アスタリスク インフラTECH wiki内検索 / 「カーネル」で検索した結果

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  • カーネル
    ...的な 機能の部分をカーネルと呼ぶこともある。 カーネルの機能はOSによって異なるが、 メモリ、CPU、入出力を中心としてハードウェアを抽象化し、 ハードウェアとソフトウェアがやり取りを可能にし、 複数のプロセスを同時に行うためのスケジュール管理などがある。
  • カーネルバージョン
    カーネルには「2.6.25」というようなバージョン番号が付いており 昔は、「2.A.B」の3桁でバージョン番号で表しました。 「A」が偶数の場合は安定版、奇数の場合は開発版と区別していました。 しかし現在では、数値による安定版と開発版の区別はなくなり 「2.6.A.B」というような4桁で表すようになりました。 「B」の部分は「2.6.A」の修正リリースです。 また、「A」の後ろに追加される記号でリリースの判別ができます。 リリース候補は「-rcX」(Xは数値)で表され、 開発版の要素があるものは「-gitX」と表します。 2.3.97      開発版カーネル 2.4.22      安定版カーネル 2.6.9-13     安定版カーネル 2.6.26-rc2    開発版カーネル 2.6.26-rc2-git4  開発版カーネル カーネルバージョ...
  • カーネルモジュール
    カーネルモジュールは、カーネルを構成する機能を分離してモジュール化したもの。 モジュール化することによって、カーネル本体のサイズが小さくなり起動までの時間が短縮できる。 また使わないデバイスのドライバを外すことで、カーネルの利用するメモリを節約できる。 ただしメモリ管理やスケジューラなどの核となる部分は分離できない。 カーネルモジュールが配置されているディレクトリは「/lib/modules/カーネルバージョン」以下のディレクトリにある。 カーネルモジュールを操作するコマンド lsmod ~ ロードされているモジュールを一覧表示する modinfo ~ モジュールの情報を表示する insmod ~ ローダブルモジュールをロードする rmmod ~ ロードされているモジュールをアンロードする modprobe ~ モジュールのロー...
  • カーネルのコンパイル
    カーネルもオープンソースのプログラムだから、必要な時にソースコードから カーネルをコンパイルして利用することができます。 新しくカーネルをコンパイルすることを「カーネルの再構築」といい、 次のような時にカーネルの再構築を考える必要があります。 1.必要としているデバイスドライバがカーネルに含まれていない 2.使用しているハードウェアに最適なカーネルを利用したい 3.カーネルの最新の機能を使用したい カーネルを再構築するために、gccコンパイラやmakeユーティリティ、 カーネルソース、カーネルヘッダなどが必要です。 また、カーネルを再構築する場合はカーネルモジュールも カーネルに合わせてコンパイルし直す必要があります。 カーネルへのパッチ適用
  • カーネルパラメータの変更
    /procディレクトリ以下のファイルを使って、カーネル情報を取得したり カーネルの動作を変更することができます。 カーネルパラメータを変更した瞬間にカーネルの動作は変更されます。 /proc/sys/kernelディレクトリ このディレクトリ配下のパラメータを使うと、パフォーマンス・チューニング以外の様々な設定も可能になる。 /proc/sys/fsディレクトリ ファイルシステム関連のチューニングパラメータが集められている。 /proc/sys/vmディレクトリ 仮想記憶(バーチャルメモリ)関連のチューニングパラメータが集められている。 /proc/sys/netディレクトリ ネットワーク関連のチューニングパラメータが格納されている。 /proc/sys/net/core配下には、ネットワーキング一般(ソケット関連) /proc/sys/net...
  • カーネルのコンパイルとインストール
    カーネルをコンパイルする主な手順は下記になります。 1.カーネルソースを用意する 2.カーネルコンフィギュレーションを設定する 3.カーネルをコンパイルする。 4.カーネルモジュールをコンパイルする 5.カーネルカーネルモジュールをが配置する 6.ブートローダの設定をする カーネルソースの準備 カーネルのソースコードは一般的に、/usr/srcディレクトリ以下の 「linux-カーネルバージョン」という名前のディレクトリに格納されます。 例えば、カーネル2.6.26の時、/usr/src/linux-2.6.26となります。 一般的には、/usr/src/linuxのようなシンボリックリンクを利用できます。 最新のカーネルソースは、http //www.kernel.orgから入手することができます。 カーネルソースを展開させるには、/...
