。
「れいむは飼いゆっくりさんなのぜ」
「ゆん、そうだよ」
 それを聞くや、まりさと子まりさが顔を見合わせて――
 にたーっ、と笑った。
「ゆ?」
 どう見ても、親愛の情を示すものではなく、蔑みに満ちた笑みだったのでれいむは戸惑
った。
「ゆひゃひゃひゃ! にんげんのどれいの飼いゆっくりなのぜ!」
 その声は大きかったため、れいむだけでなく、周りの飼いゆっくりや飼い主もそちらを
見た。
 その視線を確認するようにまりさは周囲を眺めると、まくしたてた。
「いつもはにんげんのおうちに閉じ込められて、ときどきこうやってお外で遊ばせてもら
ってるどれいなのぜ!」
「ゆ……」
「ごはんも思う存分むーしゃむーしゃできないどれいなのぜ!」
「ゆぷぷ、どれいなのじぇ!」
「おちびちゃんも好きなだけ作れないどれいなのぜ!」
「ゆぴゃあ、ゆっくちちてないのじぇ!」
「ゆゆゆ……」
 まりさの言葉に、れいむは気圧されたように唸っていたが、やがてぽつぽつと自分の考
えを述べ始めた。
「ゆぅ、でもおうちにいるから雨の日も大丈夫だし、夜もれみりゃとかふらんに襲われな
いよ」
「ゆふーん、そうなのぜ」
「ごはんは、ちょっと物足りない時もあるけど、それは食べ過ぎるとけんこーに悪いから
だよ」
「ゆへえ、それから?」
「おちびちゃんは、そのうちにお見合いしてだんなさんができたら、二人作っていいって
言われてるよ」
「ゆひゃひゃひゃひゃ!」
「ゆぴゃぴゃぴゃぴゃ!」
 まりさ親子は大声で笑い出した。
「閉じ込められてるのにそれがわからないのかぜ! なにがけんこーに悪いから、なのぜ!
 そんなの、おなかいっぱいむーしゃむーしゃするのが一番ゆっくりできるに決まってる
んだぜ! ゆぷ! ゆぷぷぷぷ! きわめつけはおちびちゃんなのぜ! 二人って! た
ったそんだけなのぜ!? ゆひゃひゃひゃ! おちびちゃんはたくさんいればいるほどゆ
っくりできるに決まってるのぜ!」
「ゆぅ……」
「よくわかったのぜ。飼いゆっくりさまがぜんっぜんゆっくりしてないことが! ゆひゃ
ひゃひゃ! これならまりさたちのほうがずうっとゆっくりしてるのぜ!」
「ゆっくちちてるじぇ、まりちゃたち!」
 そうまで言われても、れいむは怒らなかった。
「ゆ! まりさたち、そんなにゆっくりできてるの!?」
 むしろ、羨望の念すら見せて問いかけた。どうやら相当素直な個体らしい。
「ゆふん!」
 そう言われて、いたく優越感を満足させたらしいまりさはふんぞり返った。
「そうなのぜ、そりゃあまりさたち野良はにんげんに守られてはいないのぜ。でも、それ
はそれだけ自由ってことなのぜ!」
「ゆ! 自由!」
「そうなのぜ。何をするのも、どこへ行くのも、自由なのぜ。もちろん、いつでも好きな
時にお外で遊べるし、おなかいっぱいむーしゃむーしゃできるし、おちびちゃんもたーさ
くさん作れるのぜ、とーってもゆっくりできるのぜ!」
「ゆん! かいゆっくちなんかまりちゃはなりちゃくないのじぇ! だっちぇこのじゆー
がなくなるなんてぜーったいにいやなのじぇ!」
「ゆんゆん、その通りなのぜ、おちび」
「ゆぅ……ゆ?」
 まりさ親子の誇らしげな様子を見ていたれいむが、何か疑問を感じたらしく、首という
か体を傾げた。
「まりさ……なんだか痩せてるけど、おなかいっぱいむーしゃむーしゃしてるんだよね?」
 別に悪意あっての問いではなく、思ったままを口にしたらしい。
「ゆ? ……そ、それは……」
 まりさは、さっきまでの威勢はどこへやら口ごもる。
「おちびちゃん、その子だけなの? たくさんいるんじゃないの? まりさはおとうさん
だよね、おかあさんはどこにいるの?」
「ゆ、ゆ、ゆ、そ、そ、それ、は……」
「ゆぴぃぃぃ! おかーしゃんはれみりゃにたべられちゃったのじぇ! おねーしゃんと
いもーちょもたくちゃんいたのに、みーんなむーちゃむーちゃできなくてちんじゃったの
じぇ!」
「ゆ、お、おちび!」
 子まりさが泣き喚きながら言ったのに、まりさが顔を引きつらせる。
「ゆ? ゆゆ?」
 子まりさの言葉に、れいむは困惑していた。
