小田氏治

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】間桐慎二
【真名】小田氏治
【性別】男性
【身長・体重】163m・54kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運EX 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、地方領主としてはBランクは破格といえる。

軍略:EX
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に不利な補正が与えられる。
 また、カリスマの「団体戦闘において、自軍の能力を向上させる」効果を無効にする。

仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。

【宝具】
『我が敗北は死に至らず』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 連戦連敗、必敗の戦国大名でありながらも戦国時代集結の時まで生き延び、天寿を全うした小田氏治の生涯の象徴。
 その能力は、小田氏治が敵に敗北したという結果の後に敵と対峙するという原因を導く、因果の逆転である。
 これによって小田氏治は敵と相対した時には既に敗北する事が決定しているが、その戦闘において致命傷を受ける事はない(受ける前に敗北する)。
 なお、この宝具は小田氏治の意思とは無関係に常時発動している。

【解説】
 戦国時代の大名、常陸小田氏の第15代当主。足利義澄(室町幕府第11代将軍)の甥に当たる。
 父の死に伴って14歳で家督を継ぐが、当時既に小田氏の衰退は始まっていた。
 当然、周囲の大名や豪族らがこれを見逃す筈もなく、侵攻を受けて所領を奪われる。
 その後も、鬼と恐れられた佐竹義重や、“軍神”上杉謙信らから攻撃を受けて所領や主城を奪われ、何とか奪還するもまた奪われて、を繰り返す。
 特に氏治は天才的な戦下手であり、地の利がある筈の自分の領地で負けたり、味方の方が数が多いのに負けたりと、敗北の連続であった。
 それでも何故か家臣や領民からは人気があったのか、勇将・菅谷政貞(所領や城奪還の功は主にこの人)は忠義を尽くして主君に仕え続け、
 領民も新領主ではなく落ち延びた氏治の元にわざわざ年貢を届けに行くなどしている。
 そうして佐竹氏との抗争を繰り返していたが、それに夢中になっていたばかりに、豊臣秀吉の小田原征伐において
「小田原攻めに参加しないばかりか豊臣方の佐竹氏に反旗を翻すとは何事か」と全ての所領を没収され、戦国大名としての小田氏は滅亡した。
 が、氏治は娘が結城秀康徳川家康の次男)の側室であった縁を利用して食客となり、1601年に天寿を全うしてこの世を去った。

 本来のクラスはライダーではなくトリックスター。
 そのクラスとして召還されたのなら、相手に勝利を約束するアンダードッグ、考えなしに敵に突っ込むシンプル・マインド、
 殺伐とした状況に颯爽と現れるコミックリリーフ、等、主人公を引き立てる脇役(サイドキック)として、無邪気かつ天真爛漫に振る舞うらしい。
最終更新:2016年09月24日 12:57