「余もそこへ案内されてやってもよいのだぞ?」
【所属】 |
中央第七軍 |
【名前】 |
バアル=マルドゥーク |
【読み方】 |
ばある=まるどぅーく |
【種族】 |
悪魔 |
【H.N】 |
神王【アマデウス】 |
【登場巻】 |
足洗邸の住人たち。第9巻 今日もあの世で待ち合わせ 描き下ろし |
【人物】
見かけは小さいカエルなれど、その力は絶大。
かつて700年前、自身の魔導書を人間に奪われた件で公爵位に降格され、
フレルティ(単行本だと
サタナキア)によって400年の凍結刑と100年の追放刑を受けた。
しかしバアルはその魔力を逆に吸収して力をつけ、得た魔力を持って恣意的な「
祖神回帰」を起こす大魔術・「
逆転未来法」を生み出し、「祖神バアル」を起源とする悪魔の力を吸収できるようになった。
それによって大きな魔力を得て大王位に復帰、十支王に選ばれる。
大召喚のあとは他の十支王共々眠りについていたが、中央に突如地震が発生した時に「1/3だけ」、カエルの頭の部分だけが復活を果たす。
この復活は超感応能力で世界各地で起きている出来事を把握している
アガリアレプトを持ってしても完全に予想外の出来事だった。
目覚めた直後
ヴェパールの部屋に現れるがその部屋にあった
アイムの攻撃の跡を見つけ自分の復活に関わると考え町中に繰り出す。
そして
ベリスが
メフィスト・ヘレスの取引に乗ったところ突然現れて彼を丸のみとし、メフィストが一般市民に混ざり暮らしていることを知ると中央による理想的統治を阻害するための集団を作ろうとしていると勝手に判断してその力をふるい彼を攻撃するが、その途中自分の目的を思い出して鎮静化した。
尊大な性格で、頼み事一つにしても「~されてやってもよいぞ」と、上から目線で物を言うのが特徴。
彼の口調はかなり独特で、クローセルに対しても「ヴェパールを気にかけてやってくれと言おうとしたのだが」とかなり遠回りな助言をしていたりしている。
アガリアレプトを持ってしても不可解の塊のような存在であり、暴風神特有の負けず嫌いでけんかっ早くわがままな性格をしている。
相対する者の持つ力の「二倍」(自分の力の二倍ではない)の力を行使する能力を持ち、1/3の復活であってもメフィストを圧倒する力を有する。
アジ・ダハーカを巡る騒動が集結するとクローセルに対し騒動の原因となってしまったヴェパールをもっと気にかけるよう遠回しに助言した後、ムシュフシュと共に世界を見て回ろうと旅立った。
その後、短編集「今日もあの世で待ち合わせ」に収録された描き下ろしに登場。
その際「ドラゴンを倒すのが趣味」というのが判明した。
最終更新:2025年05月17日 22:14