【元ネタ】エジプト・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アイ
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。古代エジプトでも秘伝とされていた魔術の再現が可能。
【固有スキル】
魔術:A
古代エジプトの大神官の魔術。現代の魔術師はおろか、並の英霊の魔術では対抗不能。
神々の加護:B
危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
アメン・ラーの加護が、信仰の復活者であるキャスターを救援する。
高速神言:C
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を、神託により授かっている。
神性:C
神霊適性を持つかどうか。古代の王であるが、神官イメージの強さからランクが低下している。
黄金律:D
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
当時のエジプト領内には金山が多く、ツタンカーメン王墓からも栄耀の程は窺い知れる。
【宝具】
『神はラーの徴なり(ケペルケペルウラー)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
イクナトン時代に否定されたアメン・ラー信仰を復興した大神官の、ファラオとしての名。
古代エジプトの神々の時代が過ぎ去った現代に、アメン・ラーの信仰される「聖地」を生み出す。
結界内に存在する「光」が全てアメン・ラーへの布施とされ、キャスターの魔力を事実上無尽蔵にし、
キャスターの命と光ある限り、受ける先から傷を癒すといった芸当が可能。
【Weapon】
『無銘・杖』
『無銘・豹の毛皮』
ファラオではなく、神官としてのいでたちで召喚されることが多い。
【解説】
古代エジプト第18王朝のファラオ。元々は神官であり、妹は
アメンホテプ3世の正妃であった。
その後もアメンホテプ4世(イクナトン)、ツタンカーメンに仕え、とりわけ宗教改革鎮静後に年少のツタンカーメンが即位してからは権勢を振るった。
ツタンカーメン王墓の壁画にも神官として登場しており、王亡き後自ら即位する。
この際、18歳で没したツタンカーメンの未亡人アンケセナーメンを正妃に迎えているが、
彼女はこれ以前に父のイクナトンの妻となっていたことがあり、その後弟のツタンカーメンの妻となり、更に(外祖父説のある)キャスターの妻になったという、
現代人から見れば複雑怪奇な結婚歴を青史に刻んだ女性であった。
治世が短い上に、神官としてのイメージが強いせいか、女王の
ハトシェプスト、元将軍のホルエムへブと並んで、ファラオとしての名で呼んでもらえないことが多い。
ツタンカーメンを暗殺した簒奪者にされることもあり、創作物によりブレのある英霊。
最終更新:2016年10月05日 11:06