  • カーネルへのパッチ適用
    現在利用しているカーネルをバージョンアップする場合、 カーネルソース全体を入手する方法と、差分データ(パッチ)だけを 入手して既存のカーネルソースに適用する方法があります。 パッチファイルは容量も小さいので、カーネルソース全体を入手するよりも ダウンロードしやすいなどの利点があります。 パッチファイルはpatchコマンドを使って適用します。 # patch オプション < パッチファイル # patch オプション パッチファイル オプション -d ディレクトリ 指定したディレクトリに移動してから処理を行う -p パッチファイル内に書かれたパス名を修正する -p0 ~ パス名を修正しない -p1 ~ 最初の「/」まで削除 -p2 ~ 次のディレクトリまで削除する -C どういう処理が行われるかテストする -R パッチの適用を...
  • カーネルmakeの主要ターゲット
    ...       以前のカーネルコンフィギュレーションで生成されたすべてのファイルを削除して初期状態に戻す ※cleanとmrproperの違いは、cleanの場合はmrproperでは削除される  現在のカーネルコンフィギュレーションファイル.configや  ローダブルモジュールの生成に必要なファイルは削除しない。 dep ~ カーネルソースとヘッダファイルの依存関係をチェックするコマンド distclean ~ mrproperで削除されるファイルに加えpatchが作成したファイルなども削除 defconfig ~ デフォルト値を設定した。.configを生成する。/arch/アーキテクチャ/defconfigをデフォルトとして.configを生成する all ~ 全てのビルドを実地する。makeでターゲットを指定せず実行した時も同じ動きをする...
  • makeターゲット
    ...成される。 カーネルの設定(コンフィギュレーション)は、.configファイルに記録される。 現在のカーネルコンフィギュレーションを新しい設定に反映させたい時、「make oldconfig」を実行する。 「make oldconfig」を実行すると新しい機能について問い合わせを行い、既存の設定を引き継ぐ。 # cp /boot/config-2.6.18-6-686 .config ←現在の設定ファイルを.configファイル(カーネルの設定)にコピーする # make oldconfig カーネルの設定とは、カーネルにどの機能を取り組むか(Y)、組み込まずカーネルモジュールにする(M)、組み込まない(N)などを決める。 以下のようなコマンドを使う。 make config ~ コンソール上で、順番にカーネルオプションの質問に答えて設定する make m...
  • メニュー
    ...OS インストール カーネル カーネルバージョン カーネルモジュール makeターゲット 自宅サーバ ネットワーク基本設定 RAID ハードリンクとシンボリックリンク パケットフィルタリング ディスククォータ マウントとアンマウント カーネルのコンパイル カーネルのコンパイルとインストール ジョブスケジューリング DNS ファイル所有権の管理 ファイルシステム ルーティング スワップ システムクロックとハードウェアクロック X Window System バックアップ PPP ブートローダの設定変更 カーネルmakeの主要ターゲット カーネルパラメータの変更 udev 初期RAMディスク システムの起動 起動スクリプトとランレベル サービスの自動起動 LVM(論理ボリューム管理) スナップショット LVM関連コマンド 記憶装置へのアクセス インフラ参考書 インフラSE資格 リ...
  • udev
    ...ェアが接続されると、カーネルがそれを検知し、カーネル情報を監視しているudevdデーモンが必要なデバイスファイルを 動的に作成する。つまり、実際にカーネルが認識しているハードウェアに対応するデバイスファイルのみが用意されることになる。 udevはユーザ空間で動作するプロセスである。ユーザ空間とカーネル空間は分離されているので、アプリケーションはカーネル内部の情報に 直接アクセスできない。そこでudevはsysfsから情報を得ている。susfsは、カーネル内部情報をファイルシステムの形で投影する仕組みで、 /sysディレクトリ以下から、システムに接続されているデバイスの情報を得ることができる。 そういった用途には従来procfsが使われてきたが、もともとprocfsはプロセス情報を管理する仕組みなので、今後はカーネル情報についてはsysfsに移行していくだろう。 ...
