ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4301 俺とれいむとお袋
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『俺とれいむとお袋』 20KB
愛で 愛情 日常模様 お家宣言 番い ゲス 現代 独自設定 ⑨本目です。宜しくお願いします
愛で 愛情 日常模様 お家宣言 番い ゲス 現代 独自設定 ⑨本目です。宜しくお願いします
俺とお袋れいむ
「やばい…リビングの窓の鍵かけたっけ?ゆっくりにおうち宣言されてないだろうな…!」
仕事から帰った俺は慌てて玄関の鍵を開けリビングへ向かった。そこには丸々と太った大きなれいむがぐうぐうと寝ていた
「部屋は?荒らされてないのか!?」と辺りを見回したが荒らされるどころか
脱いでそのままにしていたシャツやズボンなどは洗濯カゴに入れられていた。ご丁寧に色物とそうでない物で区分けまでされている
床に置いたままだった雑誌は綺麗に積み上げられて整頓されていた
テーブルも布巾で拭かれておりそれなりに綺麗になっていた
「どういう事だ…荒らされるんならともかく整頓されるって一体……」
呆然と立ち尽くしていたられいむが目を覚ました
『おそいよ!なにやってたのくそじじい!』
「えっと、この部屋れいむが片付けたのか?」
『そうだよ!あんなにちらかすなんてしんじられないよまったく!』
「あー…ゴメンナサイ」
何でゆっくりに謝ってんの俺?
『ごみはびにーるぶくろにいれておいたよ!ごみばこさんにいれようとおもったけどてぃっしゅさんでいっぱいだったよ!ひとりすっきりしすぎだよ!ごみばこさんをにんっしんっさせるきなの!?』
「………」
何で俺ゆっくりに怒られてるの?でも全部正論だから言い返せない俺がいる訳で
『れいむはおそうじでつかれてるんだよ!はやくごはんちょうだいね!』
「ちょっと待ってて着替えるから」
と、いつもの癖で脱いだものをソファーの背もたれに掛けたら…
『なにやってるのぉおおおお!はんがーさんにかけなきゃだめでしょぉおおお!しわになっちゃってもいいの!?』
母さん。俺泣いていいですか?
仕事から帰った俺は慌てて玄関の鍵を開けリビングへ向かった。そこには丸々と太った大きなれいむがぐうぐうと寝ていた
「部屋は?荒らされてないのか!?」と辺りを見回したが荒らされるどころか
脱いでそのままにしていたシャツやズボンなどは洗濯カゴに入れられていた。ご丁寧に色物とそうでない物で区分けまでされている
床に置いたままだった雑誌は綺麗に積み上げられて整頓されていた
テーブルも布巾で拭かれておりそれなりに綺麗になっていた
「どういう事だ…荒らされるんならともかく整頓されるって一体……」
呆然と立ち尽くしていたられいむが目を覚ました
『おそいよ!なにやってたのくそじじい!』
「えっと、この部屋れいむが片付けたのか?」
『そうだよ!あんなにちらかすなんてしんじられないよまったく!』
「あー…ゴメンナサイ」
何でゆっくりに謝ってんの俺?
『ごみはびにーるぶくろにいれておいたよ!ごみばこさんにいれようとおもったけどてぃっしゅさんでいっぱいだったよ!ひとりすっきりしすぎだよ!ごみばこさんをにんっしんっさせるきなの!?』
「………」
何で俺ゆっくりに怒られてるの?でも全部正論だから言い返せない俺がいる訳で
『れいむはおそうじでつかれてるんだよ!はやくごはんちょうだいね!』
「ちょっと待ってて着替えるから」
と、いつもの癖で脱いだものをソファーの背もたれに掛けたら…
『なにやってるのぉおおおお!はんがーさんにかけなきゃだめでしょぉおおお!しわになっちゃってもいいの!?』
母さん。俺泣いていいですか?
れいむに怒鳴られつつ夕食を作りれいむと共に食べている……って野良相手に何やってんだ俺は!?
『まったく…そんなんだからおよめさんももらえないんだよ!』
「いや、居るし」
『ゆっ?』
「嫁は子供がもうすぐ生まれるから入院してんだよ」
『よけいだめでしょぉおおおおおお!こんなだらしないじじいがおとうさんだなんてうまれてくるおちびちゃんがかわいそうだよ!』
もみあげでテーブルをバシバシ叩きながら絶叫するれいむ。何これ。正論だから何も言えないんだけどさ
…しかしこの机をバンバン叩きながら俺を叱る。これお袋も良くやってたっけな
「返す言葉もございません…ってか部屋片付けてくれた礼で飯食わせてやったけどそろそろ出て行け」
『なにいってるのおおお!じじいひとりじゃすぐにちらかすでしょお!?』
悔しいが言い返せない…まぁ一人の生活に寂しさを感じるのも事実だし…
「分かった。それじゃ嫁が帰ってくるまでこの家に居てくれないか?」
『わかればいいんだよ!じじいがおしごとにいってるあいだおうちのことはれいむにまかせてね!』
それにこいつの口うるさい所は何だかお袋を思い出させてくれて悪い気がしない
『まったく…そんなんだからおよめさんももらえないんだよ!』
「いや、居るし」
『ゆっ?』
「嫁は子供がもうすぐ生まれるから入院してんだよ」
『よけいだめでしょぉおおおおおお!こんなだらしないじじいがおとうさんだなんてうまれてくるおちびちゃんがかわいそうだよ!』
もみあげでテーブルをバシバシ叩きながら絶叫するれいむ。何これ。正論だから何も言えないんだけどさ
…しかしこの机をバンバン叩きながら俺を叱る。これお袋も良くやってたっけな
「返す言葉もございません…ってか部屋片付けてくれた礼で飯食わせてやったけどそろそろ出て行け」
『なにいってるのおおお!じじいひとりじゃすぐにちらかすでしょお!?』
悔しいが言い返せない…まぁ一人の生活に寂しさを感じるのも事実だし…
「分かった。それじゃ嫁が帰ってくるまでこの家に居てくれないか?」
『わかればいいんだよ!じじいがおしごとにいってるあいだおうちのことはれいむにまかせてね!』
それにこいつの口うるさい所は何だかお袋を思い出させてくれて悪い気がしない
翌朝れいむに朝食と昼食を作っておき俺は家を出た…が
『なにやってるのじじい!はんかちさんわすれてるよ!』と初っ端から怒られた
『なにやってるのじじい!はんかちさんわすれてるよ!』と初っ端から怒られた
