ブリーセン

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ
【真名】ブリーセン
【性別】女
【身長・体重】169cm・57kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
魔術:A
 オーソドックスな魔術を習得。
 特に幻術や精神干渉を得意とする。

変装:E
 変装の技術。
 自身の殺害を誓った騎士に全く気付かれない程度に本来の容貌を隠せる。

【宝具】
『汝の王妃はここに(シリィ・ラヴァー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~5 最大捕捉:1人
 自身、または同意した他者に対して用いる暗示寄りの幻術。
 被術者を見る者は、被術者を自分が最も愛する者と誤認し、更に“魅了”を受ける。
 対魔力か幻・精神干渉への耐性をBランク以上で持つものは抵抗判定が可能。
 この宝具は太陽の光を浴びると即座に効果を失う。
 また、そもそも愛する者が一度もいた事の無い者は何ら効果を受けない。

【解説】
 カーボネックのペレス王に仕える女性、当時の世界屈指の魔術師ブリーセン婦人。
 ランスロットを騙してギャラハッドを誕生させた、聖杯探索の大功労者と言えなくもない。

 ペレス王は悩んでいた。ランスロットと娘エレインが子を為したなら、
 その子は世界最高の騎士として聖杯に達すると知っていたからである。
 エレインは悩んでいた。ランスロットに惚れていて同衾したかったからである。
 ところがランスロットはグィネヴィア王妃以外には全く興味を示さず、
 それ以外の女性が彼に惚れ過ぎて衰弱死しようとそれも仕方ないと言う男。
 軽い気持ちで接吻ぐらいはするが同衾する気は無く、どう考えても脈などありゃしない。

「じゃあエレイン姫を王妃に見せかけりゃいいじゃん」

 ブリーセン婦人の策は見事に成功し、エレインにはギャラハッドが宿った。
 翌朝、騙された事を知ったランスロットは激怒してエレインを殺そうとするが
 ペレス王の娘と知って思い留まり、しかしブリーセンは必ず殺してやると誓った。

 なお、ランスロットは後に再び、今度は魔術も使われないまま騙されている。
 王妃の隣の部屋でエレインと同衾し、悪癖・でかい寝言でそれがバレたランスロットは
 王妃に罵られて発狂し数日~四年のあいだ行方不明になったとの事である。
最終更新:2016年10月02日 22:27