  • ブートローダの設定変更
    新しいカーネルで起動できるように、ブートローダに新しいエントリを追加します。 例 カーネルバージョン=2.6.28   ラベル=linux-2.6.28   ルートパーティション=/dev/sda1 LILO ~ 設定するファイルは/etc/lilo.conf image=/boot/vmlinuz-2.6.28 label=linux-2.6.28 initrd=/boot/initrd-2.6.28.img read-only root=/dev/sda1 image…カーネルイメージ label…ラベル(自由に設定できる) initrd…ブート時に読み込むファイル read-only…ルートファイルシステムを読み込み専用でマウントする場合に指定 root…ルートとしてマウントするパーティション GRUB ~ 設定するファイルは/boot/grub...
  • 初期RAMディスク
    ...ルシステムとして カーネルを起動し、その後実際のルートファイルシステムをマウントする。 という起動方法を取ることができます。 この起動用のRAMディスクを初期RAMディスク(Initial RAM Disk initrd)といいます。 例えばルートファイルシステムがSCSIハードディスク上にある場合、 初期RAMディスクにSCSIドライバを用意しておくことで、起動中のカーネルから ディスクにアクセスできるようになります。 但しこの場合、BIOSレベルでSCSIアクセスが可能であることが前提となります。 初期RAMディスクには、ファイルシステムイメージを圧縮したinitrdと、 cpioアーカイブを圧縮したinitramfsの2種類があります。 最近のディストリビューションでは、一般的にinitramfsが利用されています。 2種類の初期RAMディスク...
  • パケットフィルタリング
    ...タリングを行うには、カーネル2.2系ではipchains、 カーネル2.4系ではnetfilterを使います。 Linuxカーネルは、基本的に入力(input)、出力(output)、転送(forward)の3つのチェインを持っています。 チェインと言うのは、パットを検査するための一連のルールのことで、 それらのチェインに新しいルールを追加したり、あるいはチェインを追加したりして設定します。 ネットワークインターフェイスを通過するパケットは、それぞれのチェインのルールに適合するかどうか検査されます。 その結果によってパケットが破棄されたり、通過を許可されたりします。
  • uname
    ...name -s カーネルの名前を表示する # uname -a 全てのシステムの情報を表示する #uname -r OSのリリース番号を表示する。 /proc/versionでもカーネルバージョンを知ることができる #uname -m ハードウェアのタイプ名を表示する #uname -n ネットワーク上のホスト名を表示する # uname -o OSの名前を表示する # uname -v OSのバージョンを表示する
  • arp
    ...ドレスの関連リストをカーネルはARPキャッシュに蓄える。 arpコマンドはカーネルのAPTキャッシュを操作する。 Linuxカーネルでは、/proc/net/arpにarpキャッシュが記述されている。 書式 arp [オプション] [ホスト名] オプション |オプション|説明 -n 名前解決やポート名、ユーザ名の解決を行わず、IPアドレスで表示 -a [ホスト名] ホスト名が指定されている場合は、そのホストに関するARPキャッシュ、指定されていない場合は、持っているARPキャッシュを表示 -d ホスト名 指定したホストをARPキャッシュから削除 -f ファイル名 ファイルを指定してARPテーブルに追加。ファイルが指定されていなければ/etc/ethersを利用 -i インターフェイス 利用するインターフェイスを指定 -s ホスト名 MACアドレス 指定し...
