藤原山蔭

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】藤原山蔭
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
獣殺:B
 草創より千年以上数多の生類を捌いて来た、包丁式の祖として得たスキル。
 獣に限らず、人外の存在に対するダメージが2倍になる。

神々の加護:D
 吉田明神による加護。ランサーの玄孫に天皇(一条院)を生まれさせた。
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。

神性:D
 神霊適性を持つかどうか。昭和34年(1959)、山蔭神社の祭神となっている。

【宝具】
『霊亀報恩(れいきほうおん)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
 鵜飼に殺されそうであった亀を助けて放ったところ、
 後年継母に海に落とされたランサーの息子を救ってくれたという逸話を再現する宝具。
 周囲が海に変わる中、ランサーは海上に立ち続けて有利を確保する。

【Weapon】
『四条流包丁』
 大・中・小の三本の包丁。

『四条流真魚箸』
 たかが二本の棒ながら、相手の力をいなし、そらし、押さえつける。

【解説】
 平安時代前期の貴族(824~888)。山蔭流藤原氏の祖。
 光孝天皇の命を受け、新たな包丁式(四条流)を創出し、御前で鯉を捌いたという。
 息子が助けた亀に助けられる、別の息子の嫁が鉢かづき姫であるなど、伝説的要素
 が多く存在する人物。
 中世日本では料理も上流の男子の特技として珍重されていたが、ランサーの子孫で
 ある伊達政宗も料理好きとして知られている。
 当時はまだ実態のあった衛門少尉や近衛権中将を務めており、荒事への対処も必要
 な大宰権師も務めていた。
 従って弓馬の心得はあったと思われるが、槍に関する記録はない。
 真魚箸が細長くて先が尖っているからランサーである。
最終更新:2016年10月04日 11:18