昼休みに会社の同僚にれいむの事を話してみた
「はァ?母親みたいに口うるさいれいむだって?」
「あぁ。おうち宣言されたと思ったら部屋が綺麗に整頓されてて服の脱ぎ方やら何やらで目茶苦茶怒られた」
「訳の分からんれいむだな。まぁゆっくりなんて出鱈目饅頭は理解できる方がおかしいけどな。あいつらの行動は理解しようとするだけ無駄だ」
「だよなぁ…でも何かあいつの口うるさいところとかお袋を思い出すんだよな。一々怒鳴るところとか」
「お袋さんも浮かばれねぇな、ゆっくりなんぞに面影を重ねられちゃ。所で嫁さんの具合はどうだ?そろそろじゃなかったっけか?」
「あぁ。予定だと土曜だからもうすぐだな」
「お前も父親か。まぁ確かにそのれいむの言うとおりだな。ちょっとはだらしないところを直せよ?」
「あいよ、了解だ」
俺みたいなのでも父親になれるんだから世の中というものは分からんものだ
「はァ?母親みたいに口うるさいれいむだって?」
「あぁ。おうち宣言されたと思ったら部屋が綺麗に整頓されてて服の脱ぎ方やら何やらで目茶苦茶怒られた」
「訳の分からんれいむだな。まぁゆっくりなんて出鱈目饅頭は理解できる方がおかしいけどな。あいつらの行動は理解しようとするだけ無駄だ」
「だよなぁ…でも何かあいつの口うるさいところとかお袋を思い出すんだよな。一々怒鳴るところとか」
「お袋さんも浮かばれねぇな、ゆっくりなんぞに面影を重ねられちゃ。所で嫁さんの具合はどうだ?そろそろじゃなかったっけか?」
「あぁ。予定だと土曜だからもうすぐだな」
「お前も父親か。まぁ確かにそのれいむの言うとおりだな。ちょっとはだらしないところを直せよ?」
「あいよ、了解だ」
俺みたいなのでも父親になれるんだから世の中というものは分からんものだ
「ただいまー」
『おかえりくそじじい!おうちはいじょうなしだよ!』
「あいよ。ご苦労さん。すぐに晩飯にするからなー」
そう言うと俺は服をソファーの……危ねぇ、また怒鳴られるところだった。と思ったその時携帯が鳴った
「誰だ…お義父さん?」
義父から電話というのも珍しい。俺はかなりあの人に嫌われてるからなぁ…
「はい敏明です」
「敏明君か?順が産気づいたんだ早く来てやってくれ!」
「何ですって!?分かりました!すぐ行きます!!」
『じじい、なにかあったの?』
「嫁が産気づいた!病院に行ってくるから留守番頼む!」
『わかったよ!じじいはあわてずゆっくりびょういんさんにいくんだよ!すぃーでじこをおこしちゃだめだからね!』
「あぁ気をつける!それじゃ行ってくるからな!飯は先に食ってろ!」
『ゆっくりきをつけていくんだよ!』
『おかえりくそじじい!おうちはいじょうなしだよ!』
「あいよ。ご苦労さん。すぐに晩飯にするからなー」
そう言うと俺は服をソファーの……危ねぇ、また怒鳴られるところだった。と思ったその時携帯が鳴った
「誰だ…お義父さん?」
義父から電話というのも珍しい。俺はかなりあの人に嫌われてるからなぁ…
「はい敏明です」
「敏明君か?順が産気づいたんだ早く来てやってくれ!」
「何ですって!?分かりました!すぐ行きます!!」
『じじい、なにかあったの?』
「嫁が産気づいた!病院に行ってくるから留守番頼む!」
『わかったよ!じじいはあわてずゆっくりびょういんさんにいくんだよ!すぃーでじこをおこしちゃだめだからね!』
「あぁ気をつける!それじゃ行ってくるからな!飯は先に食ってろ!」
『ゆっくりきをつけていくんだよ!』
4時間後無事に出産も終わり娘が無事生まれてくれた
「頑張ったなぁ…頑張った…うぅっ」
「ちょっとお父さん!泣かないでよもう!」
「いや、でもお前よく頑張ったよホント」
「いやぁ、それほどでも」
「無事でよかったよ…お袋にも見せてやりたかったよこの子を…」
そう呟くと義父が俺の腕をガシッと掴み泣きながら
「敏明君!娘を…孫を…これからも守ってやってくれ!お願いだ!」
「当然ですよお義父さん、よかったら今度うちに来てくださいよ。いい酒を用意しときますんで」
「そうだな…これからもよろしく頼むぞ敏明君!」
ふと時計を見ると夜の10時だ。そう思っていたら看護師さんに騒ぎすぎだとたたき出されてしまった
「それじゃ敏明君。俺はここで…孫の名前だが君に一任するよ。俺が考えようと思っていたが父親の君が決めるべきだ」
「分かりました。お義父さん、お気をつけて」
本当にあいつも頑張ってくれたよ…さて俺も家に帰るかね
「頑張ったなぁ…頑張った…うぅっ」
「ちょっとお父さん!泣かないでよもう!」
「いや、でもお前よく頑張ったよホント」
「いやぁ、それほどでも」
「無事でよかったよ…お袋にも見せてやりたかったよこの子を…」
そう呟くと義父が俺の腕をガシッと掴み泣きながら
「敏明君!娘を…孫を…これからも守ってやってくれ!お願いだ!」
「当然ですよお義父さん、よかったら今度うちに来てくださいよ。いい酒を用意しときますんで」
「そうだな…これからもよろしく頼むぞ敏明君!」
ふと時計を見ると夜の10時だ。そう思っていたら看護師さんに騒ぎすぎだとたたき出されてしまった
「それじゃ敏明君。俺はここで…孫の名前だが君に一任するよ。俺が考えようと思っていたが父親の君が決めるべきだ」
「分かりました。お義父さん、お気をつけて」
本当にあいつも頑張ってくれたよ…さて俺も家に帰るかね
「ただいまれいむ…ってもう寝てるよな」
『ゆっ?…おかえりじじい。おちびちゃんうまれたの?』
どうやら俺の帰りを待っていて眠ってしまったらしい。食事には全く手をつけていない
「あぁ女の子だったよ。ありがとうなれいむ。心配してくれたのか?」
『とうっぜんだよ!れいむがおせわをしてあげているじじいのおちびちゃんをしんぱいするのもれいむのやくめだからね!』
全く好き放題いってくれるなコイツは。だが悪い気はしない…よし
「なぁれいむ。嫁が帰ってくるまで家に置いてやるって言ったけどな、お前うちの飼いゆっくりにならないか?」
『ゆっ!?い、いいの!?』
「あぁ。お前なら嫁とも上手くやってくれそうだしな…どうする?」
『し、しかたないね!れいむがかいゆっくりになってあげるよ!かんしゃしてね!』
