概要
建設途中で放棄されたコロニーの周囲に形成されたエリアAUの都市「アルテミア」に本社を置く企業。
エリアEUに開発拠点として支社を置いており、協力機関ウーメオ研究所の高い技術力を取り入れている。
徽章
歴史
第一世代
クーガー旧型をライセンス生産し、主にエリアAU防衛軍に供給していた。
第二世代
エリアAUに無人防術機の大群が来襲。
エリアAU防衛軍とNE私兵軍はかろうじてこれを撃退するも、防術機部隊は甚大な被害を受ける。
エリアAU防衛軍とNE社は「X-V計画」を策定し、独自の第二世代防術機「ヴェスタ」および「ヴィクテス」を開発する。
生産性の高い両機はエリアEUに輸出され、NE社はエリアEUのストックホルムに支社を設立する。
第三世代
ヴィクテスの生産が軌道に乗った時点で、世界では第三世代機が主流になりつつあった。
しかしFユニットの装備を前提とする第三世代機は運用が難しく、前線ではシンプルな第二世代機が好まれたため、
NE社は新たな機体の開発を行わなかった。
ただし第三世代機の運用試験のため、SEITA社製の第三世代防術機「五月雨」のNE仕様が少数生産されている。
また、ノーブルファー研究所で「ヴィクテス」を元にした実験機「ヴィオレットⅠ」が製造された。
第四世代
SEITA社製の第四世代防術機「フレイヤ」の登場を受けて、NE社は独自の第四世代機の開発を始めた。
ノーブルファー本社で開発されたヴィオレットⅡおよびⅢとストックホルム支社で開発されたヒュペルボレアの間で開発競争が行われるが、
最終的にヒュペルボレアに軍配が上がり、ストックホルム支社に開発リソースが集中するようになる。
第五世代
技術的に不可能と判断され、第五世代機は製造されなかった。
第六世代
活動が停滞していたとされる。
第七世代初期
透明パーツを多用したヒロイックな機体が作られた。
トバルカインの完成後、ノーブルファーグループ総帥はNE社の防術機部門を
Zerict Alchemyに売却。売却された部門は「Noblefir Electronics TDM Architect」と名付けられた。
現在
防術機
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第二世代 |
プロトヴェスタ
種別
軽量機(第二世代)※未認証
機体データ
NO DATA
解説
NE社初の防術機。
公開されていた素体データを元に開発された実験機である。
NE社の全ての第二世代防術機の原型となった機体。
ヴェスタM(ミリタス)
画像
種別
軽量機(第二世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1174
ENERGY(エネルギー容量):31
地上移動速度:約200km/h
空中移動速度:約390km/h
武装:
通常型マシンガン軽量級仕様×1
エネルギーシールド×1
解説
プロトヴェスタの量産型であり、認証を受けて初めて実戦に投入された機体。
生産性を高めるため、直線的なフォルムで構成されているのが特徴。
行動不能時に乗員が脱出できるよう、上部に大型のハッチが設けられている。
ダウンロード
ヴィクテスS(ソード)
画像
種別
中量機(第二世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1395
ENERGY(エネルギー容量):41
地上移動速度:約140km/h
空中移動速度:約310km/h
武装:
通常型マシンガン×1
ビームダガー×1
エネルギーシールド×1
解説
装甲火力ともに不足気味な軽量機ヴェスタMを中量機に発展させた機体。
ヴェスタMとパーツの互換性が高く、NE私兵軍の主力として使用されている。
第三世代機が続々と登場する中で開発されたため、時代遅れであると非難する声もある。
ダウンロード
ヴィオレットⅠ
種別
中量機(第二世代)※未認証
機体データ
NO DATA
解説
第二世代機の限界を超えた性能を有する実験機。
ヴィクテスを元に開発されたが、当時の防術機の水準に照らして認証は不可能であると判断されたため、コロニー「ノーブルファー」の研究施設に封印されていた。
しかし第三・第四世代機の普及や新たな企業の参入に伴って激化する防術機開発競争の中で日の目を見ることとなる。
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第三世代 |
グリズリーM(モーター)
画像
種別
重量機(第三世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):2048
ENERGY(エネルギー容量):58
地上移動速度:約245km/h
武装:
アームマシンガン(C2B2)×2
Fユニット「VGF-01モーター」追加武装:
連装ミサイル×1
ヴィンター155mm榴弾砲×1
解説
機動性重視の第四世代機ヒュペルボレア・シリーズを補うために開発された第三世代機。
飛行能力を持たず、胴体を旋回させることで全周囲への射撃が可能であるなど、通常の防術機とはかなり異なる特性を持つ。
また砲撃支援用Fユニット「ヴィンターC」の装備を前提としており、榴弾砲を有効に活用するための自動照準システム「カリス」を搭載している。
