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ヘレン・マーシャル - (2025/04/05 (土) 00:26:57) のソース
''ヘレン・マーシャル''とは、フィンランドのゲーム会社レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「[[レメディー・コネクテッド・ユニバース]](RCU)」の登場キャラクター。 『CONTROL』のDLC『The Foundation』の&bold(){ラスボス。} -演者 --ブリッグ・ベネット(外見モデル/実写演者) --ジェイド・アヌーカ(声) -登場作品 --『[[Control(レメディー社作品)]]』 --『The Foundation』(『CONTROL』DLC) *【概要】 白髪のパンチパーマの黒人女性。 アメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」のオペレーションリーダーにしてFBCの幹部で構成される管理チームのメンバー。 責任感が強くリアリストで、任務のために命をかけることを厭わない。 FBCに力を貸している[[超常現象生命体]]「[[ボード>アストラル生命体(超常現象生命体)]]」を完全には信用していない。 オペレーションリーダーとして超常現象に対処する専門チームの監督を担っていた。 *【来歴】 **・本編以前 CIAに所属していたがFBCに入局し、同期にして後の局長である[[ザカライア・トレンチ>ザカライア・トレンチ(RCU)]]の下で熱心に働き、オペレーションリーダーに昇進した。 それと同時にFBCの幹部で構成される管理チームのメンバーとなった。 なお、作中には1978年6月18日の調査報告書が登場し、そこにはマーシャルが調査チームのリーダーとして記載されていることから、彼女は少なくとも&bold(){40年以上}FBCに勤めていた(つまり実年齢は不明だが、最低でも60歳以上である)ことがわかる。 2002年のオーディナリー[[AWE(変貌世界事象)>変貌世界事象]]にてFBCに保護された第一候補「P6」こと[[ディラン・フェイデン>P6/ディラン・フェイデン]]がオールデスト・ハウスでの監視下でストレスに晒された末、超能力でロバーツという職員を誤って殺害した際は、彼が極めて危険だと研究リーダーの[[キャスパー・ダーリング]]博士に訴えていた。 **・『CONTROL』 2019年10月29日、FBC本部オールデスト・ハウスに([[アラン・ウェイク]]の小説『リターン』による)変貌世界事象が発生。 『リターン』の原型となったドラマ『[[ナイトスプリングス]]』のエピソード『暗いスレッショルドを越えて』の脚本に倣ってトレンチが「連邦ナイトスプリングス局の局長」を演じさせられ、世界を救うために必要なことと信じて並行世界「スライドスケープ36」のスレッショルドを開いてしまい、侵略的な伝播力を持つ[[超常現象生命体>超常現象生命体/余剰次元生命体]]である[[ヒス>ヒス(超常現象生命体)]]が解き放たれてしまう。 FBCはオールデスト・ハウスのロックダウンに成功し、ヒスの外部への拡散は防いだものの、事前に研究リーダーのキャスパー・ダーリング博士が開発して無償で配布していた「HRA(ヘドロン共鳴体増幅器)」を身に付けていなかった職員はヒスにより腐敗し、&bold(){&color(#F54738){ヒス生物}}と呼ばれる怪物に変貌してしまう大惨事となった。 幸運にもHRAを身に付けていたマーシャルは超常現象生命体である[[ポラリス及びヘドロン>ポラリスとヘドロン(超常現象生命体)]]の増幅された共鳴体によりヒスの汚染から守護され、HRAを量産するためにレンジャー部隊と共に研究セクターに向かう。 部下達とはぐれたりしながらも辿り着いたHRA研究室にて、新局長にしてディランの姉&bold(){[[ジェシー・フェイデン>赤毛の女(レメディー)]]}の協力を得てHRAを生産する方法を確立させる。 