【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ケフレン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・92kg
【属性】中立・善→狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:C(D)
 幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。
 何らかの理由により怒り狂っており、“現界後に”ランクアップしている。
【固有スキル】
獅子の咆哮:C
 一部の魔獣・英霊がスキルとして持つ、相手を反射的にスタンさせる威圧の声。
 異名同等のスキルが数あるという。また彼の場合、色々と背景に事情があるためランクが低いという。
無辜の怪物:C
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 ケフレンの場合は“太陽神狂いの苛政者”である。
 
太陽神の加護:A-
 エジプトの太陽神ラーの祝福を有する。が、なにかがちがう。
 無辜の怪物スキルの影響によって異質な概念が混入、日中に自身を強化する効果にムラが生じている。
 信仰による歪曲を受けながら喪失に至っていないのは、混入した概念もまた「太陽神」に属するものであったから、
 と推測される。
神性:B
 太陽神ラーの息子にしてホルス神の化身、とされた時代のファラオの神性。の筈である。
【宝具】
『起きよ愚王、眠れ神殿(ハルマイス・ハルマキス)』
ランク:B++ 種別:対神宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:300人
 暴君、バーサーカー、または歪曲状態における宝具。曲解・誤解・捏造を糧とした獅子王覚醒。
 気高きホムエムアケトの反転現象として、獅子頭人身の魔人となり、他者の持つ神性や神気を己の力として奪ってゆく、
 さながら邪神の如き“闇(なにか)”と成り果てた。
 昇る健在なる太陽の真逆、沈み不在なる陽光の化身として、強力なエネルギー吸収能力を備えている。
 こと光を呑むスピードは尋常ではなく、最高の一撃でなくば星の聖剣の光すら尽く呑み干されてしまうだろう。
 生半可な攻撃(運動エネルギー)はバーサーカーの養分にしかならず、
 特に■■■ならざる神性の保有者は魔力だけでなく霊格・能力すらも吸収対象となる。
【キーワード】
『■■■』
 クフ、カフラーの親子がギリシャ人に罵倒されるのは新王国時代、
 彼らの巨大建築、自己神化が“異端のファラオ”イクナートンと重ね合わされた結果であるとする説がある。
 だとすれば、太陽崇拝の王であるカフラーがその影響を父王以上に受けるのは当然であり、
 かつ「日の出現」を意味する名の彼が、「夕日の神」の化身となるのは大いなる屈辱に他ならない。
『眠る神殿』
 ヘロドトスによればケオプスとケフレンの時代、神殿の一切は閉鎖されたという。
 バーサーカークラスの彼の場合、その逸話は、自らの太陽(かみ)以外を否定し闇に呑み込む異形の呪いへと昇華される。
 この吸収能力は、影、死、夜などの神性に効き難く、また■■■の神性に対しては全く危害を加える事がない。
【解説】
 カフラー王。
 エジプト第4王朝4代目の王で、クフ王の息子。
 父と同じくピラミッドの建設事業に手を染め、ケプレン、スフィス2世、とギリシャ語で呼ばれる場合は、
 兄・ケオプス王と同じく邪智暴虐なる暗君であった、と記録されている。
 継承経緯は不明ながら兄王ジェドエフラーの後に玉座に就き、
 25年ほど在位した。
 もはやその業績を窺い知ること不可能であるが、その名は古王国以後もエジプトの歴史上に度々現れる。
 中王国時代には、限定的に復活したクフの威名のおこぼれに預かったと見られる。
 ウェストカー・パピルスのカフラーは、神官ウバウネが、蝋から転じたワニで妻の不倫相手を殺した話をしている。
 ギザの第二ピラミッド「カフラーは偉大なり」の建設、
 および(こちらは推測だが)ギザの大スフィンクスの建設で知られる。
 元々の意図は不明ながら、大スフィンクスは少なくとも新王国時代には地平線のホルスと見做されていた。
 アメンホテプ2世は新たなスフィンクス神殿を建てる際、クフとカフラーに敬意を払っている。
 大スフィンクスを修繕したトトメス4世はその次のファラオであるが、
 その事績を記した『夢の碑文』には「カフ…、アトゥム・ホル・エム・アケトのためにつくられた」の一文が見え、
 破損したその語はおそらく「カフラー」であろう。文脈は不明であるが、おそらく。おそらく。
 新王国で大スフィンクスが神格化され、それに(たぶん)カフラーが関連付けられたのとは対照に、
 古王国時代にこの巨像を神格視した形跡は見られないという。
 だが、カフラーは兄の称号「太陽の子」を継承してラー崇拝を伝統化した王である。
 おそらくは二つのピラミッドと一つのスフィンクスを以って“アケト”の神聖文字を描いたその地が、
 少なくとも後世一時は太陽崇拝の聖地であったことは疑いがなく、
 それは欠片も偶然ではない。
 エジソンを見て思いついた激おこ暗黒太陽ライオン丸。
 カルナを追い詰め、最後に逆転され倒される役が務まる程度には強いという妄想。
 (…
ガトートカチャって結局存在抹消されたのか?)
 ライダーだと『至大の天塔Ⅱ(ウェル・カフラー)』や
 グレート・スフィンクス(神霊。神獣の同種を藁のように蹴散らす)が宝具。
 実はクフとカフラーのピラミッド、大スフィンクスの3つが揃って発動できる大宝具が存在するのだが、
 父の宝具は持ち出せないため、“現物”が存在するエジプトで召喚されなければ使用できないとかなんとか。
 なお伏せ字に入るのは「アテン」。ネタとして使っといてあれだが、アテンが夕日の神ってどこの情報かわからん。
 西遷や赤い太陽円盤からの推測か? んー?
最終更新:2017年03月22日 21:36