本ページでは、公式ルールで間違えやすい点やわかりにくい点を補足・解説する。
迷宮フェイズで「時間が経過する」までの一連の行動について
- 以下の順番で行動を処理する
- 部屋への移動
- 「探索済みの部屋」(定義は後述)は時間経過せずに通り過ぎる事が可能
- 遭遇
- 初めて入った部屋なら描写説明
- 「探索済みの部屋」ならランダムエンカウントのチェック
- モンスターとの遭遇
- 初めて入った部屋にモンスターがいた、または探索済みの部屋でランダムエンカウントが発生したときの処理。
- 中立なら交渉表を振る。ランダムエンカウントなら出目に-2の補正あり。
- 遭遇が終了したら……?
- 「先を急ぐ」なら上記の「部屋への移動」に戻る。
- 「キャンプ」するなら取引や休憩が行える。
- キャンプが終わったら
- 「時間が経過」する。このとき滞在している部屋が「探索済みの部屋」となる。
- 逆にいうと「先を急ぐ」によってキャンプ処理を行わなかった部屋は探索済みにならない。
- 部屋への移動
「探索済みの部屋」の定義
- 上記の通り「時間が経過」した際に滞在していた部屋が「探索済みの部屋」となる。
予算会議でのアイテム購入
- 国の生活レベルより上のモノは予算を費やしても「購入できない」点に注意。
- 新王国ブックP52ハシラ
- 王国フェイズでも終了フェイズでも、予算会議でアイテムを購入できる。
王国に戻ったときのステータス変化について
- 『気力はリセットされない』点に注意。
- HPやバッドステータス、民の声はルールに従ったリセットがなされるので、ここも注意。
- 新王国ブックP65の「再挑戦」参照
「再挑戦」する場合は終了フェイズが中断する
- 終了フェイズ開始時、再挑戦すると決めた場合は終了フェイズがその場で「中断する」。
- よって王国変動表も各種会議もエピローグも円卓会議も行われない。
- 新王国ブックP65の「再挑戦」参照
【罠師】の有効範囲
- 「捜索判定」のみ有効(具体的には部屋・通路・オブジェクトの捜索)。
- 道中表イベントの探索判定や、王国フェイズの情報収集における指揮判定には無効。
列強のコモンアイテム
- 見落としがちだが、列強の属国や友好国でない限り、購入には追加予算1MGが必要。
【二刀流】の使用
- コストが『気力』な点に注意。
- 使用タイミングは「攻撃が成功したとき」なので、命中する事がわかってから宣言できる。
【ギルド】の使用
- 計画フェイズで使用しないと意味がない。(常駐効果ではない)
- 「レベルアップしたときのみ」効果を発揮する点に注意。
再訓練について
- 「シナリオの目的を果たしたとき、レベルアップしなければ」再訓練できる。
- 単に王国に戻っても再訓練はできないので注意。
「既知の土地」と「未知の土地」の定義
- 自国や同盟国、敵国、ダンジョンなど「そこに何があるか判明している」のが「既知の土地」。
- それ以外は全て「未知の土地」となる。
- 新王国ブックP17の「●既知の土地」参照
- よって道中表10番で「既知の土地」への移動はD66を振っての無作為転移ではなく、何があるか判明している土地の中からランダムで転移先を選ぶことになる。
以上