「よし、なら飯にしようか。しかしこれから大変だぞ。名前も考えないといけないしな
『そうだよおちびちゃんをそだてるのはたいへんだよ!ってなまえなんかきめなきゃいけないの?』
「おまえらゆっくりとは違うんだよ人間ってのはな。お前らだったら名前はれいむ・まりさで後は飾りで認識するからいいけど俺ら人間は名前を顔で判断するモンなんだよ」
『たいへんだねにんげんは…ゆっくりしたいいなまえをつけてあげるんだよ!』
「お前に言われなくともそのつもりだ」
『ゆっ?…おかえりじじい。おちびちゃんうまれたの?』
どうやら俺の帰りを待っていて眠ってしまったらしい。食事には全く手をつけていない
「あぁ女の子だったよ。ありがとうなれいむ。心配してくれたのか?」
『とうっぜんだよ!れいむがおせわをしてあげているじじいのおちびちゃんをしんぱいするのもれいむのやくめだからね!』
全く好き放題いってくれるなコイツは。だが悪い気はしない…よし
「なぁれいむ。嫁が帰ってくるまで家に置いてやるって言ったけどな、お前うちの飼いゆっくりにならないか?」
『ゆっ!?い、いいの!?』
「あぁ。お前なら嫁とも上手くやってくれそうだしな…どうする?」
『し、しかたないね!れいむがかいゆっくりになってあげるよ!かんしゃしてね!』
「よし、なら飯にしようか。しかしこれから大変だぞ。名前も考えないといけないしな
『そうだよおちびちゃんをそだてるのはたいへんだよ!ってなまえなんかきめなきゃいけないの?』
「おまえらゆっくりとは違うんだよ人間ってのはな。お前らだったら名前はれいむ・まりさで後は飾りで認識するからいいけど俺ら人間は名前を顔で判断するモンなんだよ」
『たいへんだねにんげんは…ゆっくりしたいいなまえをつけてあげるんだよ!』
「お前に言われなくともそのつもりだ」
1週間が経ち娘の名前レンと決まり、産後の健康状態も良好だったため嫁が家に帰ってきた。れいむの事は入院中に話していたためあとは顔合わせだけだ
娘の名前はれいむの「れ」に嫁の名前の順「ん」を足したものだ。安直といいたければ言うが良い。俺にはこれしか思い浮かばなかった
「ただいまれいむ」
『おかえりじじい!ばばあがじじいのおよめさんだね!このおうちのかいゆっくりのれいむだよ!ゆっくりしていってね!』
「事前に説明受けてなかったらババアの時点で踏み潰してるわこのれいむ…」
「こいつ凄く口は悪いがいい奴だから勘弁してやってくれ」
れいむが嫁が抱いている娘に気づいたようだ
『そのこがじじいとばばあのおちびちゃんだね?』
「そうよ、この子が私の娘よ」
れいむの視点まで顔を近づけてやるとれいむは俺に見せたことのない笑顔で
『ゆう~んおちびちゃんすっごくゆっくりしてるよぉ~』
こいつ子供は好きらしいな。ゆっくりが人間の子供を見たときの反応はちょっと見てみたかったんだが意外だ
その時だった。娘が泣き出した俺も嫁も何がどうしたものか慌ててしまいオロオロしているとれいむが何やら話しかけている
『おちびちゃんどうしたのかな?れいむにいってみてね?』
いやいやれいむさん。アンタらゆっくりが出鱈目饅頭だとは言え赤子の心を読めるわけ…
『ばばあ!おちびちゃんがおなかをすかせてるよ!ごはんをあげてね!いますぐだよ!』
嫁は言われるままに母乳を与えると…泣き止んだ。今更だがマジでなんなんだこのれいむは
『にんげんのおちびちゃんはおかあさんのあんこさんをたべるんだね』
「いやいや、人間に餡子は無い。医者じゃないから詳しい説明なんか出来ないが胸で子供の栄養を作って吸わせてるんだよ」
『すごいよ!にんげんはじぶんのからだでごはんがつくれるんだね!』
こういう所はゆっくりなんだよなぁ。所々でゆっくりらしからぬ働きを見せるけど
娘の名前はれいむの「れ」に嫁の名前の順「ん」を足したものだ。安直といいたければ言うが良い。俺にはこれしか思い浮かばなかった
「ただいまれいむ」
『おかえりじじい!ばばあがじじいのおよめさんだね!このおうちのかいゆっくりのれいむだよ!ゆっくりしていってね!』
「事前に説明受けてなかったらババアの時点で踏み潰してるわこのれいむ…」
「こいつ凄く口は悪いがいい奴だから勘弁してやってくれ」
れいむが嫁が抱いている娘に気づいたようだ
『そのこがじじいとばばあのおちびちゃんだね?』
「そうよ、この子が私の娘よ」
れいむの視点まで顔を近づけてやるとれいむは俺に見せたことのない笑顔で
『ゆう~んおちびちゃんすっごくゆっくりしてるよぉ~』
こいつ子供は好きらしいな。ゆっくりが人間の子供を見たときの反応はちょっと見てみたかったんだが意外だ
その時だった。娘が泣き出した俺も嫁も何がどうしたものか慌ててしまいオロオロしているとれいむが何やら話しかけている
『おちびちゃんどうしたのかな?れいむにいってみてね?』
いやいやれいむさん。アンタらゆっくりが出鱈目饅頭だとは言え赤子の心を読めるわけ…
『ばばあ!おちびちゃんがおなかをすかせてるよ!ごはんをあげてね!いますぐだよ!』
嫁は言われるままに母乳を与えると…泣き止んだ。今更だがマジでなんなんだこのれいむは
『にんげんのおちびちゃんはおかあさんのあんこさんをたべるんだね』
「いやいや、人間に餡子は無い。医者じゃないから詳しい説明なんか出来ないが胸で子供の栄養を作って吸わせてるんだよ」
『すごいよ!にんげんはじぶんのからだでごはんがつくれるんだね!』
こういう所はゆっくりなんだよなぁ。所々でゆっくりらしからぬ働きを見せるけど
娘とれいむとの生活も一ヶ月が過ぎた。娘のほうは父親の俺より母親である嫁と遊んでくれているれいむに懐いてる感がある
嫁は嫁ですっかりれいむと意気投合し2人で俺に罵声を浴びせてくる
「ちょっと敏明!脱いだ服をそのままにしないの!」
『じじい!すーつさんははんがーさんにかけないとだめっていったでしょおおおおお!』
「まったく敏明は!」
『まったくこのじじいは!』
ごらんの有様である。立つ瀬が無い
まぁれいむのお陰で俺のだらしない部分も少しではあるが改善されてきているのでれいむには感謝している
何より娘の面倒を見てくれるのが本当にありがたい
嫁は嫁ですっかりれいむと意気投合し2人で俺に罵声を浴びせてくる
「ちょっと敏明!脱いだ服をそのままにしないの!」