その後しばらくはエグゼクティブ・セクターに留まっていたが、弟を探すジェシーに対しディランが収容セクターに居ることと「大事な別の用事がある」ことを告げて何処かへ赴き消息不明となった。 **・消息不明となった後の動向 2019年10月29日、ジェシーによりスライドスケープ36のスレッショルドは封鎖されたが、オールデスト・ハウスでは別の問題が起きていた。 「ボード」が存在する精神世界であると同時に物理的な並行世界でもあるメタ構造の余剰次元「アストラル・プレーン」とオールデスト・ハウスを繋ぐ導管の役割を担う物体「ネイル」が破損し、アストラル・プレーンがオールデスト・ハウスの基盤セクターに流入する事件が発生。 マーシャルはアストラル・プレーンの浸食を止めるためにネイルを爆破しようと試みるが、ネイルの修復を望んでいたボードにより&bold(){アストラルスパイク}というアストラル生命体が召喚され、襲われてしまう。 **・『The Foundation』 マーシャルの自我や意識は余剰次元生命体と化し、余剰次元生命体と会話ができるパワーオブジェクト「ホットライン」と結合したジェシーに自らの顛末や過去を度々語りかける。 なお、ホットラインを介して語りかけてくるマーシャルの映像は&bold(){実写(演:ブリッグ・ベネット)}である。 一方で肉体はアストラルスパイクの攻撃によりHRAが破壊されたことでポラリス及びヘドロンの加護を失い、&bold(){&color(#F54738){ヒスにより腐敗させられてしまった。}} *&color(#F54738){【ヒスにより腐敗したマーシャル】} ヒスにより腐敗したマーシャルの成れの果て。 ヒス生物に共通する外見的特徴である部分的に&color(#F54738){&bold(){赤く発光}}した肌を持つが、他のヒス生物と異なり体毛が抜け落ちておらず、肌も変色していない。 また、他の多くのヒス生物が持つ物理的なダメージを防ぐ赤い半透明のヒスシールドを纏っていない。 軽機関銃、手榴弾、鶴嘴で武装している。 マーシャルは「強化ヒス」と呼ばれる種類のヒス生物に変異しており、瞬間移動能力と巨大な結晶を一瞬の内に成長させたり破壊する能力を持つ。 また、肉体の耐久力も非常に高い。 **&color(#F54738){・ヒスにより腐敗したマーシャルの動向} 基盤セクターを探索するジェシーの行く先々に姿を見せるがすぐに去っていく。 その後ネイルにヒスを伝播させ汚染しようとするが、阻止しに現れたジェシーと対峙するも倒され消滅した。 **&color(#F54738){・ラスボス戦} 『Foundation』のラスボスとして立ちはだかるマーシャルは、遠距離では軽機関銃による正確な射撃や手榴弾投擲、近距離では鶴嘴を振り回して攻撃してくる。 いずれの攻撃も非常に高威力であり、体力も非常に多く、更に瞬間移動でジェシー(プレイヤー)の攻撃を頻繁に回避する難敵。 定期的に仲間のヒス生物達を呼び出すが、&bold(){これが一番厄介。} マーシャルが呼び出すヒス生物は自爆攻撃を仕掛けてくる「ヒスボマー」、瞬間移動能力を備えて鶴嘴で攻撃してくる「強化ヒス」、そして&bold(){スナイパーライフルを装備し瞬間移動能力を備えた狙撃手&color(#F54738){「ヒススナイパー」}}の三種で、特にヒススナイパーによる&bold(){瞬間移動で居場所を変えながらの狙撃}は非常に脅威。 また、マーシャル自身も一定まで体力が減ると行動パターンが変化し、&bold(){一度に大量の手榴弾を遠距離まで投擲してくる}ようになる。 因みにこのボス戦では、条件を満たしているとアストラル生命体である「フォーマー」がアストラル・コピーやアストラル・ミミックをジェシーの味方として召喚して援護してくれる。 また、ボス戦のエリアの直前には味方のレンジャー1人を呼び出す無線機があり活用できる。 マーシャルの死により、管理チームはキャスパー・ダーリング博士を残して全滅した。&s(){(そのダーリング博士も生きてるのか死んでるのかよくわからん人外の存在と化したが)}