【元ネタ】アマディス・デ・ガウラ、
シャルルマーニュ伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アマディス・デ・ガウラ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・87kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【宝具】
『指し示す栄光の槍(ウルガンダ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
セイバーの擁護者たる魔女より、予言と共に授かった魔槍。
放浪と迷走を重ねたランサーの人生を、勝利という光明によって常に切り開いてきた武勲そのもの。
ランサーの思考と全く同時に、その状況に最も適す様に作動する為、
ランサーの敏捷を常に最大発揮し、魔力消費は極めて軽微に済み、
加えて、槍を操るランサーの筋力に、槍自体の能動的な作動力が加わる。
ランサーの分身とも言える宝具であり、ランサー自身が感知しない周囲の動きにも対応可能。
真名解放時には、戦闘主導権がこの槍に譲渡され、未来予知にも等しい最適の“戦闘論理”を導き出す。
『駆け巡る英傑の血統(バヤール)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:30人
ライダーの愛馬であったと伝説に残された駿馬。
後世、数多の英雄豪傑をその背に乗せて、多くの冒険に臨んだ英霊馬である。
言語を解し、乗り手によって体躯のサイズが変動するという能力を持ち、
世界最高の名馬とも謳われた程の駿足を誇る。
その蹄は巨石をも破壊し、全力で駆け抜ければ、踏撃によって前方一列にいる敵を蹂躙する。
極めて高い危機脱出能力を持ち、背に乗せる主もその恩恵を受けることが可能。
【weapon】
『無銘・剣』
父ペリオン王より伝来の剣。
【解説】
中世のスペイン騎士道物語「アマディス・デ・ガウラ(ガリアのアマディス)」の主人公。
一般に知られる最古の版が1508年のものであるが、原型は13世紀に既にあったことが確認されている。
16世紀に隆盛を極めたスペイン騎士道物語の中で、この作品は頂点に位置し、
主人公であるアマディスは
エル・シッドとドン・キホーテに並ぶスペイン有数の“
騎士道の大英雄”と言えるだろう。
昔、フランスのブリタニー国にエリセナという姫がおり、ある日出会ったガリア王ペリオンと恋に落ち、
一晩を共にして子を身篭ったが、この子は姫の名誉の為に存在が隠され、箱舟に乗せて川に流された。
この子こそがアマディスであり、箱舟は海を通ってスコットランドに辿り着き、当地王家で養育された。
アマディスは12歳になると騎士を志すようになり、その後様々な冒険を遂げて
その勇名を全欧州に轟かせ、実の両親とも再会し、イングランドのオリアナ姫とも密かに結ばれた。
しかしある日、些細なことからオリアナと仲違いし、傷心のアマディスは旅に出て
辿り着いた世捨島にて隠遁生活を送っていたが、アマディス不在の間、
宿敵の魔術師アルケラウスの陰謀によってオリアナと国々を巻き込んだ戦乱が起こりつつあった。
アマディスは世捨島を離れて再び旅立ち、国々を巡って戦乱の気配を感じ取るが、
その一方、オリアナはアマディスとの子
エスプランディアンを産み落とし、これを侍女に預けるが、
獅子に攫われてしまい、エスプランディアンは隠者の森で養育されていた。
ついに欧州全土に渡る大戦が勃発すると、アマディスは幾多の国々支援を受けて
自ら先陣を切ってスウェーデン・ローマ・イングランド軍を圧倒した。
そして、この戦乱に心を痛めたエスプランディアンの養育者がイングランド王を説得したので
戦乱は収まり、エスプランディアンとアマディスは初めて対面して涙を流した。
その後、アマディスとイングランド王は協力してアルケラウスを捕縛し、
アマディはオリアナの夫として正式に認められ、結婚祝賀の喜びが幾日も続いた。
【コメント】
バヤールがアマディスの馬だったというのは、マラジジによるガセ情報だったのかもしれないが、
完全にガセだったとも明らかになってないので、真実だったとして採用。
ていうか、大帝の時代とアマディス作中の時代設定じゃ、アマディスの時代の方が後の様な気が……。
『英傑の血統』は、「アマディスの血を引く勇者が乗りこなせる」という設定を意識したネーミングだが、
これもやはりマラジジがソースの情報で、実際には色んな英雄が乗りまくっている。
あと、バヤールと聖
ジョージの馬ベイヤードは綴りが同じですね。
適正クラスはランサーとライダーとセイバー。
最終更新:2016年10月04日 23:34