【元ネタ】史実+日本書紀etc
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】物部守屋
【性別】男性
【身長・体重】162cm・73kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
神性:E
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
饒速日命の末裔である。
信仰の加護:B
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
千里眼:D
視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
【宝具】
『神々臨射如雨(かみがみにのぞみあめのごとくいん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~70 最大捕捉:600人
守屋山に眠る諏訪神の弓矢を掌中に召喚し行使する。
これは衣摺での奮闘、廃仏の寺焼き、諏訪との関わりの逸話がミックスされた宝具であり、
信仰を脅かす蕃神に対抗しようとした土着の神々の援助を受けて抜群に燃費が良い。
放たれた矢は分裂によって膨大な攻撃となり、着弾した矢の爆発炎上によって破壊範囲をさらに増す。
その炎上拡大する火炎は『異種排斥』の概念に基いた強烈な保守性を持っており、
“神々”と親和性を持たない、例えば“仏”や“唯一神”などの概念に対して絶対性を発揮する。
三度に渡って
聖徳太子と
蘇我馬子を退けた、古々しき神々の神威の具現。
『萩野神悪禽(はぎののかみのあしきとり)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0 最大捕捉:1000人
四天王寺を祟り襲ったという幾千もの鳥。
霊核の分裂によって、自らの分身である『悪禽』を使い魔として生むことができる。
物部守屋の怨霊としての側面の具現である。
【Weapon】
『悪禽』
啄木鳥のような姿をした鳥の魔物。
防壁破壊スキルを持ち、結界や工房などの魔術的陣地の攻略を最も得意とする。
【解説】
物部守屋大連。弓削大連。飛鳥時代の豪族。萩野大明神。
排仏派として蘇我馬子と敵対し、穴穂部皇子の下で三輪逆を殺すなど暗躍していったが、
用明天皇崩御に乗じて穴穂部、宅部の2皇子を殺されると、皇族や諸豪族と結託した馬子に討伐された。
その戦いの際には自宅の榎に登って雨の如く射掛け、兵も強壮で討伐軍は3度を退却を迫られた。
結局は太子と馬子の祈願と
迹見赤檮の矢によって敗死したが、
死後悪禽(啄木鳥)となって四天王寺を襲った、落ち延び「萩生翁」と自称したなどの伝説が残り、
また名称の音の一致や神話的混同を受け、諏訪の洩矢神と同一視もされる。
最終更新:2016年09月28日 21:41