可美真手命

【元ネタ】記紀神話+先代旧事本紀
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】可美真手命
【性別】男性
【身長・体重】174cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 饒速日命を父に持つ。

陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

高速思考:E
 合理的な思考。
 決断に対して逡巡による行動タイムラグを発生させない。

巫術:B
 神や精霊などへの祈願という原始宗教系の魔術体系。
 祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使する。

カリスマ(偽):D
 自らの背信行為と他者からの信頼を両立する手腕。
 対峙した対象の、ライダーに対する初期友好度に補正がかかる。

【宝具】
『魂振鎮魂祭(たまふりみたましずめのまつり)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 最初の鎮魂祭。天皇に活力を齎す魂振の儀。
 宝具『十種神宝(とくさのかむだから)』を用い神殿にて施行される大儀式。
 神宝から膨大な力と権限を汲み上げることで、神霊レベルの魔術行使を可能とする。
 「鎮魂」の特性により霊的存在に対して絶対的な影響力を得る他、
 「魂振」の特性による最高格の生命活性・魂レベルの治癒や、死者蘇生まで行える。

『布都御魂剣』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:500人
 神武天皇から下賜された武甕槌神の神剣。
 剣自体が一柱の神霊として崇められており、十種神宝と共に祭られた。
 武器として振るうと同時に、祭儀対象として祀ることで能力を発揮させる宝具で、
 経津主神の限定憑依により軍神の斬撃に等しい一撃を放つ。

『天物部日負鶴』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:1人
 日神・ニギハヤヒの神性を象徴する太陽の鶴。
 騎乗者諸共“陽光”に転ずることで、比喩でなく光速での移動を可能にする。
 なお、光化状態では相互に攻撃判定を発生させられない。

【Weapon】
『十種神宝』
 饒速日命が天照大神から授かった十の神宝。
 『天璽瑞宝(あまつしるしのみずたから)』とも称される物部氏の什宝。
 沖津鏡、辺津鏡、八握剣、生玉、死返玉、足玉、道返玉、
 蛇比礼、蜂比礼、品物之比礼――という十箇からなり、神楯によって守護される。

【解説】
 物部氏の祖。長髄彦の妹と邇藝速日命との子。うましまでのみこと。
 橿原の地で神武天皇が即位すると、饒速日命が残した十種神宝を献上。
 先代旧事本紀では長髄彦を見限って殺し、氏族を率いて皇軍に降ったとされる。
 記される武勇は、長髄彦誅殺と神剣を下賜されての賊軍征伐程度。
 宝物を用いて天皇・皇后の鎮魂、魂振の儀を行い、これが鎮魂祭の始まりという。
 宇摩志麻遅命を主神とする物部神社では石見国に鶴に乗って降臨したとし、
 また長髄彦を討った功から軍神としても崇められる。
 古事記では宇摩志麻遅命(うししまじのみこと)。
最終更新:2016年09月29日 23:20