健磐龍命

【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】健磐龍命
【性別】男性
【身長・体重】199cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:A
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天照大神の直系であり、阿蘇山の神として神格化された。

心眼(偽):C
 第六感による危険回避。

魔力放出:A
 武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
 瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。

【宝具】
『阿蘇大明神炎(あそだいみょうじんえん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:100人
 阿蘇山の神、火山神としての神威。
 健磐龍命が自身の神性から引き出し運用する灼熱の聖炎。
 噴火の本質である猛火を解放することで、龍形の火炎が敵を蹂躙する。

『鬼八伝大弓(きはちでんおおゆみ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 往生岳から的石を狙った弓。
 射る目標対象を『的石』と同一視して“的”の属性を付与することで、
 対象への攻撃が軌道修正され、ある程度の誘導性が発揮される。
 大した強制力はないが、命中率とクリティカル率に相応の補正がかかる。

【Weapon】
『無銘・龍剣』
 龍の意匠の刻まれた健磐龍命の神剣。
 大鯰を切り殺した逸話から、魚属性を持つ対象へのダメージロールを有利に行える。

【解説】
 たけいわたつのみこと。阿蘇神社の主祭神。阿蘇神話の中心人物。
 神八井命の子で神武天皇の孫だが、元々は阿蘇山の神だったものを皇統に組み込んだものとされる。
 神武天皇による鎮西鎮護の命により九州に派遣され、日向を平定して高森の草部で后を娶る。
 外輪山を蹴破り、湖水をせき止めていた大鯰を斬り殺す(退かせたとも)と農業を伝え国を豊かにした。
 的石伝説によれば、命が的石に向かって矢を射るのを楽しみ、家臣の鬼八に放った矢を取りに行かせていた。
 しかしそれも100回目に達して鬼八も疲れ、足の指に挟んで矢を投げ返す。
 矢を足蹴にされ負傷までした命は怒り、鬼八の首を切り落としたが復活されたのでバラバラにして埋めた。
 鬼八は間際の呪詛に五穀への害を約束して死に、それ以後霜の害が出るようになった。
 御毛沼命が高千穂で退治した霜宮鬼八との関連性が示唆される。
最終更新:2016年09月25日 17:54