アブネル

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アブネル
【性別】男性
【身長・体重】207cm・155kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

賢者の助言:C
 彼の耳に残響する預言者サムエルの言葉。
 LUC判定に成功すると、状況に応じてアドバイスや情報が与えられる。
 アブネルは自らの降霊者の血筋ゆえに、彼方からの導きを“聴く”ことができるのだ。

戦闘続行:A
 とてもしぶとい。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

【宝具】
『光の獅子は仁王立つ(アブナー・ベン・ナー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 ランサーの筋力をEXランクにまで増強するビルドアップ宝具。
 「大地を持ち上げる」神話再現と同レベルの大力を授かるが、持続時間は現在HPの値に比例する。
 HPが最大値ならば1~3時間は維持可能なものの、深手を負った状態では数分となる。
 さらに一度使用すると、次に太陽が登るまで使用不能。
 ただし、霊格の損傷により消滅が確定した状況においては、
 例外的に宝具の連続使用、及び死亡の瞬間までの筋力増強効果継続が可能である。

【Weapon】
『剛健な槍』

【解説】
 サウル王の有力な家臣であり、自らもサウルの従兄弟とされる将軍。
 当時のイスラエルで最強の武将であり、サウルの死後はイシュボシェトを擁立したが、
 玉座に欲を出して主の側女リツパに手を出し、
 それを譴責されて逆ギレ、ダビデ陣営に寝返ったものの、
 アサエルの復讐を企む将軍ヨアブによって腹を刺されて暗殺された。
 陣地に忍び込んだダビデに王の警護を徹底せよと叱責される場面もあったが、
 ダビデがその死を嘆きヨアブを呪うほどには重要かつ有能な将軍だったと推測される。
 ラビ文献では義人とされ、またアサエルを槍の一突きで殺した怪力がさらに誇張されており、
 “抱えることができたならば、大地すら振り回してみせる”と豪語したとされる。
 またヨアブに刺されてもまだ息があったが、
 “ヨアブが死ねばイスラエルはペリシテに蹂躙されてしまう”、“裁きは神に委ねよ”という
 イスラエル人の言葉に納得してヨアブを殺さず地に倒れて死んだという。
 その死に方は祭司の殺戮を看過した罪によるものだとされる。
 また彼は「律法の獅子」とも称され、モアブ人の血を引くダビデが王に至れるか否かをドエグと論争し、
 説得力の点で劣勢であったが、預言者サムエルの助力によって勝利したとされる。
 ミドラーシュによればエンドルの魔女の子という。
最終更新:2016年06月20日 20:15