  • sysctl
    システム稼働中のカーネルパラメータは、/proc/sys以下にテキストファイルで残されるが、これらのパラメータを変更するために利用する。 カーネルパラメータは/proc/sys/以下に、net/ipv6/conf/default/accept_raのようなファイルで記述される。 指定する際は「/」を「.」に変更し、net.ipv6.conf.default.accept_raとしても通用する。 書式 sysctl [オプション] オプション オプション 説明 -e エラーを表示しない -n 変数名 キーの名前は表示しないで値を表示 -N キーの名前だけ表示 -w 変数名=パラメータ カーネルパラメータを変更 -p ファイル名 パラメータリストを指定してパラメータを変更。デフォルトは/etc/sysctl.conf -a 設定されたパラメータ全てを表示 ...
  • システムの起動
    ... 3、ブートローダはカーネルをロードして実行する。 BIOS(Basic Input/Output System:入出力基本システム)は もっとも基本的な制御プログラムであり、基本的な入出力の管理を行います。 電源が投入されると、不揮発性メモリに格納されているBIOSが実行され、 下記のような作業を行います。 メモリのチェック ハードウェア設定の読み込み 起動デバイスのチェック 起動デバイスのマスターブートレコード内に格納されたブートローダを実行 マスターブートレコード(MBR) マスターブートレコードは、起動デバイスの先頭セクタです。 ここには通常、OSを起動するプログラムであるブートローダの一部と、 基本パーティションの情報を収めたパーティションテーブルが含まれています。 ブートローダ部分は446byte、パーティションテーブルは64byte、残り...
  • ブートローダ(GRUB・LILO)
    ...ーダを呼び出し、 カーネルをメモリに読み込む。 ■ブートローダ(GRUB) ブートローダ ■ブートローダ(LILO) ブートローダ(LILO) LILOとGRUBの違い LILOには対話式のコマンド・インターフェースがないがGRUBにはある。 LILOではネットワークからのブートをサポートしていないがGRUBではサポートしている。 LILOでは設定ファイル/etc/lilo.confの変更だけでなく /sbin/liloのコマンドを使わないと設定が反映されない上、 起動時にカーネルを読み込まず何も立ち上がらない。 GRUBでは設定ファイル/boot/grub/grub.confを変更するだけで変更内容が反映される。
  • システムアーキテクチャ
    ...ドを与え、ブート時にカーネルにオプションを指定する。 BIOSからブート完了までのブート手順について理解していることを示す。 ログファイルからブート時のイベントを確認する。 重要なファイル、用語、ユーティリティ /var/log/messages dmesg BIOS ブートローダ カーネル init 3. ランレベルの変更とシステムのシャットダウンまたはリブート 重要度 3 説 明 システムのランレベルを制御する。これには、シングルユーザモードへの変更と、システムのシャットダウンまたはリブートも含まれる。また、ランレベルを変更する前にユーザに警告し、プロセスを適切に終了させる。これには、デフォルトのランレベルの設定も含まれる。 主要な知識範囲 デフォルトのランレベルを設定する。 ランレベル(シ...
  • シェル
    ...し、OSの中核であるカーネルとやり取りをします。 ユーザから見て、OSの外側にあるのでシェル(shell=殻)という名前がついたようです。 ■シェルの種類 ■シェルの基本操作と設定 ■シェル変数 ■環境変数 ■実行結果の戻り値 ■コマンドとパス
  • modinfo
    ...作者名・ライセンス・カーネルやコンパイラのバージョン、依存関係にあるモジュールなどの 全ての情報を表示する。 # modinfo オプション モジュール名 オプション -a(--author) モジュールの作者を表示する -d(--description) モジュールの説明を表示する -l(--licence) モジュールのライセンスを表示する -n(--filename) モジュールのファイル名を表示する
  • ブートローダ
    ...の指定 root カーネルイメージを指定/起動オプションの指定 kernel 初期RAMディスクファイルの指定 initrd ブートセクタに直接アクセス chainloader 起動時に選択メニューを表示しない hiddenmenu ルートパーティションのアクティブ化 makeactive
  • iptables
    パケットフィルタリングはLinuxカーネルが備える機能である。 iptablesコマンドを使ってパケットフィルタリングの設定を行える。 iptables -[AD] チェイン ルート iptables -P チェイン ルート iptables -[LFNX] チェイン iptables -I チェイン [ルート番号] ルール iptablesの主なコマンド コマンド 説明 -A 指定したチェインの最後にルールを追加する -D 指定したチェインからルールを削除する -P 指定したチェインのポリシーを変更する -L[チェイン] ルールのリストを表示する -N チェイン 指定した名前のユーザ定義チェインを作成する -X チェイン 指定したユーザ定義チェインを削除する -l ルール番号を指定してルールを挿入する -F チェイン 指定したチェイン内のルールを全て削...
