【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】浄蔵
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。山岳修験も含めた密教系の法具を作成する。
【保有スキル】
法術:A
仏教系の魔術体系。将門・道真の伝説では尊意と並ぶ偉人とされている。
不動明王・薬師如来の十二神将・千手観音の二十八部衆を勧請する。
護法童子は出家する前の7歳時点で使役出来ていた。
怨霊調伏:B
菅原道真の怨霊が出現した際、陰陽師以下が対処出来なかったので召喚された。
定命であったので藤原時平の命は救えなかったが、死後の救済の為に祈っている。
また、真済の怨霊を退けたことで祟られていた玄昭を助けたこともあった。
宿曜道:C
密教と共に日本にもたらされた、インド由来の占星術。
キャスターは天文に通じていたというが、
陰陽道系・宿曜道系の双方が考えられる。
また星を見るまでもなく、顔を見ても死期を知ることが出来た。
専科百般:C
多方面に発揮される天性の才能。父に似て多才で知られた。
既出の物も含め、顕密・悉曇・管弦・天文・易道・卜筮・教化・医道・修験・
陀羅尼・音曲・文章・芸能に通じていたとされ、関連スキルで能力を発揮出来る。
【宝具】
『法験の証(ほうげんのあかし)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
父や法親王など、死ぬ運命にある人物でも法験の証として一時的に蘇生させている。
致命傷を負った人物や霊核の破壊されたサーヴァントでも、ランダムで数時間~数日の間生かし
その間に未練を出来るだけ解消させることが可能。
『八坂の塔直し(やさかのとうなおし)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
自身が居住していた八坂寺の塔が傾いた際、群衆の見守る前で祈り元通りにしてのけた事績。
周囲を取り返しのつかない状況から巻き戻し、一定時間前の状態にする。
【Weapon】
『無銘・錫杖』
竹生島の権現に参詣した際、湖の上に立って沈まなかったとされる物。
【解説】
平安中期の僧侶(891~964)。『意見十二箇条』などの著作や
菅原道真への引退勧告で知られる
三善清行の八男(一説に九男)。
著名な事績は八坂寺の塔が傾いたので祈って元通りにしたこと、空也の大般若経供養会に出席
した際に乞食比丘の姿で参列していた文殊菩薩を見抜いたこと、
菅原道真の霊が藤原時平を襲った際に
死期を見抜いたがせめて黄泉路を照らそうと不動・薬師・千手に祈ったこと、
平将門が乱を起こした際に天台座主尊意と同様に呪殺に功があったことである。
また父と共に白山権現の縁起を著したともいうが、鎌倉時代後期の『真言伝』成立の時点では古くから成立していたとされていたこの縁起も、内容からして平安後期の成立と見られる。
キャスターの時代には、まだ泰澄=神融とした上で伝記を確立させることはなかった。
偽作に名を使われるほど、名高い人物であったことが伺えよう。
法皇・父・師の本来礼拝すべき三者を救って拝された「三礼拝」の人としても名高かった。
最終更新:2018年09月01日 10:33