佐々木高綱

【元ネタ】平家物語、源平盛衰記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】佐々木高綱
【性別】男性
【身長・体重】163cm・56kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
先制攻撃:B
 戦闘で先手を取る能力。
 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを取る事を可能にする。

偽装:A
 騙しの技術。偽装工作における認識操作の手腕。
 陽動、欺罔、演技などカムフラージュ全般に有利な補正を得る。
 このランクになると、ステータスの隠蔽・捏造を可能とし、
 変装せずとも自身を他者であると信じ込ませ、
 逆に他者を自身と信じ込ませることも出来る。
 このスキルの副産物としてCランク相当の「話術」、Dランク相当の「佯狂」も保有している。

仏の加護:D
 地蔵菩薩による加護。
 直接的ではないが、戦闘に置いて有利な幸運判定が下されやすい。

【宝具】
『池月(いけづき)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:5人
 ライダーが主君源頼朝から下賜された名馬。体躯は4尺8寸と、当時にしては巨大である。
 生前に宇治川の先陣争いを演じ、死後に「神格」を獲得して英霊馬へと存在が昇華されている。
 八幡神の使いとも、龍馬の子孫とも謳われており、龍の因子を持ち、
 更には母馬共々に馬頭観音として祀られており、加護を纏っている。
 この加護により、池月の蹄跡からは、飲んだ者の体力・魔力を回復させ、
 更にその者の本来以上の潜在能力を引き出す聖水が湧き出る。
 水中・水上を駆けることが可能で、その蹄によって与えられたダメージは回復不能となる。
 ライダーは、死後に神馬となった池月を乗りこなすだけの「騎乗」を持たないが、
 生前の主人であったライダーに、池月自らが恭順している。

【Weapon】
『黄櫨匂威大鎧残闕(はじにおいおどしおおよろいざんけつ)』
 ライダーが所用した大鎧。
 槍や鉄砲を防ぐ為に製作されており、実用性もさながら、文化財としても価値高く、
 日本に現存する鎧としては最古のものに分類され、国指定重要文化財にも認定されている、
 一説には、源氏八領の一つである『楯無』と同一であるという。

『宇治河(うじがわ)』
 来国俊作の太刀。二尺四寸五分。
 宇治川の戦いで『池月』の足にかかった綱を切るのに使用した。

【解説】
平安時代末期から鎌倉時代初期の武将。1160年生誕。1214年没。
鎌倉幕府を開いた英雄源頼朝に仕え、石橋山の戦いでは殿を務めて頼朝を助け、
宇治川の戦いでは名馬池月に跨って梶原景季と先陣を競ったことが伝説に名高い。
歌舞伎『鎌倉三代記』や「盛綱陣屋」などでも主要人物として登場する、
非常に人気の高い武士である。
青年期には戦功を挙げて褒賞を多く得て、35の時に家督を子の重綱に譲って出家し、
了智上人となって大宝山専修院正行寺を建立して善光寺の開基になったという。
また、三会寺を建立したのも佐々木高綱という伝承がある。
日露戦争の英雄である聖将・乃木希典は自らを佐々木高綱の末裔と称した。

【コメント】
寺を建立したという話から「陣地作成」のスキルを付けようかと思ったけど、
キャスターとして適性があるわけじゃないので、無駄スキルになる為、やめた。
まあ、寺院建立逸話は「仏の加護」の分ってことで。地蔵に守護されたって伝承もあるし。
高綱の太刀は二説あって、国俊作の『宇治河』というのと、現存している無銘74cmのがあるが、
この二つを混ぜて一つにした。
適正クラスはライダーのみだが、セイバーになれないこともないかもしれない。
最終更新:2016年10月01日 15:51