【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】クラウディウス・カエサル・ドルスス
【性別】男性
【身長・体重】170cm・59kg
【属性】秩序・善(正しくは混沌・中庸)
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【保有スキル】
高速思考:A
物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
卓越した思考能力により、弁論や策略や戦術などにおいて大きな効果を発揮する。
混乱・幻惑といった精神干渉を軽減する効果もある。
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
対毒:A
毒物に対する耐性。
内助の功(偽):A
宝具で取り繕っていても外せないほど強い恐妻家のイメージ。
このスキルがあるゆえに、第二の宝具が発現する。
【宝具】
『皇帝の賢威を讃えよ(サピエンス・インペラトル・
アウグストゥス)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
クラウディウス帝が行使する特殊な
皇帝特権。
自身の生前における汚点とも呼べるような逸話を全て反転させ、
ローマ屈指の堅君たる威光を周囲に示す。
この宝具がなければ、属性は“混沌・中庸”に、高速思考は“精神異常”に、
勇猛は“怯懦”に、対毒は“毒に対する弱さ”に反転するなど、
ありとあらゆる“賢君らしさ”が剥がれ落ち、本来のクラウディウス帝の姿が発露する。
『人の形の怪物(モンストゥルム・クラウディウス)』
ランク:E- 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
マスターが女性であった場合に強制顕現する、外すことができない“
無辜の怪物”に似た宝具。
皇帝特権の延長線上にある宝具『皇帝の賢威を讃えよ』の恩恵を、マスターも一部行使可能となる。
その際クラウディウスに許可を取り付ける必要はない。
【Weapon】
『グラディウス』
型落ち感の否めない武器だが、セイバーはなぜかこれを選んだ。
【解説】
ユリウス・クラウディウス朝ローマ帝国大四大皇帝。
全名を
ティベリウス・クラウディウス・ネロ・カエサル・ドルスス。
脳障害を患っていたとされ、口を閉じてじっとしてさえいれば端正な美丈夫であったものの、
一たび口を開けば涎が垂れ、吃音や片足を引きずるなどの症状がみられた。
当然その時代に障害者を許容するような社会制度などはなく、周囲からは帝には不適合とされていた。
だが
カリグラ暗殺後に衛兵らによって担がれ、あれよあれよと皇帝に即位。
カリグラが破たんさせた財政を復活、
ブリタニア遠征の成功などの功こそあれど、
家庭の中では常に不遇を抱えており、四度の結婚はいずれも失敗。
三番目の妻メッサリナは世紀の邪淫婦で、皇帝である夫の名を使って好き放題。
メッサリナの処刑後に姪のアグリッピナと結婚するが、数年後に毒茸の毒で死亡。
アグリッピナによる毒殺説が有力とされている。
セイバー適性などはもちろんない。だがローマ皇帝だ。
最終更新:2016年10月08日 17:27