【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マルクス・アウレリウス・アントニヌス(ヘリオガバルス)
【性別】男
【身長・体重】155cm・44kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として、有利な陣地を作成する技能。
”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
儀式に用いる道具を作成できる。
【固有スキル】
皇帝特権:D
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、
カリスマ、軍略、等。
変装:D
変装の技術。
Dランクなら、親しい者でも性別を騙し通せるレベルで変装できる。
祈願:E
神や精霊などへの嘆願という原始宗教系の魔術体系。
祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使できるかもしれない。
マゾヒスト:D
苦痛を快楽に置き換えて楽しむ性的嗜好。
欲望に身を任せることで恐慌や畏怖を無効化するが
戦闘中の状況判断に悪影響を及ぼす。
キャスターが好意を寄せる相手の攻撃に対してのみ発動する。
【宝具】
『溺没せしむ紅華の瀑布(ローゼス・オブ・ヘリオガバルス)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:40人
宴の招待客の頭上に薔薇の山を落として窒息死するのを楽しんだという逸話の具現。
相手の敏捷を引き下げる効果を持つ薔薇の花をレンジ内に降り注がせる。
戦闘以外の局面においても、キャスターは自身を美しく演出するためにこの宝具を多用している。
ちなみに逸話の真相については、キャスター本人曰く「あれは不幸な事故だった」とのこと。
『光輝糾合す太陽神殿(ヘリオガバリウム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1人
キャスターの陣地であり、自らが祭司長を務める太陽神エルガバルを神々の支配者とすべく建立した大神殿。
エルガバルの神体である黒曜石を中核に形成され、キャスターの全ステータスを2ランクアップさせる。
また、ウェスタの聖炎やアンキレーといったローマ中の神殿からかき集めた宝具が納められており、
本来キャスターはそれらの使い手ではないが、最高神の名代の権限によりランクが1つ下がった状態でそれらを使用できる。
【解説】
ローマ帝国史に燦然と悪名輝く変態男の娘皇帝。
太陽神エルガバルの祭司の家に生まれるが、母方が皇帝の血を引いており先々帝
カラカラの従姉妹の息子にあたる。
だが、母と祖母が彼をカラカラの落胤であると主張して軍を掌握し、カラカラを殺した簒奪者マクリヌスを倒して14歳で即位する。
しかし、女神ウェスタの巫女を辱め、エルガバルをユピテルをも超える最高神に据えようとするなどの神々への冒涜、
化粧の上に女装し、屈強な男に犯されるのを楽しむ性的倒錯(雄々しくあるべき皇帝が女役をやるなどもってのほか)、
町の娼館で男娼として客を取り、果ては宮殿に客を呼び込んで売春宿にするといった淫蕩、
これらの愚行によって人心が離れ、ついには祖母による廃位計画が企てられる。
後継者として担がれたアレクサンデル・セウェルスを幽閉し、計画を阻止しようとするが失敗。
最終的に18歳の若さで処刑され、死体はティベレ河に捨てられた。
数々の変態行為で皇帝の権威を傷つけたことから、後世の史家にはネロや
カリグラを差し置いてローマ史上最悪の皇帝と評される。
しかし、男性の妻として結婚する、去勢を試みるなどの行動は、彼が単なる変態でなく性同一性障害者だった可能性を匂わせる。
中性的な美少年で、女装していると女にしか見えない。
マスターが男だったら誘惑し、女の場合は腐らせる。
生意気でマスターの言うことを聞かず、戦闘時も敵サーヴァントやマスターに求愛しだすなど非常に扱いが面倒。
だが、攻略が進めば「ご主人様」と呼んで甘えてくるようになる。
ちなみに、聖杯への願いは「女になりたい」。
最終更新:2016年09月29日 18:45