【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】カール・マルテル
【性別】男性
【身長・体重】186cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
守護騎士:B
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
ツアーの戦いのフランク軍は重歩兵と長槍によって組織されており、
軽やかな回教軍とは対極的であった。
騎乗:D
鐙の逸話。大抵の動物なら人並み以上に乗りこなせる。
【宝具】
『諸王の聖槍(カロリング・
ロンギヌス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2~5 最大捕捉:1人
後に
シャルルマーニュ大帝へ受け継がれたカロリング家のロンギヌスの槍。
その実態は、聖槍ではなく「覇権の象徴(トロフィー)」。
血の聖性に由来する奇跡こそ持たないが、
この槍は自らが負う人間の「業」によって聖槍の力を模しており、
“不治の呪詛”と“癒しの奇跡”の再現として、敵の最大HPを削り自体力を回復する機能を持つ。
この槍による傷は癒えず、また与えた傷の分だけ使い手は癒される、という魔槍。
【Weapon】
『聖処女の剣』
ポワチエの戦いで勝利した後、サンモールで残党狩りをした際に用いた長剣。
神への感謝を込めて礼拝堂の祭壇に収められたこの剣は、後に
ジャンヌ・ダルクにより発見された。
セイバーのクラスで召喚された際は宝具化する。
【解説】
フランク王国宰相。カール大帝の祖父に当たる、ピピン2世の庶子。
西進するウマイヤ朝イスラーム勢力を「トゥール・ポワティエ間の戦い」で破った大将軍であり、
無敵を誇ったサラセン軍をイベリア半島で押し留めフランク王国領を統一した男。
彼の子であるピピン3世からカロリング朝は始まる。
一般に軍事の天才とされ、初陣での覇権確立、敵騎兵から鐙を取り入れた逸話や、
古フランス語とオック語で"ハンマー"を意味する「マルテル」の名が与えられたことは有名で、
マルテルの軍隊は476年のローマ以降、初めて創立された常備軍であるという。
西欧の史家にはやたら称揚される彼だが、時に聖槍ロンギヌスの持ち主の一人ともされる。
最終更新:2016年10月02日 20:36