「ゆぅ……れみりゃに食べられちゃったの? ちゃんと暗くなったらおうちに入ってない
とだめだよ」
「ゆぴぃぃぃ、おうちにはちゃんといたのじぇ! でも、れみりゃがドアさんをこわして
入ってきたんだじぇ!」
「え? ドアさんを?」
 れいむにとって、おうちというのはれみりゃやふらんの侵入を許すようなものではない
のだ。このまりさたち……いや、それに限らず多くの野良ゆっくりがダンボール箱や発泡
スチロールでつくったおうちを極上のおうちとして扱い、それすらもれみりゃふらんに襲
われたらどうにもならないことなど思いもよらないことであった。
「お、おちび、おちび、別にそんなこと、わざわざ、言わないでいい、のぜ」
 まりさは、横目で子まりさを睨みつけて言うのだが、母や姉妹の死を思い出したのか子
まりさは感情が激発してしまっていて、それに気付かない。
「……自由なんだよね、まりさたち」
「ゆ、そ、そ、そうだぜ! まりさたちは自由なんだぜ!」
「でも、なんかあんまりまりさたちゆっくりできてないみたい」
「ゆ、ゆ、ゆぎぎぎぎ」
 あんまり利発とは言えず、おっとりとしているれいむは、まりさの変化にあまり気を留
めていなかった。
 だから、ぽろっと言ってしまった。
「ゆぅ……れいむたち飼いゆっくりにない自由がまりさたちにあるのはわかったけど……
その自由でまりさは何ができてるの? れみりゃにドアさんをこわされるおうちに住んで、
ごはんをむーしゃむーしゃできなくて、せっかくたくさん作ったおちびちゃんもそのせい
でこの子以外は死んじゃって……それなら、れいむは自由じゃないどれいでも、おにいさ
んのおうちで飼われてる方がいいよ」
「ゆがあああああああ!」
「ゆ!?」
 まりさが激昂した。
「う、うるっさいのぜええええ! まりさたちは自由なのぜ! 自由は尊いのぜ! それ
はにんげんたちだって言ってるのぜ! 自由なまりさたちはゆっくりしてるのぜ! おま
えら飼いゆっくりなんかより! どれいなんかより! ずっと、ずっと、ずっーっとゆっ
くりしてるのぜえ!」
「ゆ、ゆ、ま、まりさ、落ち着いて」
 かなり鈍感らしいれいむでも、さすがにまりさの剣呑なオーラに当てられて恐怖に震え
ながら言った。
「ゆっくりしてないどれいはせいっさいなのぜえええええ!」
 ついに、まりさがれいむに向かってぽよんと跳ねた。
 それを見ていた飼いゆっくりたちの大半は悲鳴を上げた。
 飼いゆっくりの極一部と、人間たちは、平然とそれを見ている。ベンチに腰掛けていた
男も同様だ。
 まりさが激昂した時に、一人の男がまりさの背後に近付いていったのを知っていたから
だ。
「おらっ!」
「ゆべ!」
 右からの衝撃に、まりさは左側へふっ飛んだ。
 後ろにいた男が右足を横に振ってまりさを蹴ったのだ。
「ゆ! おにいさん!」
 れいむが言った。男はれいむの飼い主だった。
「大丈夫か、れいむ」
 飼い主は、少し嬉しそうにしていた。
 野良ゆっくりごときに論破されないだろうと思っていたのに、野良の唱える自由に羨望
の眼差しを向けるものだから飼い主は冷や冷やしていたのである。
 しかし、真っ向から反論したわけではないが、結果としてまりさの言う野良の自由より
も飼い主との生活を選んだことに、彼は満足していた。
「さ、それじゃ、帰ろうか」
「ゆん!」
 飼い主に抱き上げられて、れいむは公園から出て行った。
 少し、陽が傾き始めていた。
 それをきっかけにして、他の飼い主たちもそれぞれの飼いゆっくりと一緒に帰って行っ
た。
「ゆぷぷぷ! どれいがにげていくのじぇ! やっぱちまりちゃたちよりゆっくちちてな
いのじぇ!」
「ゆ、ゆゆ、そ、そうなのぜ、おちび……」
 自信満々な子まりさの言葉に、まりさは弱々しく応じる。
 完膚なきまでにまりさの優越感は叩き潰されていたものの、言っていたこと自体は完全
に間違いではない。
 飼いゆっくりは、やはりどれだけ愛情深い飼い主に飼われようと、自由を代償にした奴
隷的存在である側面は否定しきれないものがある。