  • depmod
    .../modules/ カーネルバージョン ディレクトリにmodules.depファイルを作成する。 modules.depファイルにはモジュールの依存関係が記述されている。 このファイルがないとmodprobeコマンドで依存関係のあるモジュールのロードやアンロードが行われない。
  • ブートローダ(LILO)
    ... install カーネルイメージ image ブートイメージのラベル label 初期RAMディスク指定 initrd ファイルを読み取り専用で実行 read-only ルートファイルシステムのデバイス名 root 【設定内容を反映させる】 /sbin/lilo 【オプション】 インストール状態の表示 設定ファイルを指定 -C 設定ファイル 別のマップファイルを指定 -m マップファイル 多くの情報を表示 -v ... 現在のマップファイルの内容を表示 -q マップの作成、更新 ブートデバイスを指定 -b ブートデバイス マップファイルの圧縮を有効にする -c テストのみ実行 ※-vと合わせて使用することで、LILOが正しい値を使用するか確認可能 -t デフォルトコマンドラインの変更 次回再起動時デフォルトコマンドラインとして使...
  • ipchains
    カーネル2.2系でパケットフィルタリングの設定を行うにはipchainsコマンドを使用する。 【書式1】 ipchains -[AD] チェイン ルール 【書式2】 ipchains -P チェイン ルール 【書式3】 ipchains -L チェイン ルール ipchainsコマンドの主なオプション、チェイン、ターゲット、ルール オプション 説明 -A チェイン チェインの最後にルールを追加する -D チェイン チェインからルールを削除する -P チェイン チェイン チェインのポリシーを変更する -L [ チェイン ] ルールのリストを表示する チェイン デフォルトの設定 input 入力パケット output 出力パケット forward 転送パケット ターゲット 説明 ACCEPT 許可 DENY 破棄 REJEC...
  • 記憶装置へのアクセス
    ...ライブ なお、カーネル2.6.21以降はlibataが導入され、IDEデバイスもSCSIデバイスと同じ扱いになりました。 つまり、IDEハードディスクも/dev/sda、/dev/sdbといったデバイスファイル名になります。 2、ハードディスクの管理 ハードディスクは、大きく分けて以下のタイプに分かれます。 IDE(ATA) SATA(Serial ATA) SCSI SAS(Serial Attached SCSI) USB IEEE1394 LinuxではIDE以外のハードディスクはすべてSCSIデバイスとして扱います。 つまり、SATAハードディスクもSCSIハードディスクとして扱われます。 前述のとおり、カーネル2.6.21以降では基本的にすべてのハードディスクが"/dev/sd"として扱われます。 IDEの転送モード...
  • システムクロックとハードウェアクロック
    ...は別に、Linuxのカーネル内に存在する時計があります。これがシステムクロックです。 システムクロックは、Linux起動時にハードウェアクロックを参照して設定されますが、その後は別々に動き続けます。 そのため、起動してからの時間が経過するにつれ、ハードウェアクロックとシステムクロックの差が生じてきます。 dateコマンドを使うと、システムクロックを参照して現在の日時が表示されます。 システムクロックの設定も、dateコマンドで行います。 dateコマンドで設定したシステムクロックをハードウェアクロックにセットするには、hwclockコマンドを使います。 ただ、ハードウェアクロックもシステムクロックも、あまり正確ではありません。 正確な時刻を設定するには、ネットワーク上のマシンの時計を同期するプロトコプであるNTP(Network Time Pro...
