【元ネタ】日本書紀+先代旧事本紀+南総里見八犬伝
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】甕襲
【性別】男性
【身長・体重】164cm・61kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない
【固有スキル】
道具作成:C-
魔力を帯びた器具を作成できる。
勾玉や甕などの日本独特の呪物作成に特化している。
神性:―
神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
明確な逸話こそ無いが、
天津甕星縁の人物であると伝えられる。
しかし現在は退化しており、その適正は零に近い。
【宝具】
『腸を抉りて、玉を掲げよ(はらわたをえぐりて、ぎょくをかかげよ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
英霊犬・足往による吶喊攻撃。
狢を倒し、体内の勾玉を抉り取った逸話の具現。
足往の魔力を増幅し強化された膂力をもって対象に喰らいつく。
この攻撃によって一定以上ダメージを与えた場合、
足往は攻撃対象の霊核などの相手の核を強奪する。
何らかの理由で対象の体内に核が存在しない場合、この強奪は発生しない。
『魂を喰らい、星と化せ(たまをくらい、ほしとかせ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:2人
宝具『甕襲勾魂』による特殊強化。
ライダーに秘められた星神としての神性の解放。強すぎる神の力は本人すらも蝕む。
ライダーおよび足往の全ステータスをワンランクアップさせる他、
ライダーに「神性:C」を付加し、足往を魔獣ランクの獣とする。
最大30ターン持続するが、その間ライダーと足往はターンの終了時にHPが減少する。
【Weapon】
『足往(あゆき)』
ライダーの飼う大山犬。
本来はギリギリ野獣ランクに届く獣であるが、
ライダーが呪物を身につけさせることによって強化している。
『魂を喰らい、星と化せ』で魔獣化した場合でも、ライダーの制御を離れることは無い。
『甕襲勾魂(みかそのまがたま)』
狢の体内から出てきた勾玉。Bランク宝具。
呪術の媒体として破格の性能を持つ。
ライダーではその真の力を引き出すことは出来ず、
『魂を喰らい、星と化せ』の媒体としての使用しか出来ない。
【解説】
日本書紀に登場する丹波国桑田郡の人。
僅か一文にしか登場せず、概略は以下の通り。
「
垂仁天皇の頃、甕襲の家には足往(あゆき)という名の犬がいた。
この犬は山の獣のむじなを食い殺した所、
腹の中から大きな勾玉が出てきたので、それを石上神宮に献上した。」
献上した勾玉は『南総里見八犬伝』において風を操る力を秘めるものとされる。
“襲”と言う字は“地方の土着民族”であることを示す言葉であり、
甕襲もまたそうであると推察される。
その名前より勾玉作りとも縁深い“天津甕星”との関連性が示唆されることもある。
最終更新:2016年09月29日 18:41