『じじい!すーつさんははんがーさんにかけないとだめっていったでしょおおおおお!』
「まったく敏明は!」
『まったくこのじじいは!』
ごらんの有様である。立つ瀬が無い
まぁれいむのお陰で俺のだらしない部分も少しではあるが改善されてきているのでれいむには感謝している
何より娘の面倒を見てくれるのが本当にありがたい
ある日の午後、嫁が近所のおばさん連中と10分ほど立ち話をしていた時だ
リビングの窓が開いておりそこからゆっくりの家族が侵入した
『なかなかひろいおうちだねまりさ!』
『きょんなひろいおうちをひとりじめにゃんてにんげんはゆっくちしちぇないのじぇ!』
『まったくなのぜ!それじゃ、ここをまりさの…!』
典型的な薄汚れたゲス野良親子だ。しかしれいむがおうち宣言を阻止した
『なにやってるのぉおおおお!ここはれいむとじじいとばばあとおちびちゃんのゆっくりぷれいすだよ!きたないのらはさっさとでていけぇえええええ!』
『なにいってるのぜ!きょうからここはまりささまたちのゆっくりぷれいすなのぜ!おまえこそはやくでていくのぜ!』
『そうだよ!ここはまりさとれいむとおちびちゃんのゆっくりぷれいすなんだからね!りかいしてね!』
『しょーなのじぇこのくしょばばあ!』
リビングがゆんやーゆんやー騒がしい所為で娘が目を覚まし泣き出してしまう、それをゲス野良が罵倒する
『うるざいいいいいいいいいい!このくそちび!せいっさいっだああああああああああ!』
一斉にゲス野良一家が娘に襲い掛かるがれいむはその丸々とした体で娘をかばい一方的に嬲り者にされてしまう
『しねっ!ゆっくりぷれいすをひとりりじめするげすゆっくりはしねっ!』
『ゆぷぷっ!いいきみだね!ほら、まむまむにもえださんをぷれぜんとだよっ!ゆっくりかんしゃしてね!』
『おめめにもあげるのじぇ!』
しかしれいむは悲鳴をあげず
『ばばああああああ!なにやってるの!おちびちゃんがあぶないよ!さっさともどってこおおおおい!!』と嫁を呼び続けている
リビングの窓が開いておりそこからゆっくりの家族が侵入した
『なかなかひろいおうちだねまりさ!』
『きょんなひろいおうちをひとりじめにゃんてにんげんはゆっくちしちぇないのじぇ!』
『まったくなのぜ!それじゃ、ここをまりさの…!』
典型的な薄汚れたゲス野良親子だ。しかしれいむがおうち宣言を阻止した
『なにやってるのぉおおおお!ここはれいむとじじいとばばあとおちびちゃんのゆっくりぷれいすだよ!きたないのらはさっさとでていけぇえええええ!』
『なにいってるのぜ!きょうからここはまりささまたちのゆっくりぷれいすなのぜ!おまえこそはやくでていくのぜ!』
『そうだよ!ここはまりさとれいむとおちびちゃんのゆっくりぷれいすなんだからね!りかいしてね!』
『しょーなのじぇこのくしょばばあ!』
リビングがゆんやーゆんやー騒がしい所為で娘が目を覚まし泣き出してしまう、それをゲス野良が罵倒する
『うるざいいいいいいいいいい!このくそちび!せいっさいっだああああああああああ!』
一斉にゲス野良一家が娘に襲い掛かるがれいむはその丸々とした体で娘をかばい一方的に嬲り者にされてしまう
『しねっ!ゆっくりぷれいすをひとりりじめするげすゆっくりはしねっ!』
『ゆぷぷっ!いいきみだね!ほら、まむまむにもえださんをぷれぜんとだよっ!ゆっくりかんしゃしてね!』
『おめめにもあげるのじぇ!』
しかしれいむは悲鳴をあげず
『ばばああああああ!なにやってるの!おちびちゃんがあぶないよ!さっさともどってこおおおおい!!』と嫁を呼び続けている
「ねぇ双葉さん、お宅なんだか騒がしくない?」
「そうね、なんだかゆっくりが騒いでるような声がするけど大丈夫?」
「すみません!ちょっと戻ります!」
急いで家へ戻った嫁が見たのはボロボロになったれいむにトドメを刺そうとするゲス野良一家の姿だった
『ば…ば……あ…おそいよ…』
「れいむ!大丈夫?!しっかりして!」
『それじゃこれでとどめなのぜ……どぼぢでにんげんざんがいるのぉおおおおおお!?』
「よくもやってくれたわねこのゲス野良!」
『ゆるしてね!まりさたちはおなかがすいててしかたなくおうちせんげんしたかわいそうなゆっくりなんだよ!だからあまあまちょうだいね!』
『そうだよ!れいむたちはおなかかすいててしかたなくだったんだよ!だからあまあまちょうだいね!』
『しょーなのじぇしかちゃにゃくだったんんだじぇ!だからあまあまちょうらいね!』
『仕方が無くおうち宣言』今までもこれで切り抜けてきたのだろう
この辺の住人は割りと老人が多く子供のために仕方なくといえば許してしまうような人が多い。しかし今回は相手が悪すぎた
「仕方なく?それじゃこのれいむのケガはどう説明するの?れいむはあんた達のおうち宣言とやらを阻止したはずよ?」
『ゆっくりにとっておうちせんげんはしんっせいっなものなのぜ!それをじゃまするゲスはせいっさいっのたいしょうなのぜ!』
嫁はドヤ顔で言い切ったまりさの顔面に蹴りをブチ込むと娘を寝室のベビーベッドに移動させれいむの治療を始める。ゲスに構う時間などもったいないといわんばかりに
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!までぃざぁああああ!ゆっくり!ゆっくりしてぇええええ!』
『おちょーしゃん!ゆっくち!ゆっくちなのじぇ!』
「どうしよう…治療用のオレンジジュースとオレンジパウダーで間に合うかな…頑張ってねれいむ!」
必死に治療を施すがれいむは何の反応も示さない。非常に危険な状態だ
『ゆぎぎぎ!よくもおちょーしゃんを!しぇいっさいっなのじぇえええええ!』
「黙れ!おとなしく死ね!」
飛び掛ってきた子まりさを鷲掴みにするとそのまま庭へとブン投げ子まりさは断末魔すらあげる事無く塀に餡子の花を咲かせた
『おぢびぃいいいいいいいいいい!?なんでだぜぇええええええええ!』
『おぢびぢゃあああああん?!』
嫁は治療を続けているが体の傷はともかく枝で貫かれた目やズタズタにされたまむまむは治療の仕様が無い
「どうしよう…こんなの素人じゃどうしようもないよ…待っててねれいむ今お医者様に来てもらうからね!」