  • ランレベル
    ...nitよって制御されカーネルによって起動される。 またシャットダウンされるまでは動作し続ける。 ※動作モードは下記の表を参照して下さい。 ランレベル 意味 0 停止 1 シングルユーザーモード(rootのみ) 2 マルチユーザーモード(テキストログイン・NFSなし) 3 マルチユーザーモード(テキストログイン) 4 マルチユーザーモード 5 マルチユーザーモード(グラフィカルログイン) 6 再起動 s シングルユーザーモード(rootのみ) ※ディストリビューションによって若干変わります。 ランレベルの確認 先頭に"N"が表示されている場合は、Linuxインストール時から 一度もランレベルを変更していないことになります。 # /sbin/runlevel N 3 以下の場合は1つ前のランレベルと現在のランレベルが表示されてい...
  • ディスクの設定
    ...tOS5の中核となるカーネルと、CentOS5の起動時に必要なファイルが含まれていています。 □マウントポイント /boot □ファイルシステムタイプ:ext3 □使用可能なドライブ:hda □サイズ(MB) 200 □追加容量オプション:固定容量 □基本パーティションにする:チェック ■swap 仮想メモリ などと呼ばれるお馴染みの機能です。  サイズは2GB(2,048MB) メモリを増設しているので 2,048×2=4,096MB を確保しておきます。 □マウントポイント なし □ファイルシステムタイプ:swap □使用可能なドライブ:hda □サイズ(MB):4096 □追加容量オプション:固定容量 □基本パーティションにする:チェック ■/ ファイルシステム上に必ず/パーティションを作成する必要があります。  Cent...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共...
  • パッケージの選択
    サーバ構築に必要なパッケージをインストールの段階で、選択します。 ※必要なパッケージのみ記載してあります。 【デスクトップ環境】 ■GNOMEデスクトップ環境  CentOS5は基本的にGNOMEを推奨するデスクトップ環境としてパッケージ構成が行われています。 【アプリケーション】 ■エディタ  テキスト編集のために必要なアプリケーションです。 ■グラフィカルインターネット  FireFoxなどのパッケージグループです。 ■テキストベースのインターネット  CUI環境用のWebブラウザや電子メールソフトなどです。 【開発】 ■Java開発 ■Ruby ■開発ツール ■開発ライブラリ 【サーバ】 ■DNSネームサーバー  名前解決を提供するアプリケーションです。 ■FTPサーバー  公開サーバ の構築には必須ですのでインストー...
  • セキュリティ
    1. セキュリティ管理業務を実施する 重要度 3 説 明 システム構成を調べて、ホストのセキュリティをローカルセキュリティポリシーに従わせる方法を知っている。 主要な知識範囲 システムを監査して、SUID/SGIDビットが設定されているファイルを探す ユーザのパスワードおよびパスワードエージング情報を設定または変更する nmapおよびnetstatを使用して、システムの開いているポートを見つける ユーザのログイン、プロセス、メモリ使用量の制限を設定する 基本的なsudoの設定および利用方法 重要なファイル、用語、ユーティリティ find passwd lsof nmap chage netstat sudo /etc/sudoers su usermod ulimit ...
  • vi
    viとは、ほぼ全てのUNIX系OSで使うことができるテキストエディタのことです。 rootユーザになって各種設定ファイルの編集などに使用します。 viの起動方法は以下の通りです。 # vi ファイルを編集するときは # vi ファイル名 というようにします。 viを起動したときは、デフォルトで「 コマンドモード 」になっています。 カーソルの移動はコマンドモードで行います。 カーソルの移動は矢印キーでも行えますが h、j、k、l のキーを主に使います。     k    ↑ h ←  → l    ↓     j 0(ゼロ)…行の先頭へ移動 $…行の最後尾へ移動 ^ …行の先頭が空白だった場合、その次の先頭の文字へ移動する 行の先頭で上下に移動する際にj、k以外でも +、-で移動できます。 + …行の先頭に移...
