織田信忠

【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】織田信忠
【性別】男性
【身長・体重】169cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 新当流、一之太刀の使い手。 疋田景兼に新陰流も学んでいる。

一之太刀:A+
 天の時、地の利、人の和により繰り出す必勝無敗の奥義。
 その正体は、他のあらゆる可能性を排除し万に一つの究極の一撃を放つ、因果の選出である。
 発動する際、幸運を消費するため乱用すれば成功率は低下する。

舞楽:C
 手前見事とまで評された能楽の手練。型の連続によって成る肉体動作。
 発動によって肉体動作の緩急を自在にコントロールし、敏捷を1ランクアップさせる。
 また、演舞中はあらゆる精神干渉を高確率で無効化する。

【宝具】
『大千世界(たけだくずれ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20~60 最大捕捉:400人
 浅間山の噴火に始まった武田崩れと、恵林寺焼き討ちの逸話のミックス宝具。
 剣から上空へと迸る火柱は中空で分裂し、火の雨となって地表に降り注ぐ。
 単純な威力も去ることながら、強力な精神干渉効果も持ち、
 目撃者にセイバーに対する恐怖の念を植え付け、恐慌状態に陥らせる効果もある。
 死を覚悟してなお臆さぬ勇猛さか、心頭滅却を可能とするほどの透化など
 精神干渉に対する耐性があれば防ぐことが可能。

【Weapon】
『星切』
 曾我兄弟のあだ討ちで有名な曾我五郎時致の所有した太刀。
 信長から家督を引き継いだ際に、家宝の品々や領土とともに譲り受けたもの。

【解説】
 織田信長の嫡男。長男とも次男とも言われるが長男説が有力。幼名は奇妙丸。
 早くから後継者として信長に育てられ、弟達とは別格の扱いを受けていたという。
 信長に従って各地を転戦。
 武功を積み重ねた後に家督を譲られ(後見する父が実質の指導者ではあるが)織田家の頭領となった。
 以後も多くの戦線に参陣し、時に信長に抗弁するなど自己判断での行動も増え始める。
 武田攻めでは総大将として出陣。
 信長は深追いを避けるように命令していたが、信忠は現地の情勢を見て深く攻め入るべきと判断。
 破竹の快進撃で武田家を滅亡させることに成功し、信長の激賞を受けた。
 しかしながら明智光秀が本能寺の変を起こし信長を討つと、
 信忠は明智勢が包囲網を完成させていると判断し抗戦を選択。
(実際は包囲は完成されておらず、逃げようと思えば逃げられた状況であった)
 二条御所でろくに装備もない寡兵で明智勢を相手取り、
 三度までも撃退するが衆寡敵せず自刃したという。
 織田家の後継者として育てられ、武田攻めの大功で十分な権威を備えていた信忠の死がなければ、
 その後の歴史は大きく違うものとなっていただろう。

 余談だが、武田信玄の五女、松姫とは最初婚約していたが、政治的な理由で破棄された。
 しかし信忠と松姫は両家の関係が悪化した後も文通で好を通じており、当人同士の関係は良好だったという。
 信忠は武田滅亡まで正室を迎えることはなく、武田家を滅ぼした後に松姫を婚姻のため呼び寄せていたが、
 姫が到着する前に信忠はあえなく討ち死にしたため、残された松姫は尼となって菩提を弔ったという。

【コメント】
 宝具名は帝都信長に対応させた。
 信忠なんてサーヴァントの七騎のクラスに当てはめられそうなエピソードがあるのかと思ったら、
「信忠一番に切って出て、面に進む兵十七、八人これを切り伏す」
「信忠御覧じて、真中に切つて入り頃、稽古仕給ふ兵法の古流、当流秘伝の術、英傑の一太刀の奥義を尽くし、切つて廻り、薙ぎ伏す」
 新当流の一太刀使ってるよ。しかも新陰流も修めてるよ。やばいよこいつ。
最終更新:2016年10月07日 22:02