ゆっクリニックの出張サービスへ連絡しようとした嫁にゲス野良夫婦が襲いかかろうとしていた
『おぢびのがだぎぃいいいいいいいいいい!』
『しねぇえええええええ!くそにんげん!』
「いい加減に…しろぉおおおおおおおおお!」
飛び掛ってきたまりさとれいむに蹴りを叩き込み庭へと放り出す。ゲスに構う暇など無い
「もしもし!?ゆっクリニックですか?うちのれいむが大変なんです!はい、えぇ眼と…まむまむが…はい、ありがとうございます!お願いします!!」
「さて、あんたらにはちょっと大人しくしてて貰うわよ?敏明が帰ってきたらあんた達を思う存分甚振りたいでしょうしね?」
『おちびをころしたゲスにんげんのくせにだまるのぜ!おちびをかえせええええええええ!』
『そうだよ!でいぶとまりさのたからものをかえせえええええええ!』
「いいからこの中に入ってなさい!」
そう言うと嫁は透明な箱を庭の物置から引っ張り出しれいむとまりさを突っ込んだ。完全防音の透明な箱の中ならどれだけ騒ごうが聞こえない
「そうね、なんだかゆっくりが騒いでるような声がするけど大丈夫?」
「すみません!ちょっと戻ります!」
急いで家へ戻った嫁が見たのはボロボロになったれいむにトドメを刺そうとするゲス野良一家の姿だった
『ば…ば……あ…おそいよ…』
「れいむ!大丈夫?!しっかりして!」
『それじゃこれでとどめなのぜ……どぼぢでにんげんざんがいるのぉおおおおおお!?』
「よくもやってくれたわねこのゲス野良!」
『ゆるしてね!まりさたちはおなかがすいててしかたなくおうちせんげんしたかわいそうなゆっくりなんだよ!だからあまあまちょうだいね!』
『そうだよ!れいむたちはおなかかすいててしかたなくだったんだよ!だからあまあまちょうだいね!』
『しょーなのじぇしかちゃにゃくだったんんだじぇ!だからあまあまちょうらいね!』
『仕方が無くおうち宣言』今までもこれで切り抜けてきたのだろう
この辺の住人は割りと老人が多く子供のために仕方なくといえば許してしまうような人が多い。しかし今回は相手が悪すぎた
「仕方なく?それじゃこのれいむのケガはどう説明するの?れいむはあんた達のおうち宣言とやらを阻止したはずよ?」
『ゆっくりにとっておうちせんげんはしんっせいっなものなのぜ!それをじゃまするゲスはせいっさいっのたいしょうなのぜ!』
嫁はドヤ顔で言い切ったまりさの顔面に蹴りをブチ込むと娘を寝室のベビーベッドに移動させれいむの治療を始める。ゲスに構う時間などもったいないといわんばかりに
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!までぃざぁああああ!ゆっくり!ゆっくりしてぇええええ!』
『おちょーしゃん!ゆっくち!ゆっくちなのじぇ!』
「どうしよう…治療用のオレンジジュースとオレンジパウダーで間に合うかな…頑張ってねれいむ!」
必死に治療を施すがれいむは何の反応も示さない。非常に危険な状態だ
『ゆぎぎぎ!よくもおちょーしゃんを!しぇいっさいっなのじぇえええええ!』
「黙れ!おとなしく死ね!」
飛び掛ってきた子まりさを鷲掴みにするとそのまま庭へとブン投げ子まりさは断末魔すらあげる事無く塀に餡子の花を咲かせた
『おぢびぃいいいいいいいいいい!?なんでだぜぇええええええええ!』
『おぢびぢゃあああああん?!』
嫁は治療を続けているが体の傷はともかく枝で貫かれた目やズタズタにされたまむまむは治療の仕様が無い
「どうしよう…こんなの素人じゃどうしようもないよ…待っててねれいむ今お医者様に来てもらうからね!」
ゆっクリニックの出張サービスへ連絡しようとした嫁にゲス野良夫婦が襲いかかろうとしていた
『おぢびのがだぎぃいいいいいいいいいい!』
『しねぇえええええええ!くそにんげん!』
「いい加減に…しろぉおおおおおおおおお!」
飛び掛ってきたまりさとれいむに蹴りを叩き込み庭へと放り出す。ゲスに構う暇など無い
「もしもし!?ゆっクリニックですか?うちのれいむが大変なんです!はい、えぇ眼と…まむまむが…はい、ありがとうございます!お願いします!!」
「さて、あんたらにはちょっと大人しくしてて貰うわよ?敏明が帰ってきたらあんた達を思う存分甚振りたいでしょうしね?」
『おちびをころしたゲスにんげんのくせにだまるのぜ!おちびをかえせええええええええ!』
『そうだよ!でいぶとまりさのたからものをかえせえええええええ!』
「いいからこの中に入ってなさい!」
そう言うと嫁は透明な箱を庭の物置から引っ張り出しれいむとまりさを突っ込んだ。完全防音の透明な箱の中ならどれだけ騒ごうが聞こえない
連絡から20分でゆっクリニック出張サービスの医者ゆっくりがうーうーと間抜けな唸り声をあげる大型うーきゅーしゃに乗ってやってきた
『こんにちは、ゆっクリニック出張サービスのえーりんです!』
「え…お医者様を呼んだんだけど?」
『大丈夫です!私は先生にゆっくり医療を叩き込まれたお医者ゆっくりですので!』
そう言うえーりんの頭の帽子にはプラチナバッジが輝いている
『それではさっそくれいむさんの治療に入りますね』
流石に医療技術を叩き込まれたというだけあって手際よく診察していく
「れいむは治りそう?」
『大丈夫です!お姉さんの治療が適切だったのでおめめとまむまむを新しいものに取り替えるだけで済みますよ』
「良かった…でも何で眼を覚まさないの?」
『一時的に中枢がれいむさんを保護するために活動を最小限のものにしてるだけですよ。れいむさんの体力が戻ったら意識は戻りますのでご安心を』
「ところで新しい眼ってどういう事?」
『私達ゆっくりはパーツを交換するだけで元に戻るようになってるんですよ。なので他のゆっくりから頂いて移植することも可能です』
「…ねえ。ゲスゆっくりから眼とまむまむを移植した場合うちのれいむがゲスになるって可能性はあるの?」
『ありませんよ?私達ゆっくりのゆん格を決めるのはあくまで体内餡と中枢餡ですのでパーツを移植しても性格が変わったりすることはありません』
「それじゃ今さっき捕まえたゲスゆっくりが居るんだけどそいつのパーツ使ってもらってもいいかな?」
『新鮮な物なら尚良いですね。持ってきて貰えませんか?状態を見てみたいので』