  • ネットワークの基礎
    1. インターネットプロトコルの基礎 重要度 4 説 明 TCP/IPネットワークの基礎を適切に理解していることを示す。 主要な知識範囲 ネットワークマスクについて理解していることを示す プライベートとパブリックのドット区切り形式のIPアドレスの違いを知っている デフォルトルートを設定する 一般的なTCPおよびUDPのポート(20、21、22、23、25、53、80、110、119、139、143、161、443、465、993、995)について知っている UDP、TCP、およびICMPの違いや主な機能について知っている IPv4とIPV6の主な違いについて知っている 重要なファイル、用語、ユーティリティ /etc/services ftp telnet host ping dig trace...
  • シェルの基本操作と設定
    補完機能 コマンドラインでの入力を支援し、入力ミスを軽減できます。 長いファイル名などを入力する際、途中まで入力しTabキーを押すと入力した文字を含むファイル名が自動的に補完される。 コマンドラインの編集 操作 説明 Ctrl+A 行の先頭へカーソルを移動する Ctrl+E 行の最後へカーソルを移動する Ctrl+D カーソル部分を1文字削除する Ctrl+H カーソルの左を1文字削除する Ctrl+L 画面をクリアしてカレント行を再表示する Ctrl+C 処理を中断する Ctrl+S 画面への出力を停止する Ctrl+Q 画面への出力を再開する Ctrl+Z 処理を一時停止する
  • cp
    cpコマンド ファイルやディレクトリをコピーする。 複数ファイルを指定するときはスペースで区切る。 ※ワイルドカードの使用もできる。 書式 # cp [オプション] [コピー元] [コピー先] オプション -a できるだけ属性や構造を保持する -b 同名ファイルはバックアップして保存する -d コピー元がリンクファイルの場合はリンクファイルをコピーする -f 同名ファイルを警告せずに上書きする -i 上書きするファイルは問い合わせる -p パーミッションやタイムスタンプを保持したままコピー -r ディレクトリを再帰的にコピーする -s コピー元へのリンクファイルを作成する -u 同名ファイルは最終更新日付を比較して古いときのみ上書きする -v コピー前にファイル名を表示する
  • LPICレベル1
    ■試験内容 101の試験出題範囲 システムアーキテクチャハードウェア設定の決定と構成 システムのブート ランレベルの変更とシステムのシャットダウンまたはリブート Linuxのインストールとパッケージ管理ハードディスクのレイアウト設計 ブートマネージャのインストール 共有ライブラリを管理する 共有ライブラリを管理する RPMおよびYUMパッケージ管理を使用する GNUとUnixのコマンドコマンドラインで操作する フィルタを使ってテキストストリームを処理する 基本的なファイル管理を行う ストリーム、パイプ、リダイレクトを使う プロセスを生成、監視、終了する プロセスの実行優先度を変更する 正規表現を使用してテキストファイルを検索する viを使って基本的なファイル編集を行う デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準パーティションとファイルシステムの作成 ファイルシステム...
  • PPP
    PPPの概要 PPP(Point-to-Point Protocol)は、主としてシリアルインターフェイスを利用してネットワーク接続を行うプロトコル。 主に電話回線を用いてインターネットへダイヤルアップ接続する形態で利用される。PPPに似たプロトコルとしては SLIP(Serial Line Internet Protocol)があるが、SLIPがTCP/IP専用であるのに対し、PPPではIPX/SPXなどのプロトコルも利用することができる。 PPPはピアツーピアのプロトコルであり、モデムと電話回線を用いて、もしくはシリアルクロスケーブルを用いて、1対1の接続を行う。 接続された双方は対等だが、ここでは説明をわかりやすくするために、PPP接続される側を「PPPサーバ」、PPP接続をする側を「PPPクライアント」と 呼ぶことにします。PPPを処理するpppdデーモンは...