NE社では「ガチタン」の愛称で親しまれているらしい。
グリズリーB(ビーマー)
画像
種別
重量機(第三世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):2049
ENERGY(エネルギー容量):60
地上移動速度:約245km/h
武装:
アームマシンガン(C2B2)×2
Fユニット「VGF-02ビーマー」追加武装:
連装ミサイル×1
ヴィンター120mmビームランチャー×1
解説
グリズリーMのFユニットを換装し、榴弾砲の代わりにビームランチャーを装備した機体。
自動照準システム「カリス」の開発者であるルナ・ゲノン博士の提案により開発され、戦闘試験で予想外の強さを発揮したため量産が決定した。
「カリス」の補助によりヒュペルボレアを使いこなすことが出来ないパイロットを活用することが可能になり、NE社の戦力の大幅な向上につながったと言われる。
グリズリーA(ヘルグリズリー)
種別
重量機(第三世代)
機体データ
NO DATA
解説
ゲノン博士が開発した完全自律型AI「アルカルフ」の実験機。
グリズリーBの元となった機体であり、同じFユニットを装備している。
開発中にエリアJP周辺で活動するテロ組織に奪取され、GAIDA風の塗装を施された本機はヘルグリズリーと呼ばれた。
しかしテロ組織による奪取があまりにスムーズに行われたことから、NE社に内通者がいたのではないかと噂される。
また本機がエリアJPの防術機と交戦した際のデータがグリズリーBの開発に利用されたとも言われている。
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第四世代 |
ヴィオレットⅡ
画像
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1777
ENERGY(エネルギー容量):58
地上移動速度:約230km/h
空中移動速度:約330km/h
武装:
C3B15機関砲×1
ビームランス×1
誘導ミサイル×2
エネルギーシールド×1
解説
SEITA社の新型第四世代防術機「フレイヤ」の登場はNE社の経営陣に衝撃を与えた。
加速する防術機開発競争に乗り遅れまいと、NE社は独自の第四世代機の開発を決定したのである。
しかしフレイヤの解析を行ったところ、この機体に対抗しうる防術機の開発には多大な時間と労力がかかると判断された。
そこで新たな第四世代機の開発までの「つなぎ」として、研究施設に封印されていた第二世代機ヴィオレットに白羽の矢が立ったのである。
最低限の改良を施して第四世代機となった本機だが、他の第四世代機との性能差は歴然としてあり、
後継機ヒュペルボレアの配備が進むと早々に退役した。
ダウンロード
ヴィオレットⅢ
画像
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1796
ENERGY(エネルギー容量):53
地上移動速度:約225km/h
空中移動速度:約325km/h
武装:
C3B9機関砲×1
ビームランス×1
誘導ミサイル×2
解説
ヒュペルボレアの開発によって多額の予算を手にしたストックホルム支社の存在を快く思わないノーブルファー本社の技術者たちが、
ヴィオレットⅡを本格的な第四世代機とすべく魔改造した機体。
ホバー移動により第四世代機並みの機動能力を獲得したが、フレイヤやアーバレストとの模擬戦闘で設計の無理が露呈し、
データを踏まえて数度の改修を試みたものの、量産は見送られた。
その後、開発に携わった技術者とテストパイロットは本機とともにシドニー支社に送られたという。
ダウンロード
プロト・H
種別
中量機(第四世代)※未認証
機体データ
NO DATA
解説
エリアEUのウーメオ研究所で開発された第四世代防術機ヒュペルボレアのプロトタイプ。
SEITA社製の第四世代機用素体が元になっているが、ブースター配置などに独自の改良が加えられており、
同じ素体から開発されたフレイヤと比較するとスマートなフォルムとなっている。
表向きは対GAIDA用決戦兵器とされているが、第四世代機の登場によって崩れた企業間のパワーバランスを回復することが真の目的である。
未認証機体ではあるものの、SEITA本社にGAIDAが襲来した際に援軍として派遣され活躍した。
ヒュペルボレアA/B/ST
画像
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1989
ENERGY(エネルギー容量):38
地上移動速度:約285km/h
空中移動速度:約335km/h
武装:
C3B9機関砲×1
シールド内蔵式連装ビームパイル×1
シールド内蔵式連装ミサイル×1
解説
プロト・Hを認証用にダウングレードした高機動型防術機。
SEITA社製のフレイヤなどに対抗するために建造された、NE社の新たな主力防術機である。
左腕のシールドは防御用というよりウェポンベイであり、火力を重視した設計思想が窺える。
先行量産型のA型と機動性を向上させたB型、更にB型に単純な火器管制システムを搭載したST型が存在する。