 ならば、自分は飼いゆっくりになどなりたくない、自由に生きたい、と思う野良ゆっく
りがごくごく少数といえど実在することも事実なのだ。
 だが、まりさは違う。
 そもそも、本当にそう思っている野良ゆっくりは、わざわざ飼いゆっくりを捕まえて自
由がどうのと講釈を垂れて優越感を味わったりしない。
 どんなに辛くとも、例え明日にもいや一分後に死ぬかもしれぬ危うさがあっても、そう
いう連中は、自由であることである程度はゆっくりできているからだ。
 まりさは、違う。
 まりさは、本心では、飼いゆっくりになりたかった。
 自由など要らないから、れみりゃに襲われないおうちと定期的に与えられるごはんが欲
しかった。
 飼いゆっくりよりも自由があるから自分はゆっくりしている。
 そう自分を騙して思い込んでゆっくりしたかったのだ。
 公園の隅っこから飼いゆっくりを見て、にやにやしていればよかったのに、さらなるゆ
っくり――飼いゆっくりが自由な自分を羨む――を求めたためにこのザマである。
「さぁてと、おれも帰るかあ」
 男がベンチから立ち上がった。
「ゆっ! おとうしゃん、おにゃかすいちゃのじぇ! むーちゃむーちゃちたいのじぇ!」
「ゆぅ……それじゃおうちに帰ってくささんをむーしゃむーしゃしようね」
「……あのくさしゃん、にーがにがでまずいのじぇ……」
「ゆゆぅ……しょうがないんだよ、あれしかないんだから、我慢してむーしゃむーしゃし
ようね」
 まりさ親子の声が聞こえてくる。
 それを聞いて男が呟く。
「自由だから自分たちのほうがゆっくりしてる……か、あのちびはいつまでそう思い込ん
でいられるのかねえ……」
 或いは、本当に達観した、危険と隣り合わせの自由をゆっくりと感じることができるゆ
っくりに成長できるか。
「やじゃやじゃやじゃ! まりちゃはじゆーでとっちぇもゆっくちちてるのに! にゃん
でまじゅいくさしゃんをたべないといけないのじぇ!」
「ゆぅ、おちび、しょうがないんだぜ。……しょうが、ない……の、ぜ」
「まりちゃゆっくちちてるのじぇ! じゆーなのじぇ! じゆーだから、にゃんでもきる
んだじぇ! できにゃいとおかちいんだじぇ!」
 嗚咽が声に混じった親のことを気にすることなく、子まりさはじたばたと駄々をこね続
けた。
 あれでは、望み薄であろう。
 ほぼ間違いなく、遠くない将来に自由など要らないから飼いゆっくりになりたいと願う
ようになるだろう。
 れみりゃを防げないおうちに住み、満足に食糧を得られない野良ゆっくりがそれまで生
きられたらの話だが。



     書いたのは、自由主義者のるまあき。自由っていいよね。
     ゆっくりには好きに死ぬ自由すら無いがな!


過去作品
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 anko490 つむりとおねえさん
 anko545 ドスハンター
 anko580 やさしいまち
 anko614 恐怖! ゆっくり怪人
 anko810 おちびちゃん用のドア
 anko1266 のるま
 anko1328 しょうりしゃなのじぇ
 anko1347 外の世界でデビュー
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 anko1512 やけぶとりっ
 anko1634 かわいそうかわいそう
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 anko2087.2088 とんでもないゲス
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 anko2652.2653 とてもがんばったまりさの末路
 anko2864 つむりの学校
 anko3071 償い
 anko3658.3659 ほんとうのゆっくり
 anko3771 水上の覇者

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