【元ネタ】史実、『国家』他
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アルキタス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・83kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
数秘術:A
ピタゴラス派の数学魔術。
波動現象である音の研究も含むため、
音楽魔術としての側面も持つ。
嵐の航海者:C
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
哲人王:A
善のイデアを識る、よき王、理想の王としての適性。
プラトンの理想にどれだけ近い人物かを示す、ある種の称号スキル。
本来、プラトンの影響を受け「哲人王」を志した者のみが持ちうるスキルだが、
彼はその例外、……哲人王の思想に影響を与えた側である。
【宝具】
『遥かタラントゥムの空を征くもの(メカニカ・ペリステロス)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:500人
前四世紀前半のマグナ・グラエキアにおける最強の艦隊。
かつてスパルタが見出した南イタリア有数の良港とアルキタスの頭脳に支えられた飛行船団。
明らかに航海を目的に作られておらず、
そのデザインはメカニカルな木製飛行船(ツェッペリン)と評するほかない。
宝具としての正確な能力は船団の召喚ではなく“船”を魔力で再現可能なものに落としこむことであり、
ライダーは魔力消費で“船”を何隻でも作り出せる。
主な攻撃手段は爆撃と音響兵器。
使用されているテクノロジーは超技術の存在した古代世界においても突出しており、
あるシラクサの僭主は小型の一艇を見ただけで全てを悟ったという。
数学者の死後、タラントゥムの軍事力は衰えたというが、
誰も彼の技術についていけなかったのだろう。むべなるかな。
『魂に一塵の祈りを(ムネラ・プルウェリス)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
ホラティウスの語る一握の砂。星下一塵。アルキタスの周囲を夜空の星々のように煌めき漂っている。
物理攻撃、精神干渉(特に人格汚染)、概念攻撃の影響の身代わりとなる防御型の宝具。
ただし使いきりで、再生させることは出来ない。
【Weapon】
『"鳩"』
ターラス市の軍事的覇権を支えた秘密兵器……のプロトタイプ、及びそのコードネーム。
ピタゴラスが考案し、アルキタスが完成させた理論モデル。
理論実証のために作られた玩具に過ぎないが、
その技術レベルは
デモクリトスが発明した万能(カメレオン)機械に並ぶとされる。
数センチサイズの内燃機関を以て全周噴射による空中停止・ジェット噴射による亜音速到達を可能とする、
古代の超ドローン(UAV)と呼べるもの。
ちなみに、“船”の性能は試作機たる"鳩"を優に凌ぐようだ。
仮にキャスターで呼ばれていたならばこれの量産も容易であったろうが、
ライダーでは修理のみ可能。
【解説】
プラトンの友、タラントゥム(タラス)のアルキュタス。
ピタゴラス学派第2世代の哲学者・数学者であり、政治家、軍略家にして、
おそらくは「哲人王」のモデルの一人。
一年以上の在官を禁じる法の存在にも関わらず七年に渡って将軍職(ストラテゴス)を務め、
しかもその間不敗だったという。その生涯はタラントゥムの最盛期に関連付けられる。
彼の死後、南イタリア最強の艦隊と軍を擁した同市は徐々に衰退の道を辿った。
アルキタスの政治的立場はアテネにおける
ペリクレスのようなものだったと推測される。
数学者としては立方体倍積問題に幾何学を以って取り組んだことで知られ、
ピタゴラス派の音楽研究のほとんどに関わった。
フィロラオスの弟子で、エウドクソスの師。
数学的にメカニクスを捉えた最初の人とされることから力学の祖としても知られる。
また古典資料に登場しない逸話のため伝説の類と思われるが、
空を飛ぶ木製の鳩模型を作ったとされ、
同様にそのまま信ずることは出来ないものの「ネジ」と「滑車」の発明者と目されることもある。
ディオニュシオス二世に囚われたプラトンのために、シラクサへ船を派遣した逸話で有名。
鳩模型と艦隊を合体させて古代ギリシャに飛行船団を登場させたのは微妙にやり過ぎ感があるが、
絵面が好みなので良しとした。
最終更新:2017年03月22日 21:50