  • chmod
    chmod 【概要】 ファイル・ディレクトリのアクセス権限を変更する。 ワイルドカードによる複数ファイルの指定も可能。 【書式】 # chmod [オプション] [権限記述] [ファイル名] 【オプション】 -c パーミッションが変更されたファイルのみ詳細に表示します -f パーミッションを変更できなかった場合にもエラーメッセージを表示しません -v 経過を表示します -R ディレクトリとその中のファイルを再帰的に変更します 【権限記述】 記号表 記号表で指定する際は、 「ユーザー」「演算子」「権限」の順に以下の構成要素を組み合わせます。 ユーザー u 所有者 g グループ o その他 a 全ユーザー 演算子 + 権限を追加 - 権限を削除 = 権限を変更 権限 r 読み込み権限 w 書き込み権限 x 実行権限 例 # chmod a+w h...
  • CentOS インストール
    CentOSインストール時の注意点 最近ではよく、Linuxサーバ教本やLinux専門誌などに付録で「CentOS」が付属で付いています。 もちろん、教本内の手順通りに進めればPCへインストールする事ができます。 ただし、その教本や専門誌も時間が経ってしまうと、上手くいかない事があります。 ですのでOSのバージョンを確認する事も大切な仕事となります。 *CentOSの最新は5.5(2010年5月14日リリース)です。2010年6月23日現在* CentOS5であれば大抵のPCにインストールする事ができますが まずはPC本体のHDDの種類を確認してください。 IDEとSATAのどちらかのはずです。 IDEは旧式。SATAは新式でこれからの主流。と覚えておいてください。 CentOS5.2以前ではIDEタイプのHDDでしかインストールできません。 実際に試してみましたが、パーティション...
  • ユーザインターフェイスとデスクトップ
    1. X11のインストールと設定 重要度 2 説 明 XとXフォントサーバのインストールと設定。 主要な知識範囲 Xサーバがビデオカードおよびモニターをサポートしていることを確認する Xフォントサーバをインストールして構成する Xの構成ファイルについての基本的な理解と知識 重要なファイル、用語、ユーティリティ /etc/X11/xorg.conf xhost DISPLAY xwininfo xdpyinfo X 2. ディスプレイマネージャの設定 重要度 2 説 明 ディスプレイマネージャの設定とカスタマイズができること。ここでは、ディスプレイマネージャのXDM (X Display Manager)、GDM (Gnome Display Manager)、およびKDM (KDE Displa...
  • etc/sysconfig/network-scriptsファイル
    様々なネットワークインターフェース(NIC)の設定ファイルが配置してあるディレクトリ。 ネットワークカード(NIC)が一枚であれば etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 二枚であれば etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 三枚であれば etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth2 という具合でNICの設定ファイルが配置されています。 ifcfg-eth0固定IPでの設定例: # DEVICE=e...
  • GNUとUnixのコマンド
    1. コマンドラインで操作する 重要度 4 説 明 コマンドラインを使用して、シェルおよびコマンドと対話する。この目標は、bashシェルを使用することを想定している。 主要な知識範囲 1つのシェルコマンドおよび1行のコマンドシーケンスを使用して、コマンドラインでの基本的な作業を行う 定義することを含めたシェル変数の使用と変更、環境変数の参照とエクスポート コマンド履歴の使用と編集 定義済みパス内に存在するコマンドおよび存在しないコマンドの呼び出し 重要なファイル、用語、ユーティリティ . bash echo env exec export pwd set unset man uname history 2. フィルタを使ってテキストストリームを処理する 重要度 3...
  • X Window System
    ■X Window Systemとは?  GUIを実現させる為のシステムです。Linuxで使用されるXとしてはX Free86が主流だったが、今は派生であるX.OrgがLinuxで使用されている。  X.Orgの構成は ・Xサーバ ・Xクライアント ・Xライブラリ ・ディスプレイマネージャ ・ファイルフォントなどのデータ類  があります。  サーバとクライアントがある事に気付いたと思います。  X Window Systemは、ネットワークでの利用を実現させるためのシステムでもあるために、XサーバとXクライアントが用意されています。  まず、Xサーバは ・モニタ ・ビデオカード ・キーボード  などのハードウェアを管理をします。  Xクライアントは ・Webブラウザ ・オフィスアプリケーション  などのアプリケーションを管理を管理します。  X Win...
  • @wiki全体から「カーネル」で調べる

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