武振熊命

【元ネタ】日本神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】武振熊命
【性別】男性
【身長・体重】195cm・82kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を半減させる能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『皇子鎮圧・鬼神掣肘(タケフルクマ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
 虚報による忍熊王軍武装解除の軍略と、
 多数の武器を持つ両面宿儺を組み伏せた逸話がミックスされた宝具。
 武器・武装の類を強制的に霊体化させる。強制可能時間は対象の神秘に反比例する。
 効果は敵味方自身問わず作用するが、
 弓の弦のみ、など“武装”としての体をなさないモノには効果が及ばない。
 神秘で上回られるモノでも相応に存在の一時的凋落を図れるが、
 あまりに格が違う場合は効果が弾かれる。
 なお、この宝具は戦闘フェイズ中に発動できない。

【Weapon】
『無銘・剣』
 両面宿儺の首をはねた太刀。
 鬼属性を持つ英雄には追加ダメージを与える。

【解説】
 難波根子建振熊。浪速根子武振熊。なにわねこたけふるくま。
 神功皇后に使えた将軍であり、三韓征伐から帰還すると、
 誉田別命に皇位を奪われるのを恐れて立ち向かった忍熊皇子軍を打ち倒した。
 仁徳天皇の時代には飛騨の怪物・両面宿儺を退治している。
 仲哀天皇の頃から従軍していると考えると、200に迫る高齢のはずであるが、
 大岩や大木を四本腕で投げつけ付ける両面宿儺と戦い、
 最後は一騎打ちで組み伏せた。武振熊命はスクナの武勇を讃え降伏を進めたが、
 スクナは抗命を嫌い首をはねさせたという。和珥氏の祖。
最終更新:2016年09月27日 19:11