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バチェラー1 固有の特徴

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bachelorjpfan

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概要

本シリーズには、シーズンを重ねるにつれ、ストールンローズなど新たな仕掛けが加わってきているものの、基本的なプロットは第2作であるバチェラー2で固まったと言える。

初回作であるバチェラー1には、以降の作品には引き継がれなかった特徴があり、本ページにそれらを列挙する。
中にはむしろ新鮮さを感じられる要素もあるので、当時を振り返って楽しんでいただきたい。

最大の規模

本シーズンは、参加者数25名、本編エピソード数12と、後発のどのシーズンよりいずれも多かった。
執筆時点では、参加者数・エピソード数ともに漸減傾向であり、バチェラー6では、参加者14名、本編エピソード数8という規模であった。

スタジオトークやMCの扱い

後のシーズンでは、各エピソードの盛り上がったシーンの直後にスタジオMCのトークが挿入されながら本編が進行するのが定番となったが、本シーズンにはそれがない。
その代わりに、スタジオトークのみが独立した1つのエピソードとなっており、本編エピソードと、それに対する感想を語り合うスタジオトークのみのエピソードが交互に配信される形を取った。

トークへの固定出演者は今田耕司のみで、毎回異なるゲスト女性芸能人を招いて2名で進行するスタイルであった。なお、バチェラー1における今田耕司の肩書は「総合プロデューサー」であった。

配信日 対象エピソード ゲスト女性芸能人
2017.2.17 エピソード1 道端アンジェリカ
2017.2.17 エピソード2 筧美和子
2017.2.24 エピソード3 佐野ひなこ
2017.3.3 エピソード4 高橋メアリージュン
2017.3.10 エピソード5 藤田ニコル
2017.3.17 エピソード6 今井華
2017.3.24 エピソード7 朝比奈彩
2017.3.31 エピソード8 橋本マナミ
2017.4.7 エピソード9 吉木りさ
2017.4.14 エピソード10 IMALU
2017.4.21 エピソード11 しずちゃん
2017.4.28 エピソード12 春香クリスティーン

トーク回の中では、女性参加者のアイコンが表示され、脱落者が暗くなって表示される演出など、視覚的にも進行度が分かりやすく描写された。さらに、ナレーションやテロップも入り、現実のトーク番組に近い形式であった。

MCが不要な視聴者にとっては、本シーズンの形式は本編エピソードだけに集中できるという点で長所であると捉えることもできる。

デート参加者の特殊な決定

一部の2ショットデートでは、参加者を以下のように特殊な方法で決定した。

  • 話し合いで決定
エピソード6で登場。バチェラーからの手紙には参加者が書かれておらず、女性たちが話し合って誰が行くかを決めることになった。
この要素は後のストールンローズに実質的に引き継がれたが、脱落のリスクを負わず、純粋に「行き得」であった点が異なる。
  • 投票で決定
エピソード6で登場。女性たちが、自分以外の参加者で誰がデートに行くべきかをそれぞれカードに書いて投票し、最も多く票を集めた女性がデートに参加する方法。
厳密には上記の「話し合いで決定」と連続で行われたため単独で実施されたわけではない。
  • 特定の女性が指名
エピソード8で登場。1名の女性が指名権を得て、自分を含めた参加者の中から誰がデートに参加するかを指名する方法。
半ば必然ではあるが、この方法が採られた3回のうち2回は、指名権を得た女性は自らをデート参加者とした。

指名権を得る女性は坂東さんから女性たちに告げられたが、そもそもそれをどのように決めたのかは明らかにされなかった。バチェラー1では、2回連続で同じ女性に指名権が与えられるなど、明らかに不平等な条件を作ったことが展開をもたらしたと推測される(単に毎回ランダムな女性に指名権を与えても、それぞれが自らデートに参加するだけで面白みはなかったであろう)。

エピソード10の特殊な演出

最後の4名から3名を選ぶエピソード10では全ての女性と2ショットデートが行われたが、それらやローズセレモニーを時系列で順に紹介する通常の形式ではなく、デートシーンとローズセレモニーのシーンを断片的に繋ぎ合わせて構成するという手法が採られていた。
このエピソードは、最後のデート回という節目であったとともに、序盤から独走状態だと思われていた柏原がまさかの脱落となる回であったことから、結末に向けてドラマチックに構成される演出は印象に残るものであった。

バチェラーと坂東さんの会話

レッドカーペットでバチェラーの久保と坂東さんが対面した後、すぐに女性たちの登場に移らず、2人でソファーに座って会話する場面がある。
シーンそのものも印象的だが、バチェラー2以降は「中の人」に徹する坂東さんが、スタジオMC陣のようなメタ的な会話をするのも特徴的であった。
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