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カーネルへのパッチ適用 - (2011/01/03 (月) 04:06:28) のソース

現在利用しているカーネルをバージョンアップする場合、
カーネルソース全体を入手する方法と、差分データ(パッチ)だけを
入手して既存のカーネルソースに適用する方法があります。
パッチファイルは容量も小さいので、カーネルソース全体を入手するよりも
ダウンロードしやすいなどの利点があります。
パッチファイルはpatchコマンドを使って適用します。

 # patch オプション < パッチファイル
 # patch オプション パッチファイル

オプション

 -d ディレクトリ
指定したディレクトリに移動してから処理を行う

 -p
パッチファイル内に書かれたパス名を修正する
・ -p0 ~ パス名を修正しない
・ -p1 ~ 最初の「/」まで削除
・ -p2 ~ 次のディレクトリまで削除する

 -C
どういう処理が行われるかテストする

 -R
パッチの適用を取り消して元に戻す


下の例では、パッチファイルpatch-2.4.10を適用します。
 # patch -p1 < patch-2.4.10
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