【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】メリヤドゥック
【性別】男性
【身長・体重】186cm・83kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
水晶の枷:B
水晶の環と黄金の鎖でできた足枷。
反応STによる回避に失敗した敵一体の敏捷を二ランク下降させる。
元々は『外の影』のリス王がアーサーを束縛しようとしていた品である。
情報抹消:E
真紅の剣が血に染まっている間、
すなわち剣で誰がしかを傷つけてから治癒能力を行使するまでの間、
人々の記憶から彼の真名情報が消失する。
反骨の相:-
最初の剣の逸話により、本人の性質とは無関係に
アーサー王や
円卓の騎士が有する
カリスマスキルの影響を受ける事ができない。
危難の剣:C
不運、致死に類する呪いや運命干渉への耐性。
不適格者が持てば即日命を落とす『真紅の剣』の反転作用。
【宝具】
『地に眠る遺贈の剣(メルヴェイユーズ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~9 最大捕捉:10人
父
ブレエリスの遺品である選定の剣。
範囲内の任意対象に全能力をワンランク下げる“重圧”を課す事ができる。
ただし、武勇と美貌双方においてセイバーを上回る者は
ターン終了時に自動的に、ないし一行動を消費して即座に解除する事が可能。
『銘秘する真紅の剣(ヴェルメイユーズ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~2 最大捕捉:1人
祖父とセイバー自身の名が刻まれた剣。
不治の傷をつける力と、
不治の傷をも癒す力を併せ持っている。
【Weapon】
『最初の剣』
騎士叙勲の折にアーサー王から与えられた剣。
真紅の剣を手にした後「剣は三本もいらん」と母親のもとに置いて行かれてしまった。
叙勲時からの成長の証、或いは彼とアーサー王世界の間に距離がある事を示すとか。
【解説】
アーサー王に仕える騎士の一人メリヤドゥック。
王から叙勲時に得た剣と、将来の妻となる女性から得た(実は亡き父の)剣により
ケイ卿から『双剣の騎士』の綽名を付けられた男性。
同時期に書かれた別の『双剣の騎士』とは違って別に不幸にはならない。
父は邪な騎士
ブリアンの画策によってガウェインと戦い、敗れて亡くなっていた。
メリヤドゥックはその事実を知らぬまま、宮廷でガウェインの近習になっていた。
ある時、剣を帯びた一人の乙女が宮廷に現れ「かつてこの剣を手にしていた騎士に
美貌と武勇で匹敵する立派な騎士にしか、自分からこの剣を外せない」と告げた。
366人が失敗した後に彼がこれを成し、若者はケイに『双剣の騎士』の呼び名を受ける。
双剣の騎士は、アーサー王の敵リス王を捕えて宮廷へ送りつける等の功績を挙げ、
武名を轟かせて行く。彼はガウェインと互いの正体に気付かぬまま争い、和解し、
だが父の仇と知って一旦袂を分かった。その後、彼は真の仇敵であるブリアンを討ち、
ガウェインはブリアンの子ガリアンを討って彼の母を救い、やがて二人は和解が成る。
ところで、彼は未だ自分の名を知らなかった。
拭っても洗っても落ちない血で染まった『真紅の剣』にまつわる冒険を果たした時、
彼はそれまで血で隠されていた「メリヤドゥック」の文字を見る。祖父の名であり、
また彼自身の名でもあった。真紅の剣は唯一人これを振るうべき者以外が持てば
その日のうちに死ぬという代物であったが、彼がその「唯一の者」だったのである。
冒険を終えたメリヤドゥックはアーサー王宮廷に帰還し、
父の剣を持って来た乙女と結婚してカラディガン王になり、子宝と長寿に恵まれた。
最終更新:2020年03月22日 21:45