小島弥太郎

【元ネタ】史実・日本史
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】小島弥太郎
【性別】男性
【身長・体重】186cm・90kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

無窮の武練:B
 「鬼小島」と恐れられるほどに強力無双の豪傑として名を馳せたことで得たスキル。
 いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。

【宝具】
『手練の槍業』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:20人
 自らを一騎当千の士と呼ぶほどに卓越した槍術。
 一時的に魔力で身体能力をブーストして攻撃を行う超高速の連撃。万全の状態であれば連撃数は最大16。
 超高速であると同時に尋常ならざる武の技術を持っているため、初見では見抜かれにくい。
 猫ヵ瀬夜合戦において、無双の手の内、手錬の手本で、即時に十六騎を突きとめ、
 清野常陸の主従九騎を秘術を尽す槍の早業、早速の働きで残らず討ち取った逸話によるもの。

【Weapon】
『無銘・槍』
 弥太郎の墓地がある龍隠院には薙刀が納められているが、槍の名手とされる。

【解説】
 戦国時代の武将。上杉謙信の側近。越後の鬼。鬼小島弥太郎。
 背丈は6尺2寸(186cm)でその力は30人力であったといわれている。
 実在したかどうか怪しい人物であるため、逸話に関しては諸説ある。
 最も有名な死因は、弥太郎が破った広瀬十郎の子の敵討ちで負傷し自決、である。
 また、第4次川中島の戦いで深手を負った弥太郎が 春日山城への帰陣にて謙信と共に千曲川を渡ったのち、
 鬼ヶ峰(飯山市小佐原)で自害したとの説もある。
 足利義輝が飼っている大猿を部下にけしかけて遊んでいたのを見かねて猿を懲らしめたり、
 武田家に使者として赴いた際に武田信玄が弥太郎を試すため放った猛犬に腕を噛まれたが、
 これを一切意に介さず口上を述べ、使者としての使命を果たした後に庭に犬を叩きつけて殺害したなどの逸話がある。
 甲越信戦録では意地むさい大酒呑みで「俺は強いんだし何しても許されるだろう」という発想の下、酒の肴とするために御禁制の鴨を堀で乱獲したり、
 出陣の際にみな着飾って身支度を整える中、武具は戦場で奪えばよいと言って戦の準備をせず酒を飲んでばかりいて、甲斐甲斐しく弥太郎に尽くす妻を泣かせるなどスーパーDQNであった。
 その時に妻が「今日の身と 見るに涙の 増す鏡 褻(な)れにし影を 人に語るな (今の我が身を見るにつけても、悲しく涙が増すばかりです。このような悲しい惨めな容姿をどうか人に語らないで下さい)」という歌を詠み
 謙信がこれにとても感動し 「汝が日頃の行跡は不届きだが、妻が貞節不便なことよ。彼女が詠んだ歌に予は落涙させられた。これがゆえ、予が着替えの鎧、冑、馬までお前に贈ろうぞ」と武具を揃えて与えた。
 そこでようやく弥太郎は急ぎ姿を改め、厳めしげに着飾って、妻の待つ家に帰った。
 実際、そういった蛮行が憎まれながらもなんとか許されてしまうほどの力量を持っていたようだ。
 また、酒呑童子が出生した里・国上の生まれであるとされ、謙信と初めて出会ったときには「鬼のようなその強力、もしや酒呑童子の末孫かもしれぬな。」と言わせた。
 甲越信戦録は創作なのでめちゃくちゃな内容が多い。
 猛犬退治では軽く押さえつけただけで犬が死んだり、人間に敵う者はいないとされたほどの大猿が木刀を持って突然襲いかかってきても扇子だけで退治するなどである。
 おそらく、犬を叩きつけて殺すなど、少し表現が現実的になっている話は甲越信戦録を弄ったものと思われる。
 しかし、こういった豪快な逸話がある一方で、山県昌景が弥太郎との一騎討ちの最中、武田信玄の嫡男・義信が窮地に陥るのを見て、
 弥太郎に「主君の御曹司の窮地を救いたい為、勝負を預けたい」と願い出たところ、弥太郎が快諾し、
 山県昌景がその恩義受けて弥太郎の事を「花も実もある武士であることよ。鬼小島とは誰が名づけたものか。」と賞賛した逸話もある。

 犬猿鴨と狩りまくってるしきっと本来のクラスはモンスターハンター。
 これでも必死に考えたんだからナインライブズとか蛇とか言わないで。
最終更新:2016年09月27日 19:34