マリア・カロリーナ・ダズブルゴ

【元ネタ】イタリア・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マリア・カロリーナ・ダズブルゴ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C+ 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”結界”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 毒や魔術的な罠を防ぐ食器や小物の作成が可能。

【保有スキル】
内助の功:C
 配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するチャンスを得る。
 気さくだが政治向きでない夫につけたあだ名が「可愛いお馬鹿さん」
 結婚当初の感想は「絶対に彼を愛せないと思う」であったが、子は多かった。

粛清:C
 王妃として既存の秩序を揺るがす存在に対して振るわれた能力。
 混沌や悪や反骨の性質のある相手と対峙すると能力値が上乗せされ、攻撃にダメージが付加される。

地獄耳:C
 国内にスパイを放ち、情報を探らせたことから得たスキル。
 使い魔などを派遣した際に情報収集能力が上昇する。
 また敵味方や一般人を問わず、会話中に必要とする情報を効率よく得られる。

魔術:E
 国内におけるフリーメーソン系の活動に理解を示していた。
 フリーメイソンは男子限定だが、女性の入会出来る会もナポリ国内に存在した。

【宝具】
『食卓から革命まで(ルール・キーパー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 素手でスパゲティを食べる夫の食事作法を嫌い、改良して夫に使用させたというフォークで相手を突き刺すことで、
 刺された相手がキャスターの価値観に反する行動をとった場合、相手の魔力を代償に旧観に復させる。
 王の食事作法から国内の共和派への弾圧まで、己の嫌ったものへの妥協のない姿勢が生んだ宝具。

【Weapon】
『無銘・フォーク』

【解説】
 神聖ローマ皇帝フランツ1世と皇后マリア・テレジアの娘(1752~1814)。
 マリー・アントワネットの姉であり、キャスターの姉が早世した為に代わりにキャスターがナポリ・シチリア両国の王であるフェルディナンドに輿入れすることになり、
 妹がキャスターの代わりにフランス王妃となった。
 政治に関心を持たず、ナポリの庶民の食品であったスパゲティ(当時はこれもマカロニと呼称されていた)を手づかみで食べていた逸話のある夫に代わって
 政治の舵をとり、士官学校の創設などを行っている。
 フランス革命にも当初は革命を起こした市民に同情を寄せていたが、その後に妹夫婦が処刑されたことで不倶戴天の敵となり、開戦。
 しかし結果は連敗であり、最終的に王家はナポリを奪われてシチリアのみの王家となったばかりか、
 キャスターは王位を継いだ息子にも疎まれ、ウィーンに戻って生涯を終えた。
 夫婦仲はいいと思える話もあるが、夫が浮気を疑って見張りをつけたり、キャスターの死後二ヶ月で貴族出身でない女と再婚していたり(王妃と認められず)、
 夫が手・手袋フェチだったりと、扱いに困る逸話が多くある。
 気質は豪胆にして頑固。姉妹の中で唯一の母親似とも言われた。
最終更新:2016年10月06日 22:09