バアル・ゼブス=ベルゼビュート

「ルシフェルの前では何というのかな? 見てみたいなァ…ふはははははは!!」

【所属】 万魔殿学園
【名前】 バアル・ゼブス=ベルゼビュート
【読み方】 ばある・ぜぶす=べるぜびゅーと
【種族】 悪魔
【H.N】 蠅ノ王【ゴールディング】
【登場巻】 足洗邸の住人たち。第3巻

【人物】

万魔殿学園学園長を務める男性だがその正体はベルゼブブ、ベルゼブルとも言われる有名な「蝿の王」。

みなぎ得一作品の多くに登場している人物で、歯車?のようになっている瞳をサングラスで隠す長い白髪の男性をしているが、本当の姿は巨大な蠅(いろは草紙ではその姿で登場)。

足洗邸の住人たち。においては大召喚を引き起こした十支王の一人として登場。。

退化しつつある人間を憂い、それに対して人外の血を混ぜることで強引に進化させようと考え大召喚に加担したらしいが、結果として血は混ざらず人の血は流されることになってしまったとゆう。
思惑通りにいかなかったことから現在は十支王のメンバーの中で唯一正体を世間に明かし、万魔殿学園を設立し学園長に就任した。
学園長室でハルピュイア三姉妹、アエロー・オーキュペテー・ケライノーを飼っている。

著作「孫達への手紙」の中で「正しき進化」「起源回帰」「原始復古」を唱え、「大召喚」以前の世界に戻した方がいいという考えを広めているが、すでに自分の意見だけでは世界を元に戻す事は出来ない事に気付き、古き文化を後世に伝えながら人民を進化させようと考え直したため学園を作ったとゆう。

表だって中央と連絡を取ってはいないが、ラウムを通してひそかにアガリアレプトと連絡を取り合っている。
また、『月ノ子派』と対立する『蠅ノ王派』と言われる陣営を率いているらしい。

いろは双紙にも登場。秀真の国に出現したクラーケンの対処をヴェパールに命じていた。
彼がその時いた城が大召喚によって地上に転移し、のちの万魔殿学園になったとか。

足洗邸の住人たち。では3巻から登場。メフィスト・ヘレスの紹介で田村・福太郎を学園教師として雇い入れる際に彼と面談を行い自分の考えを伝えるも、
それを「新しいことに手ェ出すんも一つの進化。ですよね」と返した彼を気に入った様子。
彼の発言から十支王はそれぞれが何らかの目的を持って大召喚に加担したことが明らかになった。

またルシフェルなる存在に言及しているが、該当しているキャラクターは今の所登場していない。

万魔殿学園が基本の舞台となるルート3では直接本人が登場しているわけではないが、普段生徒達の前に姿を表さないらしく、「校長先生は恒例行事くらいでしか生徒との接触がない謎の最高責任者」呼ばわりされている。
十支王の一人とかそういう裏の事情までは生徒らも把握していないのかもしれない。

なお現時点で名前が判明しかつビジュアルも明らかになっている数少ない十支王メンバー。
他はバアル=マルドゥークのみ。
両者とも「バアル」という名前を持つが、ベルゼブブは元々バアル・ゼブスという豊穣を司る神だったが、ヘブライ人が邪教神として扱い語呂が似ているバアル・ゼブブと同一視したことで蝿の王という設定があとから組み込まれてしまったため。
バアル・ゼブスはバアルに対する尊称の一つだったともされているが、みなぎ作品において両者がどうなっているのかは定かではない。

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最終更新:2025年05月17日 22:12