出雲振根

【元ネタ】日本神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】出雲振根
【性別】男性
【身長・体重】171cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
玉藻鎮石:EX
 武日照命が天より持ち込んだ出雲の至宝。
 飯入根により朝廷に献上され“水底の宝”と讃えられた鏡。
 崇神天皇の命により河内の地で祀られた神宝の中の神宝だが、
 アサシンは魔術的素養を持たないので使用不可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 武器を視認し、一定ターン以上のラーニングを終えた場合、
 その武器の見かけに遜色ない贋作を作成することができる。

【宝具】
『鋤身無しに憐れ』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 太刀替えの逸話による武器交換。
 『道具作成』スキルによって作成した対象の武器の贋作を、
 武器同士の接触の瞬間に置換して存在を入れ替える。
 置換される贋作は基本的に武器としての能力を持たないため、
 自分だけ真作の武器で戦闘を行える。
 が、所有権を奪うものではないため、一度戦闘から離脱されると効果はリセットされてしまう。
 また贋作も、担い手が外見上の差異を見つけらないほどの精度でなければ発動しない。

【解説】
 崇神天皇が出雲にある武日照命の伝えた神宝を見たいと使者を派遣した。
 当時出雲を支配していたのは振根という男だったが、筑紫に出かけていたため会えなかった。
 帰ってきた振根は、弟の飯入根が神宝を差し出したことを知り弟を殺すことにした。
 本物に見せかけた木刀を佩いで弟と水浴びをし、あがったところで弟の剣を手にとった。
 驚いた飯入根は兄の剣をとるが、木刀のため抜けず、なすすべなく討ち取られた。
 この話を飯入根の命を受けて実際に献上を行った飯入根の弟と子が朝廷に申し立て、
 吉備津彦と武渟川別が出雲振根を征服した。出雲ではこれを恐れて出雲大神をしばらく祀らなかった。

 日本書紀にあるこの太刀替えの逸話は、古事記において日本武尊が出雲健を殺す場面と起源を同じくすると思われる。
 なお宝具名は「さみなしにあはれ」。意訳で「刀身無いとかざまぁWWWW」。
最終更新:2016年09月24日 13:09