デザインが比較的シンプルなため、コストが低くカスタマイズ性が高いのが特徴。
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ヒュペルボレアRC(ローゼカスタム)
画像
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1998
ENERGY(エネルギー容量):37
地上移動速度:約285km/h
空中移動速度:約335km/h
武装:
コンポジットライフル(C4B4+C1B6)×1
シールド内蔵式連装ビームパイル×1
解説
ヒュペルボレアSTの武装構成を変更したバリエーション機。
自動制御システム開発の実験機として使用されている。
カラーリングはパイロットの希望により、赤を基調に彩られている。
ブリッツフォーゲル(先行試作量産型)
画像
人型形態
飛行形態
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1689
ENERGY(エネルギー容量):20
地上移動速度:約140km/h
空中移動速度:約250km/h
空中移動速度(飛行形態):約265km/h
武装:
CBS-221ガンブレード×2
肩部ミサイルランチャー×2
解説
ヒュペル・フレームを元に開発された、NE社初の可変防術機。
偵察・輸送を主任務としており、戦闘力は控えめ。
グリズリーのような戦略機動性の低い重量機と組み合わせて運用することで真価を発揮する。
自動照準システムを試験的に搭載しているが、使い勝手はあまり良くない。
ヒュペルノワール
画像
種別
中量機(第四世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):1747
ENERGY(エネルギー容量):65
地上移動速度:約340km/h
空中移動速度:約340km/h
武装:
C3B9機関砲×1
シールド内蔵式連装ビームカッター×1
シールド内蔵式連装ミサイル×1
解説
ヒュペルボレアを元に開発された高速機。
偵察や特殊任務を目的としており、ヒュペルボレアに比べて操縦の難しい機体となっている。
社長直属の暗殺部隊で使用されているという噂がある。
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第七世代 |
アズラエルC/M
画像
※画像はC型
種別
自由型(第七世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):986
ENERGY(エネルギー容量):55
地上移動速度:約180km/h
武装:
ビームガトリング銃「ソロモンC5」×1
戦鎌「ザバーニーヤ」×1
ミサイルユニット「ゾーハル」×1
解説
一切の開発データが謎に包まれた機体。
禍々しい鎌と光背のようなミサイルユニットが特徴。
試作型のC型と量産型のM型が存在する。
ダウンロード
トバルカインD
画像
種別
中量型(第七世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):751
ENERGY(エネルギー容量):38
地上移動速度:約190km/h
武装:
ビームアサルトライフル「ヤキンC6B6」×1
ビームシールド「ボアズ」×1
背部ミサイルユニット「セラフィックフェザー」×1
脚部ビームパイル「ルミナスエッジ」×2
解説
ウーメオ研究所が開発した、NETA社の新型主力防術機のプロトタイプ。
アズラエルのフレーム構造を元に、より扱いやすい機体として設計された。
高出力のアストラルリアクターを搭載し、ビーム兵器を多数使用することができる。
どのような戦局にも対応できる汎用性が持ち味。
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ヴォルンドル
画像
種別
中量型(第七世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):751
ENERGY(エネルギー容量):38
地上移動速度:約190km/h
武装:
ビームアサルトライフル「ヤキンC6B6」×1
ビームシールド「ボアズ改」×1
背部ミサイルユニット「セラフィックフェザー」×1
脚部ビームパイル「ルミナスエッジ改」×2
解説
トバルカインを元にウーメオ研究所が開発した、NETA社の新型主力防術機。
トバルカインとの差異は動力機関、カラーリングおよび一部の外装を簡略化したのみである。
カノーネンヴォルン
画像
種別
支援型(第七世代)
機体データ
HEALTH(耐久力):503
ENERGY(エネルギー容量):38
地上移動速度:約150km/h
武装:
対防術機戦車砲「ヴィントストラ」×1
背部ミサイルユニット「セラフィックフェザーW」×1
解説
ヴォルンドルの砲撃戦仕様改修機。
支援機のスタンダードを目指して開発された。
高度な自動制御機構により、ストレスなく砲撃形態に移行することが可能。
ダウンロード
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最終更新:2021年10月12日 08:43