行為判定

  • キャラクターの行動が成功するか失敗するかは、2d6(6面体ダイスを2つ振って合計値を出し、目標値と比べる)で決定されます。
  • 以下は、判定方法の詳細です。
  • 基本的に、「2d6で5以上で成功」「対抗判定は相手より高い数字で成功」「同値の場合、仕掛けた側(能動)有利」と考えておけば問題ありません。

■感情取得判定

  • 「感情」を取得したいPC/NPCを指定します。
  • シーン数を消費してシーンを作成し、シーン描写を行います(=RP)。
  • 2d6を振り、出目「5」以上で成功です。
  • 感情取得判定に成功すると、感情取得した側(能動側)と、される側(受動側)【双方に】感情が発生します。
  • 感情取得能動/受動の2人が以下の「感情取得チャート」で感情の種類を決定し、プラスかマイナスかどちらかを選んで取得してください。

感情表(1d6)

1:恋情/執着
2:友情/軽蔑
3:保護/支配欲
4:好敵手/宿敵
5:尊敬/嫉妬
6:慈愛/劣情
※ルール的に言えば、感情の「種類」に意味はありません。数字に関係するのは、プラスかマイナスかだけで、あとはフレーバーです。
※しかし、このルールは「プレイヤーも予想がつかなかった感情をキャラクターが抱いてしまう」ということを表しています。ぜひ、ロールプレイに取り込んでください。
※プラスの感情をとると、秘密取得や絆取得シーンで有利になります。マイナスの感情を取ると、クライマックスの戦闘シーンで有利になります。
※感情は、「絆取得シーン」で好きなものに上書きすることができます。まずはランダムで出た感情を気楽に楽しんでください。
※感情表のプラスマイナスは、表裏一体です。例えば「5:尊敬/嫉妬」は、相手の才能を認めて尊敬する感情と、その才能に嫉妬する感情を表しています。この揺れる心情のロールプレイも、是非楽しんでください。


■秘密取得判定

  • 「秘密」を取得したいPC/NPCを指定します。
  • シーン数を消費してシーンを作成し、シーン描写を行います(=RP)。
  • 2d6を振り、相手と対抗判定を行います。相手と数字を比べ、同値以上で成功です。

  • 相手にプラスの感情を持っていた場合、出目に【+1】されます。
  • 受動側(秘密取得をしかけられた側)がどんな感情を持っていても、出目ボーナスはありません。

  • 秘密取得に成功したPCが誰かと感情を結んでいた場合、自動で【秘密の共有】が発生します
  • 秘密を取得したPCは、感情を結んでいるPCに、以下のルールに従って秘密を秘話機能で送信してください。
※秘密を取得したPCが忙しい場合は、TCや、ほかのPLが代理で秘密を送信することができます。次のシーンを書くために早く秘密情報を知りたい、などの場合はTCに相談してください。

◎秘密の共有

  • 誰かと感情を結んでいるPCが、他の誰かの秘密を取得した場合、PCが感情を結んでいる先に秘密情報が渡ります。
  • 共有される秘密情報は、「直接」取得した情報のみです。「間接的に」秘密が共有されることはありません。詳細は、以下の例を参考にしてください。

例)秘密共有

A、B、C、Dの4人のPCがいます。
AさんとBさんは感情を結んでいます。また、BさんとDさんは感情を結んでいます。
この状態でAさんがCさんの秘密を取得した場合、Cさんの秘密はBさんに共有されます。
AさんはBさんに、Cさんの秘密を秘話送信してください。
ただし、Bさんが受け取ったCさんの秘密が、またDさんに渡ることはありません。
AさんとDさんが今後感情を結ぶことになったら、その時は改めてCさんの秘密がDさんに渡ります。

※上記処理の結果、全員が自分の秘密を知った場合、もう自分の秘密を秘密にする必要はありません。フルオープンで「秘密がばれたRP」を楽しんでください。
  • 感情を結んだ先が既に秘密を取得していた場合、秘密送信作業は行わなくて大丈夫です。
  • NPCを介して秘密の共有は発生しません。NPCに秘密を取得されても、そこから誰かに秘密が渡ることはありません。
  • また、NPCはシナリオの都合上、TCの好きなタイミングで秘密を知ることができます。


■絆取得判定

  • 「感情」を結んだPC/NPCに対しのみ作成可能なシーンです。
  • シーン数を消費してシーンを作成し、シーン描写を行います(=RP)。
  • 2d6を振り、出目「5」以上で成功です。
  • 相手にプラスの感情を持っていた場合、出目に【+1】されます。
  • 受動側(秘密取得をしかけられた側)がどんな感情を持っていても、出目ボーナスはありません。

  • 判定成功で、シーンを作成した側(能動側)のみ、アイテム「〇〇(相手PC)との絆」を手に入れます。
  • アイテム「〇〇との絆」は、1回きり使い捨てのパワーソースです。使用すると、判定に【+1】されます。

  • アイテム「〇〇との絆」は、判定する際はいつでも使用できますが、主にクライマックスで使われます。
  • 「進行日で絆を手に入れて、クライマックスを有利にしよう!」というのが基本です。

  • アイテム「〇〇との絆」は、判定前に使用を宣言していなければ使用することはできません。

  • 絆取得判定に成功すると、能動側/受動側「どちらか1つの感情」を、好きに書き換えることができます。
  • マイナスの感情を持たれている相手をプラスに上書きして、クライマックスを有利に運んだり、自分の不本意な感情をロールプレイに合わせて変えることができます。
  • 同じ相手に対して2度「絆取得判定」を行い、成功すれば、自分と相手双方の感情の内容を好きに書き換えることができます。

  • 1人のPCに対して取得できる「絆」は1つまでです。以下の例を参考にして下さい。

例)「絆」取得について

Aさんは、Bさん・Cさん・Dさんと「感情」を結んでいます。
BさんがAさんに「絆取得判定」シーンを作り、成功しました。Bさんは「Aさんとの絆」を手に入れ、A→BかB→Aのどちらかの感情を自由に上書きできます。
しかし、AさんはBさんとの絆を手に入れることはありません。手に入れるためには、Bさんへの絆取得シーンを作成する必要があります。
CさんDさんは、Aさんに絆取得シーンを作成し、Aさんとの絆を取得することができます。
BさんはAさんに対し更に絆取得シーンを作成することができますが、これにより「Aさんへの絆」が増えることはありません。感情を上書きできるだけです。


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最終更新:2018年01月07日 01:25