【元ネタ】江戸時代
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】田宮坊太郎
【性別】男性
【身長・体重】149cm・39kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A++ 魔力E 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B
恨み、怨念が溜まりやすい。
忘却補正:B
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
【固有スキル】
新陰流:A
柳生新陰流の奥義を修めている。
本スキルをAランク以上で有する者は、剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。
水月:B
柳生新陰流に於ける極意の一つ。
立ち向かふ その目をすぐに 緩むまじ これぞまことの 水月の影。
無刀取り:B
剣聖・上泉信綱が考案し、
柳生石舟斎が解明した奥義。たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。
紅顔の美少年:C
人を惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
対魔力スキルで完全回避が可能。
聞一知十:A
一を聞いて十を知る才の持ち主。
物事の一割ほどを知った時点で十割――すなわち完成図を把握できる。
戦闘などにも転用可能で、対峙する相手の挙動から意図を見切る。
【宝具】
『金比羅利生稚讎(こんぴらりしょうおさなかたきうち)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
己の生涯そのものが宝具に昇華されたもの。
金毘羅権現の加護により、アヴェンジャーが「必ず討つ」と決めた者に対し、必殺の状況を構築する因果操作宝具。
アヴェンジャーが何者かに対し「必ず殺す」と決意すると発動し、
それを可能とする良縁、奇縁が手繰り寄せられ、やがて対象が“必ずアヴェンジャーに斬殺される”状況が完成する。
ただし、対象を斬殺した後、アヴェンジャー自身が“病か自刃で死ぬ”状況も構築される。
なおアヴェンジャー自身はこの宝具の存在に気づいていない。
【解説】
江戸時代の剣客として伝えられる人物。名は田宮小太郎とも。
仇討物の主人公として知られるが、そのエピソードは信憑性が疑われており存在自体が創作ではないかとも言われる。
父は讃岐丸亀藩の生駒氏に仕え、田宮流の名人だった田宮源八郎。
彼は剣術に卓越した人物ではあったが、その腕を恐れた剣術師範役・堀源太左衛門の手により無礼討ちの名目で斬殺される。
坊太郎はその忘れ形見として生まれ、幼くして文武に優れた人物として可愛がられた。
しかし(誰の手によるかは伝承により差異はあれど)父が斬殺された事を知り、その仇討を志すようになる。
江戸に出た後に
柳生宗冬(別の人物が剣の師となる伝承もある)に師事して剣術を学び、新陰流の技を極めた坊太郎は、
徳川家光より仇討免状を受け取り、父の仇・堀源太左衛門を討ち果たしたという。
その後は諸侯からの招聘にも応じず、若くして病死したとも、仔細あって自刃したとも伝えられる。
最終更新:2020年03月28日 20:42