【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】フロリアン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
精霊の加護:B
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。
魔力放出(炎):B
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
フロリアンの場合、エトナの火が魔力となって宿る。
【宝具】
『銀車描く天運の轍(アデッソ・エ・フォルチュナ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
ブリテン島13の宝の一つ、如何なる目的地にも迅速に到達できる
モルガンの戦車。
所有者と同乗者とは自らの目的へと達するその時まで運命の力に守られ、
各種判定時、一日に九度まで本来用いる能力値へ幸運値を加算する事ができる。
もとより幸運値を用いる判定であれば、倍加して適用される。
『浩然と燃え滾る王剣(エスカリボール・モンジベール)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
常若の城モンジベールの主モルガンに授けられたシシリーの王剣。
剣はエトナ火山の炎熱を操る能力を所有者に与え、
鞘は異界より呼び出された者を拘束する呪鎖となる。
聖槍ロンゴミニアドが人の住む織物を星規模で固定する錨、大黒柱ならば
この剣は神代の終焉を拒否しながら裏側へ封じられた者の帰還を妨げる
“怪物を押さえ込む重石”の一つである。
【Weapon】
『白鹿』
戦車を曳く三頭の大鹿。
【解説】
騎士物語『フロリアンとフロレート』の主人公、
シシリー王エリアダスの息子でモルガン・ル・フェイの養い子フロリアン。
シシリー島は時にアヴァロン島と同一視され、王と
円卓の騎士がエトナ山で眠るという。
フロリアンがまだ母の胎内にいた頃、彼女に横恋慕した家令は狩の途中で王を殺害した。
母は家令の手を逃れ、森でフロリアンを産む。モルガンはこの子を白鹿に運ばせ攫うと
モンジベール城に匿い養育し、立派に成長したフロリアンは冒険を求め遍歴の旅に出る。
幾つもの冒険を果たしてアーサー王宮廷に到達し、そこでも槍試合での栄誉を得た彼は
父王の仇である家令が母の籠る城をもう二十年近くも攻囲し続けている事実を知った。
救出に向かうアーサー軍と、家令と同盟したコンスタンティノープルの皇帝軍が会敵し、
ここでフロリアンは皇女フロレートと、ガウェインはハンガリーの王女と恋に落ちる。
合戦の決着はフロリアンと家令の決闘に委ねられ、家令は耳や手を斬り落とされ降伏するも
結局は処刑される。フロリアンとフロレート、ガウェインと王女はめでたく結婚した。
シシリー島の国王夫妻となったフロリアンとフロレートだったが、その後もこの夫婦は
誓いに囚われたジュリアン卿の解放や
竜殺し、サラセン人侵攻からのローマ市解放といった
数々の冒険を成し遂げ名誉を高め、皇帝の死後にはソフィア大聖堂で新皇帝として即位した。
フロリアンとフロレートは命の終わりの時にはモンジベール城へ迎えられモルガンの仲間となり、
アーサー王もまた最後の戦いの後にはこの城にやって来る事になっているのだという。
……なお『モルガンの戦車』の「モルガン」はモルガン・ル・フェイの事ではなく、
モルガン・ムインファイル(『寛大なる』モルガン)王を指す。アランロドの戦車ともされる為、
女神アランロド→アヴァロンでアーサーを癒す妖精の王妃
アルガンテ→妖妃モルガンとこじつけ。
最終更新:2016年10月07日 23:05