【元ネタ】史実(ギリシア)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アルキビアデス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・92kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【保有スキル】
厚顔の美男子:C
全ての年齢期において人を惹き付けた容姿。
距離が近い程に扇動スキルの効果が向上する。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
扇動:A
大衆・市民を導く言葉と身振り。
個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。
変容(偽):D
肉体でなく精神の変容、カメレオンより素早いとされた変わり身。
疑似的なクラスチェンジシステムとして働き、
クラススキルを一つ別クラスのものと置き換える事ができる。
【宝具】
『其の名を三度呼ばしめたり(アルキビアデス、アルキビアデス、アルキビアデス!)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:50人
オリュンピア競技の上位を独占したアルキビアデスの戦車。
競技に出場させた七台分を併せた力と耐久値を備え、
アルキビアデスがいい気になっていればいるほど速度・威力ともに向上する。
なお、真名による最大疾走はライダーでない者が叫ばなければ解放されない。
『明日には今日の風吹かず(オクロス・クラトス)』
ランク:? 種別:対?宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
主として三段櫂船で構成されるアテナイ艦隊。
転変の将軍と掌返しの祖国、双方の逸話が混合相乗された結果
解放したら何が起こるか分からない宝具と化している。
【Weapon】
『クシポス』
両刃の直剣。
【解説】
アテネ衰退期の代表的扇動政治家(デマゴーグ)。
ペリクレスの近親、
ソクラテスの弟子。
家柄、容姿、肉体、弁舌、武勇、戦術に優れ、徳でも悪徳でも彼に勝る者は無いとされた。
アテナイとスパルタの間に成立した“ニキアスの和約”を忌々しく思った彼はこれを破壊。
ペロポネソス同盟の分裂を画策し、スパルタ陣営から
アルゴスを離反させる事に成功する。
彼の主戦論が通り、シチリア遠征に向かう将軍の一人として選ばれ大艦隊と共に出航したが
涜神の冤罪で本国への召還命令を受けると帰路途中に逃亡。敵国スパルタへ亡命した。
彼はたちまちスパルタ生活に順応し、アテナイを熟知しての助言はスパルタに優勢をもたらした。
彼自身、弁舌と艦隊を以てアテナイ同盟都市の切り崩しにも成功。だが王妃と姦通し子を産ませ、
名声への嫉妬も相まって死刑判決を受ける。次の逃亡先はアケメネス朝ペルシャであった。
ペルシャで活動していたアルキビアデスは、酷く衰退し優秀な将軍を求めていた祖国アテナイで
寡頭政治が成立すると帰国を許され、軍の総指揮官となる。勝利を重ねていたが、艦隊副将が
彼の命令に反して敗れると、責任と政敵の中傷から解任。またもやアテナイを去る事となった。
その後も負け続けるアテナイでは、調子よくもアルキビアデスへの仕打ちを悔いる空気が漂った。
これを恐れたアテナイ三十人僭主は、スパルタ将軍リュサンドロスにアルキビアデス殺害を唆す。
トラキアに亡命しフリュギア太守ファルナバゾスの下に逃れていたアルキビアデスであったが、
スパルタの要請を受けたそのファルナバゾスの手の者に襲撃を受ける。襲撃者は彼の家に放火し、
短剣を取って出たアルキビアデスはペルシャ兵を蹴散らしたが、槍と矢が降り注ぐ中で絶命した。
最終更新:2016年06月20日 21:02