マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ

【元ネタ】史実・ロマノフ王朝ロシア/Fate/hollow ataraxia
【CLASS】アルターエゴ
【真名】マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・40kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A+
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
所有する聖骸布の効果に加え、ルーラークラスにも適性を持つことから本来よりも引き上げられている。

気配遮断:A+
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
被虐体質(霊媒):C-
依代の少女の特異体質。"悪魔"に反応し被憑依者と同じ霊障を体現する。
ただし疑似サーヴァント化したことでランクが落ちているため、
意図したタイミングで自分に攻撃を集中させる程度の効果しか発揮できない。

絶凍のカリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において自軍の能力を向上させ、精神作用によって相手の戦意を減衰させる。
ロマノフ王朝の皇女であるマリアは妹と同等のランクで所有している。

マグダラの聖骸布:Ex
ノリ・メ・タンゲレ。
依代の少女が所有する聖遺物であり、魔術礼装。
身に纏うだけで男性に対する防御力を常に向上させ、詠唱により起動することで対象を一時的に拘束することも可能。

【宝具】
『終末・暗黒水底』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
ルサールカ・ルサールカ。
マリアの使役する幻想種ルサールカを呼び出し、敵性存在を例え陸地からでも水底…世界の裏側に引きずり込む。
FGOでは通常攻撃として使用される。

『逆光、懐かしき血の橋梁』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
ネヴァ・ペテロフスキ。
仇敵である怪僧暗殺の逸話の再現。毒殺、射殺、爆殺、溺殺、そして刺殺。
相手が例え不死の怪物であっても人型を取る限り宝具にまで昇華された普遍的な"死因"からは逃れられない。
マリアと依代の少女二人分の憎悪と愛情、相反する感情が無銘の将校たちの形を取って顕現し対象を八つ裂きにする。
ダニ神父絶対殺す宝具。

【解説】
暗黒の聖者と邂逅を果たすために。
堕天の怪僧に贖罪を求めるために。
二人の聖女は約定を交わす。

マリア・ニコラエヴナ・ロマノヴァはロマノフ帝国、最後の皇帝ニコライ二世の三女であり、
イパチェフ館にて妹アナスタシアを庇って撃たれ19歳の若さでこの世を去った。
革命の数十年後に名誉回復と列聖がなされるも、
死の間際に精霊使いとなって座に登録されたアナスタシアと違い世界と契約することはなかった。
ロシアをすべて人民のものへと帰す革命の遠因となった人物の異聞帯での現界を知覚するまでは。

私のナーシャ。悪戯っ娘、シュヴィブジック。ロマノフの精霊の継承者。
イパチェフの館で殺されたときも、漂白されたロシアに再び君臨したと知ったときも。
私はあなたの力にはなれず、ただぼんやり幻霊にも満たない霊基で世界の行く末を眺めるだけだった。
でもね。カレンと言う、かけがえのない理解者を得た今は違う。

――ええ、"私"にとってマリアが破滅を見届けるべき愉悦の対象であることに変わりはありません。
が…今だけは共通の目的のためこの身を捧げましょう。

マリアだけではなく依代となった少女"カレン・オルテンシア"にとっても、
グレゴリー・ラスプーチンという疑似サーヴァントは極めて特別な存在である。
彼が依代とした死体…神父の男はある平行世界において彼女の所有する教会の前任者であり、
それ以前に彼女の父親でもあったからだ。
早くに生き別れたため人理焼却前の異なる位相の世界でしか再会できなかった彼女だが、
今回の現界においては正しく父親の存在を認識している。
すなわち…父が異星側についたのなら、自分は汎人類史側について殺し合わねばならないと。

性格的に大変気の合った二人の少女は、現在確認されている疑似サーヴァントの例としては珍しく、
お互いの自我をほぼ完全なレベルで保っている。
ゆえに決定されたクラスはアサシンではなくアルターエゴ。
■■■■の■■■である芦屋道満と成立の過程は近しいと思われる。

マリアの持つ宝具のネーミングセンスは大好きな妹に寄せている。
依代の少女の持つ聖骸布にも新たな名前を付けたかったようだが、どうやら固辞されたようだ。

「カレンったら私の考えた名前を悪魔みたいな顔で笑うんですよ。
ま、私だってこの寒そうで恥ずかしい格好を受け入れてるんだし、お互い様かしら。
こういうのはオリガの好みなんだろうけど、どうにも私には慣れなくて。
もしお父様が見たら何ておっしゃるか。
ああでも、こんな風に話せる友達が死んでからできたのよって言ったら、きっと驚くでしょうね」

関連サーヴァント
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
「この霊基での私の姿は、かつての私とは異なります。だけどナーシャ、あなたなら…」

アナスタシアから
「姉さん…姉さんなのね!姿が違っていても私にはわかる。
こうしてまた会えるなんて、本当に嬉しい。でも、その恰好はどうしちゃったの…?」

アンリマユ
「"私"が彼を知っているのではないかですって?…………さあ、知りません」

クー・フーリン、子ギル
「まあ…、ふふ。マスター、"私"の聖骸布をご存知ですか?説明がてら、ちょっとそこなサーヴァントどもで出力を調整しましょうか」

???から
「くっふっふー。宝具のるびなど所詮は英霊の趣味。
気分で変える輩もいるそうじゃし、マスターがそんなに気になると言うならば、
すーぱーうるとらはいせんすな妾がぐれーとでえれがんとな名前を新しく考えてやっても良いが…
なあっ…なぜ貴様そこで笑うのじゃ!超英雄大皇帝の御前じゃぞ?!おっろかものーぅ!」

おまけ
はいてないサーヴァント
魔眼は持ってないし規格外の精霊も使えないけど言うことを聞く幻想種がいる水属性の普通の女の子。
銀髪女子会でドSなシスターと運命的な出会いを果たしジョージ打倒の同盟を結ぶ。
妹が大好きでなんでもお揃いにしたがる。年下の男の子も好物。絵を描いたり新しい名前を考えるのも好き。
姉より優秀な妹など存在しないのだっ。だけど依代のせいで身長は妹より低くなった。
最終更新:2020年03月22日 21:43