【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】平重盛
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
黄金律:C
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
宋の医王山に砂金を寄進して世に賞賛された。
神々の加護:C
危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
医王山の仏
神の加護であり、「生前は」父と一門の不幸を見ずに済んだ。
『平家納経』に加わっており、厳島大明神の加護も得ている。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
保元の乱の際、
源為朝を避けようとした父の判断に逆らい、強敵との戦いを選んだ。
板挟み:B
心身の疲労を抱えながら、調停役を務めていた英霊のスキル。
会話時にその場の空気が破局に向かわないよう押しとどめるが、気力・体力を消耗する。
【宝具】
『六波羅教訓状(ろくはらきょうくんじょう)』
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
セイバーは、後白河院と衝突寸前に陥った父に対し「忠ならんと欲すれば孝ならず、
孝ならんと欲すれば忠ならず」と板挟みの感情を吐露し、私ではなく「世の為、人の為」に、
君の為、民の為に生きてこそ果報もめでたいと父を説得、後世に伝わる名場面となった。
真名開放後、セイバーは私的動機で戦う程弱くなり、公的動機で戦う程強くなる。
加えて敵対する陣営を除き、動植物を含む国内の全てが相次いでセイバーの味方となり、
加護や魔力の供給などの形で援助を行うようになる。
【Weapon】
『太刀・小烏丸』
天照大神に由来する、平家重代の名宝。
『鎧・唐皮』
不動明王に由来する、平家重代の名宝。
セイバーが装備した際、矢は当たれど貫通しなかったという。
『無銘・馬』
『平家物語』に登場する、全十二頭の名馬。
【解説】
平清盛の長男(1138~1179)。内大臣となり、小松内大臣、灯篭大臣等と称された。
保元・平治の乱で活躍し、平治の乱では「年号は平治、都は平安、我等は平氏」と三事相応する吉祥ありと兵を鼓舞し、勝利を収めたと伝えられる。
その後は平家一門と共に順調に昇進を重ねたが、『平家物語』では一門の良心であるとされ、軍記物では知勇兼備の名将扱いされている。
一方で、いわゆる「殿下乗合事件」では一般に清盛の意向とされる事件を、
福原に父がいる間にセイバーが命じていたらしく、向こう見ずな気性の荒さも伺えるが、
義兄弟である藤原成親が変事に巻き込まれた際には助命嘆願に奔走し、
受け入れられないと見るや抗議して左大将を返上するなど、良くも悪くも政治より情が立つ人であったらしい。
何かと心細やかであったことは複数の公家が記録しており、全くの創作ではない。
最後は自らの命と引き換えに父の命を延べることを祈願し、先んじて病没した。
父と後白河院の対立を抑えたことで「日本三忠臣」に数えられている。
最終更新:2016年09月27日 19:02