嫁が透明な箱をえーりんの前まで持ってきた。涙としーしーを垂れ流しながら何か喚いている
『元気ですねー…これなら大丈夫ですよ。問題なく使えます』
「それじゃ眼はまりさから。まむまむはれいむから取ってもらえる?」
『はいお願いします。それじゃ大人しくさせたいので箱の蓋を少しだけ開けてもらえませんか?』
「ええ分かったわ」
箱の蓋を少しだけ開けると鞄からスプレーを取り出しノズルをつけて箱の中に噴射した。するとあれだけ騒いでた2匹があっという間に大人しくなった
『それじゃまずは眼ですね…えいっ』
スプーンのような器具で両眼を鮮やかに取り出すとその眼をれいむの眼に押し込んだ。眼を取られたまりさは微動だにしない。麻酔がよく効いてる証拠だ
「へ?そんな雑なやり方でいいの?」
『はい。移植する眼が潰れてさえいなければこういうやり方で十分ですよ。なので医療技術の無い人でもコツさえ掴めばわりと簡単に出来ちゃうんですよ』
確かに押し込まれた眼に光が宿っているのが分かる。ゆっくりは何とも便利というか出鱈目な生き物だ
『次はまむまむですね…お姉さん。ちょっとこのゲスれいむさんを揺すってもらえませんか?』
「揺すればいいのね?」
『はい小刻みに揺すってください。大きく揺する必要はありませんので』
言われるままに小刻みに揺するとゲスれいむの顔が少し赤くなりぺにまむがその存在を主張し始めた
『それじゃいきますよー…えいっ』
えーりんがメスでぺにまむを根元から切断した。少しピクピク動いてるのが最高に気持ち悪い
『それじゃこれをれいむさんに付けますね』
そう言うとえーりんはすぐに施術に入った。わずか5分の早業だ
『はい!これで大丈夫です!あとはれいむさんが眼を覚ましたらオレンジジュースを飲ませてあげてください。それで回復しますよ』
「ありがとうえーりん先生。助かったわ…」
『いえいえ、お姉さんの応急処置が無かったら危なかったので…それでは失礼しますね』
「え?ちょっと待って!診察料は?」
『要りませんよ?今回使用したパーツは全部そちらのゲスから頂きましたし、施術と言っても大した事はしてませんから』
「それじゃ私の気が治まらないわ。いいから持っていって」
そう言うと財布から1万円札を取り出しえーりんの服のポケットにねじ込んだ。えーりんは少し困ったような顔をしたが素直に受け取ってくれた
『分かりました。それじゃ頂いておきますね…それではお大事に!』
そう言うとえーりんはうーうーと唸りをあげるうーきゅーしゃに乗って帰っていった
『こんにちは、ゆっクリニック出張サービスのえーりんです!』
「え…お医者様を呼んだんだけど?」
『大丈夫です!私は先生にゆっくり医療を叩き込まれたお医者ゆっくりですので!』
そう言うえーりんの頭の帽子にはプラチナバッジが輝いている
『それではさっそくれいむさんの治療に入りますね』
流石に医療技術を叩き込まれたというだけあって手際よく診察していく
「れいむは治りそう?」
『大丈夫です!お姉さんの治療が適切だったのでおめめとまむまむを新しいものに取り替えるだけで済みますよ』
「良かった…でも何で眼を覚まさないの?」
『一時的に中枢がれいむさんを保護するために活動を最小限のものにしてるだけですよ。れいむさんの体力が戻ったら意識は戻りますのでご安心を』
「ところで新しい眼ってどういう事?」
『私達ゆっくりはパーツを交換するだけで元に戻るようになってるんですよ。なので他のゆっくりから頂いて移植することも可能です』
「…ねえ。ゲスゆっくりから眼とまむまむを移植した場合うちのれいむがゲスになるって可能性はあるの?」
『ありませんよ?私達ゆっくりのゆん格を決めるのはあくまで体内餡と中枢餡ですのでパーツを移植しても性格が変わったりすることはありません』
「それじゃ今さっき捕まえたゲスゆっくりが居るんだけどそいつのパーツ使ってもらってもいいかな?」
『新鮮な物なら尚良いですね。持ってきて貰えませんか?状態を見てみたいので』
嫁が透明な箱をえーりんの前まで持ってきた。涙としーしーを垂れ流しながら何か喚いている
『元気ですねー…これなら大丈夫ですよ。問題なく使えます』
「それじゃ眼はまりさから。まむまむはれいむから取ってもらえる?」
『はいお願いします。それじゃ大人しくさせたいので箱の蓋を少しだけ開けてもらえませんか?』
「ええ分かったわ」
箱の蓋を少しだけ開けると鞄からスプレーを取り出しノズルをつけて箱の中に噴射した。するとあれだけ騒いでた2匹があっという間に大人しくなった
『それじゃまずは眼ですね…えいっ』
スプーンのような器具で両眼を鮮やかに取り出すとその眼をれいむの眼に押し込んだ。眼を取られたまりさは微動だにしない。麻酔がよく効いてる証拠だ
「へ?そんな雑なやり方でいいの?」
『はい。移植する眼が潰れてさえいなければこういうやり方で十分ですよ。なので医療技術の無い人でもコツさえ掴めばわりと簡単に出来ちゃうんですよ』
確かに押し込まれた眼に光が宿っているのが分かる。ゆっくりは何とも便利というか出鱈目な生き物だ
『次はまむまむですね…お姉さん。ちょっとこのゲスれいむさんを揺すってもらえませんか?』
「揺すればいいのね?」
『はい小刻みに揺すってください。大きく揺する必要はありませんので』
言われるままに小刻みに揺するとゲスれいむの顔が少し赤くなりぺにまむがその存在を主張し始めた
『それじゃいきますよー…えいっ』
えーりんがメスでぺにまむを根元から切断した。少しピクピク動いてるのが最高に気持ち悪い
『それじゃこれをれいむさんに付けますね』
そう言うとえーりんはすぐに施術に入った。わずか5分の早業だ
『はい!これで大丈夫です!あとはれいむさんが眼を覚ましたらオレンジジュースを飲ませてあげてください。それで回復しますよ』
「ありがとうえーりん先生。助かったわ…」
『いえいえ、お姉さんの応急処置が無かったら危なかったので…それでは失礼しますね』
「え?ちょっと待って!診察料は?」
『要りませんよ?今回使用したパーツは全部そちらのゲスから頂きましたし、施術と言っても大した事はしてませんから』
「それじゃ私の気が治まらないわ。いいから持っていって」
