【元ネタ】ユダヤ伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アグラト
【性別】女性
【身長・体重】197cm・64kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【保有スキル】
吸精:C
吸血の類似スキル。
吸血とは逆に魅了(混乱)のバッドステータスを付与した後、対象のHPを吸収する。
ランクが上がるほど、吸収力が上昇する。
賢者の呪禁:A+
ラビたちの呪いにより、人の住まう地を訪れることを禁じられている。
居住地では全能力が2ランクダウンする。
ただ、気配遮断が維持されている限りは機能しないが、解除・看破されている間は発動する。
魔力放出:A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。
【宝具】
『闇がりに犇く絶望(バト・マフラト)』
ランク:B+ 種別:対陣宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:500人
路地裏、空き家といった人気のない狭隘な空間を専有することで発動可能となる宝具。
指定した限定空間を、無数の天使が溢れる異界とする。
数の暴力によって入り込んだ敵を瞬殺する以外にも、取り込んだ人間を吸精タンクにしたり、
異界を子宮として外部に強力な“魔”を産み落とすといった応用も可能。
異界は影から徴収した魔力で賄われる。
アサシンとは無関係にA+ランク相当の気配遮断で隠されているため、外部からの発見はほぼ不可能。
だが、壁が破壊されるなどで人目に曝されると、空間の前提が崩壊して異界も消失してしまう。
【Weapon】
『天使』
彼女が率いたとされる18000匹の破壊の天使を原型とする使い魔。
本気の戦いや待機の時は隊伍を組むが、
普段は無秩序に敵に襲いかかる。
『悪魔』
人間をベースに天使を組み入れ、
異界の外でも存在可能な使い魔に仕立て上げたもの。
【解説】
マフラトの娘アグラト。
古くはタルムードにおいて言及され、
一万八千の破壊の天使を引き連れて銘々に滅びをもたらす権利を持つとされた“悪魔”。
その名は語源的には「欺瞞の娘、報酬の女」の意とされる。
ハニナ・ベン・ドサから“人の住まう地を通るなかれ”と呪われたが、
“庇を貸してくれてもいいじゃない”と慈悲にすがり、水曜日と安息日の夜は例外としてもらった。
後にアバイェによって人間の居住地から完全に追放されたが、
しかし彼女たちはたびたび密かに舞い戻っては隘路に潜むという。
ゾーハルにおいては売春の四大天使として
リリスと共に名を挙げられ、
またカバラ文献の幾つかは彼女がダビデ王との間に産んだ子が魔王アスモデウスであるとする。
周知の通り、一般的にアスモデウスの母は
ナアマとされる。
「イグラト」や「マハラト」といった表記ゆれがあり、文献にはイグラトの名で頻出する。
また彼女は踊る悪魔でもあるらしい。
アグラトの出自を唯一説明するという16世紀のゾーハル解釈書ケテム・パズによれば、
彼女はイシュマエルとエジプトの魔女の娘だという。
だが
イサクの妻バセマテをマハラトと読み替え、エドムの血統とする謎の解釈もあるようだ。
通常解釈において彼女はリリスの眷属神に位置するが、本性はリリスより遥かに攻撃的・破壊的といえる。
また初出時期やダビデとアスモデウスとの関係から微妙に
ソロモン伝説と繋がる。
しかし、よくわからないがそれに関してクリティカルな出典はないようだ。
アグラト・バト・マフラト。
作って放置してたらアヴァシンが発狂した。
グッド。
最終更新:2016年06月20日 20:20