馬超 孟起

【元ネタ】三国志、三国志演義
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】馬超 孟起
【性別】男性
【身長・体重】190cm・84kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
蛮勇:A
 無謀な勇気。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

戦闘続行:A+
 いかなる絶望的な状況においても、義憤を貫き通す愚直過ぎる意志。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けても即死でない限り生き延びる。

精神異常:C
 精神が歪んでいる。
 他人は愚か、近しい者の痛みすらも感じず、周囲の空気を読めなくなっている。
 精神的なアーマー能力。

【宝具】
『錦馬憎炉(きんば、ぎふんをつらぬく)』
ランク:A 種別:対己宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 韓遂、成公英らによって馬超の体内に搭載された中華ガジェット炉心。
 炉心搭載者の負の感情を魔力と不屈の闘志へと自動的に変換する。
 事実上、馬超の心が折れない限りほぼ無尽蔵に魔力を精製し続けるが、
 同時にその歪みをも強化し続けてしまうという、主君にとっては諸刃の剣と呼べる宝具。
 馬超は、この炉心の強化能力を用いて、張飛や許褚と言った超人を相手取り、
 百数合の一騎打ちを演じた。

『貫遂尖鎗(きんば、まがらずつらぬく)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
 韓遂、成公英らによって馬超のために造られた槍の中華ガジェット。
 またの名を中華十大名槍“虎頭湛金槍”
 使用者の歪みに応じて真っ直ぐと研ぎ澄まされ、殺傷能力を増す。
 韓遂は馬超の「真っ直ぐな歪み」に、春秋時代の傑物“伍子胥”、“申包胥”の姿を同時に垣間見た。
 歪みによって国を喰らい尽くさんとした伍子胥、義憤によって国を救わんとした申包胥。
 馬超の炉心と槍は、まさにその相容れぬ意志の象徴と融合であり、それにより生じる自己矛盾の結晶。
 言わば馬超と言う存在そのものと言えるのだ。

【解説】
 後漢~三国時代に蜀に仕えた武将。演義に於いては五虎大将軍の一人に数えられる。
 羌族と漢人とのクォーターであり、その勇猛さから“錦馬超”の異名を持つ。
 謀殺された一族の仇を討つべく曹操に兇刃を向ける義に篤き勇猛なる好漢、
 と言うのが演義でのイメージであるが、正史に於いては親不孝甚だしき歪んだ人物として描写され、
 “北方三国志”や“蒼天航路”などの後年の創作ではそのキャラクター像が顕著に描き出されている。
 父の軍勢を継いだ後、韓遂と結び大軍勢を率いて曹操に挑むが勝てず、
 その責任を取らされて馬騰をはじめとした一族が皆殺しとなる。要するにコイツの所為である。
 その後は張魯のもとに身を寄せるがそれでも曹操には勝てず、放浪の末劉備に拾われ、破格の待遇でもてなされる。
 だが、これ以後に目立った武功を挙げることは叶わず、222年に47歳で死去。
最終更新:2016年10月05日 11:15