そう言うと財布から1万円札を取り出しえーりんの服のポケットにねじ込んだ。えーりんは少し困ったような顔をしたが素直に受け取ってくれた
『分かりました。それじゃ頂いておきますね…それではお大事に!』
そう言うとえーりんはうーうーと唸りをあげるうーきゅーしゃに乗って帰っていった
夜になり家に戻った俺は昼間あったことを嫁から聞かされた
「そういう事があったわけで…ごめんなさい…」
『まったくばばあはゆっくりしすぎだよ!』
「良いじゃねーか。お前のお陰でレンも無事だったんだし」
『そうだよ!もっとほめてね!たくさんでいいよ!』
「調子に乗るな」
「それでさ、あのゲスどうしよう?まだ麻酔が効いて寝てるんだけど」
「外に放り出しとけ。どうせまりさの方は眼が見えないしれいむも狩りをするほどの能力は無いだろうからすぐ野垂れ死ぬだろ」
「そうね、それじゃ箱から出すわよ…っと」
箱から出されたれいむとまりさはすぐに目を覚ましゆんやーゆんやーと騒ぎ始めた
『どぼぢでまっぐらなんだぜぇええええ!?』
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!でいぶのまむまむがぁああああああ!?なんで?どぼぢでぇええええ!?』
「俺の家におうち宣言するからこうなるんだ。理解しろ」
『ゲスにはおにあいだよっ!はやくでていってね!』
『おでがいじばず!おべべがみえないんでず!ごれじゃかりもでぎばぜん!おでがいじばず!がいゆっぐりにじでぐだざい!うんうんもしーしーもきめられたばしょででぎばず!おでがいじばず!』
『でいぶもおでがいじばず!でいぶはかりなんでじだごとないんでず!ごのままじゃうえじにでず!おでがいじばずぅうううう!』
「嫌だね。大体お前ら俺の子供をうるさいって理由で殺そうとしたそうじゃねーか。そんなゲスを家に置いとけるか。さっさと出て行け」
「それにうんしーは決められた場所で出来るとか言ってるけど眼が見えないのにどうやってその場所まで行く気なのよ…ホントうちのれいむと違ってバカねぇ」
「まぁアレだ自業自得って奴だな…そうだ、うちで飼う代わりにいい所へ連絡してやろう。とてもいいゆっくりプレイスだぞ」
『『あじがどうございまず!あじがどうございばずぅうううう!』』
そう言うと俺はその『ゆっくりプレイス』へ電話した。すぐに迎えに来てくれるとの事だ
「お前ら喜べ。すぐに迎えに来てくれるぞ!」
「そういう事があったわけで…ごめんなさい…」
『まったくばばあはゆっくりしすぎだよ!』
「良いじゃねーか。お前のお陰でレンも無事だったんだし」
『そうだよ!もっとほめてね!たくさんでいいよ!』
「調子に乗るな」
「それでさ、あのゲスどうしよう?まだ麻酔が効いて寝てるんだけど」
「外に放り出しとけ。どうせまりさの方は眼が見えないしれいむも狩りをするほどの能力は無いだろうからすぐ野垂れ死ぬだろ」
「そうね、それじゃ箱から出すわよ…っと」
箱から出されたれいむとまりさはすぐに目を覚ましゆんやーゆんやーと騒ぎ始めた
『どぼぢでまっぐらなんだぜぇええええ!?』
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!でいぶのまむまむがぁああああああ!?なんで?どぼぢでぇええええ!?』
「俺の家におうち宣言するからこうなるんだ。理解しろ」
『ゲスにはおにあいだよっ!はやくでていってね!』
『おでがいじばず!おべべがみえないんでず!ごれじゃかりもでぎばぜん!おでがいじばず!がいゆっぐりにじでぐだざい!うんうんもしーしーもきめられたばしょででぎばず!おでがいじばず!』
『でいぶもおでがいじばず!でいぶはかりなんでじだごとないんでず!ごのままじゃうえじにでず!おでがいじばずぅうううう!』
「嫌だね。大体お前ら俺の子供をうるさいって理由で殺そうとしたそうじゃねーか。そんなゲスを家に置いとけるか。さっさと出て行け」
「それにうんしーは決められた場所で出来るとか言ってるけど眼が見えないのにどうやってその場所まで行く気なのよ…ホントうちのれいむと違ってバカねぇ」
「まぁアレだ自業自得って奴だな…そうだ、うちで飼う代わりにいい所へ連絡してやろう。とてもいいゆっくりプレイスだぞ」
『『あじがどうございまず!あじがどうございばずぅうううう!』』
そう言うと俺はその『ゆっくりプレイス』へ電話した。すぐに迎えに来てくれるとの事だ
「お前ら喜べ。すぐに迎えに来てくれるぞ!」
30分後ゆっくりプレイスから迎えが来た
「ほら迎えが来たぞ?元気な声で挨拶だ!」
「こんばんは~」
『『ゆっくりぷれいすのおにいさん!ゆっくりしていってね!!』』
ゲスらしからぬ素敵な笑顔での挨拶。しかしそのお兄さんはな…
「それじゃ加工所までゆっくり2匹ご案内しますね」
『『かこうじょはいやだぁああああああああああ!!!』』
「お前ら元気でな~達者で暮らせよ~」
『『だましたなじじいぃいいいいいい!!』』
騙してなぞいない。加工所で永遠にゆっくり出来るんだからな
ゆんやーゆんやー喚くゲスを見送り家へと戻った
「ほら迎えが来たぞ?元気な声で挨拶だ!」
「こんばんは~」
『『ゆっくりぷれいすのおにいさん!ゆっくりしていってね!!』』
ゲスらしからぬ素敵な笑顔での挨拶。しかしそのお兄さんはな…
「それじゃ加工所までゆっくり2匹ご案内しますね」
『『かこうじょはいやだぁああああああああああ!!!』』
「お前ら元気でな~達者で暮らせよ~」
『『だましたなじじいぃいいいいいい!!』』
騙してなぞいない。加工所で永遠にゆっくり出来るんだからな
ゆんやーゆんやー喚くゲスを見送り家へと戻った
「さて、それじゃ晩飯にしてくれないか?腹減ったよ」
「ちょっと待ってて今作るから。それまでれいむとレンの面倒見ててあげてね」
「了解だ」
『れいむはきょうたくっさんがんばったからごちそうにしてね!』
「分かってるわ。任せなさい!」
「れいむ」
『なぁにじじい?』
「レンを守ってくれてありがとうな」
『そんなの当然だよ。自分の孫を守るのはお婆ちゃんとして当然だからね』
「へ?お前何言ってんだ??」
『な、なんでもないよ!それよりおちびちゃんのあいてだよ!』
今コイツ『自分の孫』『お婆ちゃん』って言ったよな…?
