耳きれ・芳一

「大地の嘆悼が聞こえる……この國の寿命が来たのです」

【名前】 耳きれ・芳一
【読み方】 みみきれ・ほういち
【種族】 大太・耳ノ鬼
【本名】 玖賀耳御笠命
【字名】 威聞きし耳
【登場巻】 第3巻~

【人物】

国土神・右耳の化身。
有名な怪談話に登場する「耳なし芳一」と同化した存在であり、びわを携えた禿頭の男性の姿をとる。

皿かぞへ・於菊の封印を解いた後、春雲楼に現れびわの音で呼び出した平家の亡霊による集団怨霊の念により春雲楼に張られた三重結界を破ろうとするが、兼康・備後と交戦。
残像が見えるほどの超高速のキック・タイタンフィートによって倒された。

その後本体を暴かれパンドラ・ボックスに収められそうになるが箱に納めるべき魂ではなかったため本体の耳だけが飛び去ってしまった。
その後とある少年の額に取り憑いているところを白姫に祓われた後、大山・道因を依り代にして復活した。

耳ノ鬼であるため非常に耳がよく、皿屋敷にいながらにして足洗邸にいた飛縁魔・於七の言葉を聞きとるほど。さらにすぐれた聴力により動作音から敵の攻撃を未然に防ぐことができる。
また手にしたびわを奏でることで平家の亡霊を呼び出して使役し、棒状の衝撃波で攻撃する。

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最終更新:2012年11月29日 19:59