【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】松平伊豆守信綱
【性別】男性
【身長・体重】161cm・54kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C+++ 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
【固有スキル】
王佐の才:A
王器を持つ者を補佐する才能。
己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
カリスマの影響下にある場合のみ、あらゆる判定に有利な補正が与えられる。
天賦の見識:A++
物事の本質を捉える能力。鋭い観察眼はあらゆる情報を見逃すことがない。
原理はまったく異なるものだが
千里眼による未来予知にも等しい先読みを行う。
サーヴァントに対して用いた場合、幸運判定に成功すれば、魔術や宝具等によって厳重に隠蔽された真実をも見抜く。
窮地の智慧:A
危機的な局面に於いて優先的に幸運を呼び込む能力。
信綱は幕政において多くの危機に見舞われながらも、知恵によって先んじて片付けた人物であり、その逸話から高ランクを誇る。
【宝具】
『人智及ばぬ知恵伊豆(わがちえ、なにものもおよばず)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
事態解決への道筋を即座に見出す頭脳が宝具にまで昇華されたもの。
自身のINT判定が必ず成功する。
また、思考の鋭さから事態・状況への即応力を高める効果もある。(敏捷がC+++と特異なのはこの宝具の効果に依る)
【解説】
江戸時代の大名、老中。
才知に秀で「知恵伊豆」とあだ名された名臣。
柳生宗矩、春日局と共に家光を支えた「鼎の脚」の一人に数えられる。
幼い頃から青雲の志を抱いており、自ら頼み込んで松平家の養子となる。
その後、
徳川家光の小姓となり、庶務に倦むことなく忠節を尽くした。
秀忠の死去後、家光が将軍となると、これまでの忠義と能力を買われて腹心として遇されるようになり、
家光自身が「右の手」と評した酒井忠勝に並び「左の手」と評された。
天草四郎を総大将として九州は肥前国で勃発した反乱――いわゆる島原の乱においては
戦死した板倉重昌に代わって派遣され、総大将として反乱を鎮圧した。
家光の没後も幕府の重鎮として幕政を主導し、
由比正雪の乱、戸次庄左衛門の乱、明暦の大火といった幕府を揺るがす大事件の数々に手早く対応。
大事になる前に片付けることに成功している。
行政手腕に置いても超一流であり、藩政の基礎を固めた。
江戸幕府の鎖国体制が完成されたのも、信綱の手腕に依るところが大きいとされる。
その知恵と思考の速さは酒井忠勝をして「あれは人間と申すものではない」と評され、才幹は諸臣も皆認めるところであった。
しかし人望は薄く「才あれど徳なし」とも評されている。
これは政務に励むあまり、それ以外の物事に対して無頓着であった為ともいう。
最終更新:2020年03月26日 22:29