小アイアス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】小アイアス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

仕切り直し:A+ 
 戦闘から離脱する能力。
 A相当の“追撃”スキルを持たない限り、相手はほぼ確実に撤退を許してしまう

神々の加護:-
 アカイア勢に助力した神々からの加護。
 危機に瀕した際に神霊レベルの支援行使が行われる。
 生前の行いから反転して呪いとして作用するのだが宝具の効果により機能していない。

【宝具】
『神をも恐れぬ豪勇の槍(ロクロイ・アイアース)』
ランク:C++ 種別:対神宝具 レンジ:0~5 最大捕捉:1人
 神罰をも恐れぬ、ランサーの強い自我と絶対の自信が槍に宿ったもの。
 ランサーが強い自我と自信を維持し続ける限り、あらゆる物理的・概念的危険を逸らす力を発生させる。
 斥力の大きさは対象の神性に比例し、純粋な神霊の力ならば槍を向けるだけで一方的に弾いてしまう。
 神性や神からの加護を持たない相手に対しても大量の魔力を注ぎ込み斥力を強大化することで
 神性の有無に関わらず力づくで弾き逸らすことは一応可能。

【Weapon】
無銘・長槍

【解説】
アイアースは、ギリシア神話に登場する英雄である。
トロイア戦争にはロクリス人を率いて40隻の船と共に参加した。テラモーンの子アイアース(大アイアース)と区別するために小アイアースと呼ばれる。
小柄だがアキレウスに次ぐ駿足であり、大アイアースと組にして両アイアースなどと呼ばれる。神をうやまわない不遜な人物として描かれる。
『ビブリオテーケー』によればイーリオス(トロイア)陥落に際して、アテーナーの像に抱きついていたカッサンドラーを強姦した。
アテナ像が上を向くようになったのは、この時の場面を見るのを嫌ったからであるという。
またパウサニアス『ギリシア案内記』やエウリピデス『トロイアの女』ではアテーナー像ごと押し倒したとしており、さらにアテーナーを激怒させている。
ギリシャ軍が帰還しようとすると、予言者であるカルカースがアテーナーが怒っていることを告げた。
初めてアイアースの蛮行を知ったギリシャ人たちはアイアースを殺そうとしたが、祭壇に逃れたため果たせなかった。
アイアースの末路については『オデュッセイア』が伝える。アテーナーの怒りを買ったアイアースは女神アテーナーが送った嵐で帰途の航海中に難破するが、一時は海神ポセイドーンに救われて岩礁に乗り上げる。
しかしそこで、神の怒りも自分には及ばないと勝ち誇ったため、ポセイドーンが三叉の矛を投げつけて岩礁を打ち砕いた。結局彼は溺死した。
最終更新:2016年10月07日 23:16