「ちょっと待ってて今作るから。それまでれいむとレンの面倒見ててあげてね」
「了解だ」
『れいむはきょうたくっさんがんばったからごちそうにしてね!』
「分かってるわ。任せなさい!」
「れいむ」
『なぁにじじい?』
「レンを守ってくれてありがとうな」
『そんなの当然だよ。自分の孫を守るのはお婆ちゃんとして当然だからね』
「へ?お前何言ってんだ??」
『な、なんでもないよ!それよりおちびちゃんのあいてだよ!』
今コイツ『自分の孫』『お婆ちゃん』って言ったよな…?
あれから3年が経った。娘も喋れるようになり一人で歩けるようになった。どこに行くのもれいむと一緒で二人はとても仲が良かった
しかしれいむはゆっくりとしては高齢でもういつ永遠にゆっくりしてもおかしくなかった
そして今日、その日が来た
「れいむ!しっかりしてよ!」
『じじい…ばばあ…おちびちゃん…いままでありがとうね。れいむはしあわせだったよ…』
「礼を言うのはこっちだ。今までありがとうなれいむ…いや、お袋」
『なんだ…バレてたんだねぇ…』
「バレてないとでも思ったのかよ。俺に注意するとき机をバンバン叩いたりするのはお袋が俺を叱る時の癖だったからな」
「あと3年前のゲスのおうち宣言の時自分の事お婆ちゃんって言ってたろうが。アレが俺の中で決定打になった」
『あれは迂闊だったねぇ…』
「敏明?どういうこと?れいむがお義母さんって?」
「おとうさん?れいむがおばあちゃんなの?」
「そのまんまの意味だ。俺が心配になってゆっくりに生まれ変わってまで様子を見に来てくれたのか…?」
『アンタは昔からだらしなかったからねぇ…でも安心したよ。ちゃんとお父さんやってるし、良いお嫁さんも貰ってるし、可愛い子供まで授かって…』
「あぁ…だからもう心配すんな。ゆっくり休んでくれ」
『そうさせて貰うよ。みんな…ゆっくりしていってね―――――』
しかしれいむはゆっくりとしては高齢でもういつ永遠にゆっくりしてもおかしくなかった
そして今日、その日が来た
「れいむ!しっかりしてよ!」
『じじい…ばばあ…おちびちゃん…いままでありがとうね。れいむはしあわせだったよ…』
「礼を言うのはこっちだ。今までありがとうなれいむ…いや、お袋」
『なんだ…バレてたんだねぇ…』
「バレてないとでも思ったのかよ。俺に注意するとき机をバンバン叩いたりするのはお袋が俺を叱る時の癖だったからな」
「あと3年前のゲスのおうち宣言の時自分の事お婆ちゃんって言ってたろうが。アレが俺の中で決定打になった」
『あれは迂闊だったねぇ…』
「敏明?どういうこと?れいむがお義母さんって?」
「おとうさん?れいむがおばあちゃんなの?」
「そのまんまの意味だ。俺が心配になってゆっくりに生まれ変わってまで様子を見に来てくれたのか…?」
『アンタは昔からだらしなかったからねぇ…でも安心したよ。ちゃんとお父さんやってるし、良いお嫁さんも貰ってるし、可愛い子供まで授かって…』
「あぁ…だからもう心配すんな。ゆっくり休んでくれ」
『そうさせて貰うよ。みんな…ゆっくりしていってね―――――』
れいむの死後ささやかではあるが葬式を行いれいむを『天国のゆっくりプレイスへ』と送り出した
れいむのリボンは娘の希望で残しておく事となり今もれいむと撮った家族写真と一緒にリビングに飾ってある
何だかれいむが居なくなったという気がしないと言うのが本音だ
今でも『じじい!なにやってんのせんたくものほすのをてつだえっていってるでしょぉおおお!』と聞こえてきそうな―――
『…オイジジイ!コッチミチェニェ!』
「うん、こんな感じで……って、へ!?」
『じじい!こっちみちぇね!いましゅぐだよ!』
1匹のれいむの赤ゆが俺に向かってじじいと言っている…まさか……
「あの、れいむさんデスカ?」
『じじいとばばあとおちびちゃんがしんぱいだからもどってきちゃよ!かんしゃしちぇね!』
「いい加減子離れしてくれませんか母上…」
『しょうおもうにゃらはやきゅりっぱなおちょうしゃんになっちぇね!いましゅぐでいいよ!』
れいむのリボンは娘の希望で残しておく事となり今もれいむと撮った家族写真と一緒にリビングに飾ってある
何だかれいむが居なくなったという気がしないと言うのが本音だ
今でも『じじい!なにやってんのせんたくものほすのをてつだえっていってるでしょぉおおお!』と聞こえてきそうな―――
『…オイジジイ!コッチミチェニェ!』
「うん、こんな感じで……って、へ!?」
『じじい!こっちみちぇね!いましゅぐだよ!』
1匹のれいむの赤ゆが俺に向かってじじいと言っている…まさか……
「あの、れいむさんデスカ?」
『じじいとばばあとおちびちゃんがしんぱいだからもどってきちゃよ!かんしゃしちぇね!』
「いい加減子離れしてくれませんか母上…」
『しょうおもうにゃらはやきゅりっぱなおちょうしゃんになっちぇね!いましゅぐでいいよ!』
どうやらまだ俺達とお袋れいむの関係は続きそうだ
後書きのようなもの
愛でっぽい物になったようなそうでもないような。そんな感じです
あとオチが弱いけどこれが限界でした
結婚?そんなもん無ェよ!……最近親の目が辛いです
愛でっぽい物になったようなそうでもないような。そんな感じです
あとオチが弱いけどこれが限界でした
結婚?そんなもん無ェよ!……最近親の目が辛いです
そしてanko4289放し飼いに挿絵を描いてくださった○○あき氏には感謝を
本当にありがとうございます。とてもゆっくりできる良い絵です!!
本当にありがとうございます。とてもゆっくりできる良い絵です!!
今まで書いたもの
anko4214 処刑ゆん
anko4218 餌付け
anko4230 少女の目覚め
anko4239 おかあさんのけっかい
anko4250 本当にいいのか?
anko4275 素直すぎるが故に
anko4279 のうかりんとまりさ
anko4289 放し飼い
anko4214 処刑ゆん
anko4218 餌付け
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anko4250 本当にいいのか?
anko4275 素直すぎるが故に
anko4279 のうかりんとまりさ
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