渡辺綱

【元ネタ】御伽草子
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】渡辺綱(わたなべ の つな)
【性別】男性
【身長・体重】165cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解除される。

【固有スキル】
直感:B
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

透化:B
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。

【宝具】
『髭切(ひげきり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 一条戻橋で茨木童子の腕を切った際、使用した刀。
 周囲に害意を持つ者が近づいた際に、獅子のような鳴き声を発しその危機を知らせる。
 その声は綱にしか聞こえず、敵が近付くほど声が大きくなる。
 この宝具は、相手の保有する神秘の格によって切断力が上昇し、
 特に鬼種などの幻想種に対しては、絶大的な威力を誇る。
 刀などの刀剣類と打ち合った際、対象の武器への破壊判定が発生する。

【解説】
武蔵国の住人で武蔵権介だった嵯峨源氏の源宛の子。摂津源氏の源満仲の娘婿である仁明源氏の源敦の養子となり、母方の里である摂津国西成郡渡辺に居住し、渡辺綱と称し、渡辺氏の祖となる。
摂津源氏の源頼光に仕え、頼光四天王の筆頭として剛勇で知られた。大江山の酒呑童子退治や、京都の一条戻り橋の上で鬼の腕を源氏の名刀「髭切りの太刀」で切り落とした逸話で有名。
その子孫は渡辺党と呼ばれ、内裏警護に従事する滝口武者として、また摂津国の武士団として住吉の海を本拠地として瀬戸内海の水軍を統轄し、源平の争乱から南北朝にかけて活躍した。九州の水軍松浦党の祖の松浦久もまた渡辺氏の出である。
先祖の源融は『源氏物語』の主人公の光源氏の実在モデルとされたが、綱も美男子として有名であった。
最終更新:2016年09月23日 13:51